macOSのスマートリスト活用ガイド:連絡先管理を効率化する方法

連絡先の数が増えてくると、その管理は面倒どころかストレスに感じることもあります。しかし、Apple純正の「連絡先」アプリを使えば、すべての連絡先をひとつの場所にきちんと整理できます。並べ替えや編集に役立つ機能も豊富に用意されており、そのひとつが「スマートリスト」です。
スマートリストを活用すれば、役職、勤務先、所在地といった特定の条件をもとに、連絡先を簡単にグループ分けできます。本記事では、この機能の使い方を詳しく解説し、連絡先管理をより素早く、手間なく行う方法をご紹介します。
スマートリストとは?
「スマートリスト」という名前に聞き覚えがある方もいるかもしれません。以前は「スマートグループ」と呼ばれていた機能で、2007年にMac OS X Leopard(10.5)とともにアドレスブックの機能として登場しました。
2020年のmacOS Big Surで名称が変更されましたが、基本的な仕組みは変わりません。スマートリストでは、連絡先カードに登録したさまざまな項目や条件をもとに、連絡先のリスト(グループ)を作成できます。たとえば、特定の会社に勤務している連絡先だけをまとめたスマートリストを作る、といった使い方が可能です。
ただし、スマートリストを通常のリストと混同しないよう注意が必要です。通常のリストと違い、スマートリストは設定した条件に基づいて自動的に更新されるため、新しい連絡先を追加しても手動でグループに入れ直す必要がありません。また、通常のリストは1つの条件でしか作成できませんが、スマートリストは複数の条件を組み合わせられる点も大きな違いです。
なお、Appleの他のアプリにも似た機能があります。たとえば「リマインダー」アプリには、カスタムスマートリストが用意されています。
スマートリストの作成方法
スマートリストを作成する前に、連絡先の同期や追加、既存の連絡先カードへの項目入力が必要になる場合があります。準備が整ったら、以下の手順に従ってください。
- DockまたはLaunchpadから「連絡先」アプリを起動します。
- メニューバーの「ファイル」をクリックし、ドロップダウンメニューから「新規スマートリスト」を選択します。
- スマートリストの名前と、検索(または除外)したい情報を指定する画面が表示されます。
- 複数の条件を指定する場合は、「次の条件のうち いずれか/すべて に一致するカードを含む」の部分で「いずれか」か「すべて」を選択するのを忘れないようにしましょう。
- 設定が完了したら「OK」をクリックします。作成したリストは、連絡先アプリ左側のサイドバーにある「スマートリスト」セクションに表示されます。
スマートリストの管理・編集方法
最初のスマートリストを作成したら、あとから条件を追加したり、名前を変更したりすることもできます。手順は以下の通りです。
- 連絡先アプリの左側サイドバーで、編集したいスマートリストを見つけます。
- スマートリストをControlキーを押しながらクリック(または右クリック)し、コンテキストメニューを開きます。
- 「スマートリストを編集」を選択すると、新規作成時と同じ設定ウィンドウが開きます。
- 必要に応じて条件を変更し、「OK」をクリックします。
スマートリストを削除したい場合は、左側サイドバーで該当するスマートリストを選択し、キーボードのdeleteキーを押します。確認ダイアログが表示されたら、再度「削除」をクリックしてください。うっかり必要なスマートリストを削除してしまっても、Command+Zを押せば元に戻せるので安心です。
まとめ
スマートリストは、連絡先のグループ化をぐっと簡単にしてくれる便利な機能です。この機能を活用すれば、目的の連絡先をすばやく見つけられるだけでなく、追加した連絡先が自動的に反映されるグループとして効率的に管理できます。
幸い、Appleはスマートリストをほんの数ステップで設定・利用できるようにしています。一括メールの送信でも、単なる連絡先の整理でも、スマートリストを使えば大幅な時間の節約につながるでしょう。
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