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Macの「すぐに削除」機能を徹底解説!使い方・復元方法・トラブル対処法

Macの「すぐに削除」機能を徹底解説!使い方・復元方法・トラブル対処法

Macユーザーのほとんどは「ゴミ箱」の存在をご存じでしょう。削除したファイルは、完全に消去される前に一旦このフォルダへ移動します。しかし、実はもっと手軽にファイルを完全消去できる方法があるのです。それがMacの「すぐに削除(Delete Immediately)」機能です。

本記事では、「すぐに削除」機能の使い方、ゴミ箱との違い、誤って削除してしまったファイルの復元方法、そしてMacでよく発生する厄介な問題の解決策まで、わかりやすくご紹介します。

Macの「すぐに削除」とは?

Macの「すぐに削除」オプションは、ゴミ箱を経由せずにファイルやフォルダを直接削除できる機能です。2015年にリリースされたOS X El Capitan(OS X 10.11)で初めて搭載され、以降のすべてのmacOSバージョンでも利用可能です。

通常、ファイルを削除するとゴミ箱に移動し、その後ゴミ箱を空にすることで完全に削除されます。一方「すぐに削除」は、この工程をスキップしてファイルを瞬時に消去します。大量のファイルを効率よく処理したい場合などに便利な機能です。

「すぐに削除」には、以下の3つのアクセス方法があります。

方法1:キーボードショートカットを使う

  1. まず、削除したいファイルを選択します。Macの「すぐに削除」機能を徹底解説!使い方・復元方法・トラブル対処法
  2. キーボードショートカット「Command + Option + Delete」を押します。
  3. 確認画面が表示されるので、「削除」または「キャンセル」を選択します。Macの「すぐに削除」機能を徹底解説!使い方・復元方法・トラブル対処法

方法2:メニューバーから操作する

  1. ファイルを選択し、メニューバーの「ファイル」をクリックします。
  2. 最初は「すぐに削除」という項目が見つかりません(左画像)。「Option」キーを押し続けると、「ゴミ箱に入れる」の位置に「すぐに削除」が表示されます(右画像)。
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  3. 「すぐに削除」を選択すると、削除またはキャンセルを選べます。Macの「すぐに削除」機能を徹底解説!使い方・復元方法・トラブル対処法

方法3:ゴミ箱から操作する

  1. ゴミ箱を開き、対象のファイルを選択します。Macの「すぐに削除」機能を徹底解説!使い方・復元方法・トラブル対処法
  2. ファイルを右クリックし、「すぐに削除」を選びます。Macの「すぐに削除」機能を徹底解説!使い方・復元方法・トラブル対処法
  3. ファイルを削除するか、操作をキャンセルします。Macの「すぐに削除」機能を徹底解説!使い方・復元方法・トラブル対処法

「すぐに削除」と「ゴミ箱を空にする」の違い

通常どおりファイルを削除すると、そのファイルはゴミ箱に移動し、その後ゴミ箱を空にすることで完全に削除されます。

では、「すぐに削除」と「ゴミ箱を空にする」にはどんな違いがあるのでしょうか。正直に言えば、大きな違いはありません。どちらも最終的には同じ結果になります。

唯一の実質的な違いは、同じ結果に至るまでの手順の数です。

ゴミ箱を使ってファイルを完全に削除するには、以下の手順が必要です。

  1. ファイルを選択する。
  2. メニューバー、キーボードショートカット(Command + Delete)、またはドラッグ&ドロップでファイルをゴミ箱に移動する。
  3. ゴミ箱を開く。Macの「すぐに削除」機能を徹底解説!使い方・復元方法・トラブル対処法
  4. 「空にする」を選択する。
  5. 操作を確認する。Macの「すぐに削除」機能を徹底解説!使い方・復元方法・トラブル対処法

合計5ステップかかります。

一方、「すぐに削除」のショートカットならわずか3ステップで完了します。差はわずかですが、大量のファイルを削除する場合や、キーボードショートカットを愛用する方にとっては、この小さな差が積み重なり大きな時短につながります。

ゴミ箱を経由せずに削除したファイルを復元する方法

残念ながら、macOSには「すぐに削除」で消したファイルを元に戻す標準機能はありません。

ただし、「すぐに削除」やゴミ箱を空にしても、実際にはデータがハードドライブから完全に消去されたわけではない点に注目しましょう。正確には、そのファイルが占めていたディスク領域が「空き」としてマークされるだけです。つまり、システムはその領域に新しいデータを書き込める状態になっているのです。

幸い、この仕組みのおかげで、データ復旧ソフトウェアを使えばファイルを復元できる可能性があります。

重要:復元を予定している場合は、直ちに該当ハードドライブの使用を中止してください。新しい操作を行うたびに、削除済みファイルが上書きされるリスクが高まります。

Disk Drillは、直感的なインターフェース、強力な復旧機能、豊富な機能を備えており、データ復旧の専門家から初心者まで幅広いユーザーに支持されています。

Disk Drillを使ってMacで削除データを復元する手順は以下のとおりです。

  1. Disk Drillをダウンロードしてインストールします。Macの「すぐに削除」機能を徹底解説!使い方・復元方法・トラブル対処法
  2. 失われたデータを復元するために必要な「フルディスクアクセス」をDisk Drillに許可します。Macの「すぐに削除」機能を徹底解説!使い方・復元方法・トラブル対処法
  3. 「すぐに削除」を実行したドライブを選択し、「失われたデータを検索」をクリックします。Macの「すぐに削除」機能を徹底解説!使い方・復元方法・トラブル対処法
  4. スキャンが完了するまで待ちます(ドライブに保存されているデータ量によっては時間がかかることがあります)。Macの「すぐに削除」機能を徹底解説!使い方・復元方法・トラブル対処法
  5. スキャン完了後、「見つかった項目を確認」を選択します。Macの「すぐに削除」機能を徹底解説!使い方・復元方法・トラブル対処法
  6. 目的のファイルを探します。ファイル名の横にある小さな「目」のアイコンをクリックすると、ファイルをプレビューできます。Macの「すぐに削除」機能を徹底解説!使い方・復元方法・トラブル対処法
  7. 復元したいファイルを選択し、「復元」をクリックします。Macの「すぐに削除」機能を徹底解説!使い方・復元方法・トラブル対処法
  8. 保存先を指定して「OK」をクリックします。Macの「すぐに削除」機能を徹底解説!使い方・復元方法・トラブル対処法

Macがゴミ箱のファイルを勝手に即削除してしまう問題の対処法

「すぐに削除」は状況によって便利な機能ですが、本来は自分の意思でゴミ箱をスキップしたいときに使うべきものです。

しかし、一部のMacユーザーからは、単にゴミ箱に移動させただけなのに、システムがファイルを即座に完全削除してしまうという厄介な問題が報告されています。

この問題の原因は、ゴミ箱フォルダのアクセス権限が正しく機能していないことにあります。結果として、OSがゴミ箱フォルダにファイルを書き込めず、自動的に次のステップである完全削除へ進んでしまうのです。

この権限の問題を修正するには、ターミナルを使用します。

  1. ターミナルを起動します。アプリケーションフォルダから探すか、Launchpadで検索するか、Spotlight(Command + Space)で呼び出してください。Macの「すぐに削除」機能を徹底解説!使い方・復元方法・トラブル対処法
  2. 以下のコマンドを入力します。
    sudo rm -ri ~/.Trash
  3. Returnキーを押します。
  4. ユーザーアカウントのパスワード入力を求められたら、パスワードを入力して再度Returnキーを押します(セキュリティ上の理由により、画面にはパスワードが表示されません)。Macの「すぐに削除」機能を徹底解説!使い方・復元方法・トラブル対処法
  5. ゴミ箱内のファイルやフォルダの削除を求めるプロンプトが表示されたら、「yes」と入力してReturnキーを押します。
  6. 続いて、ゴミ箱自体の削除を求めるプロンプトが表示されるので、再び「yes」と入力してReturnキーを押します。
  7. 最後に、アカウントからログアウトして再度ログインします。これでゴミ箱に正しい権限が設定され、正常に動作するようになるはずです。Macの「すぐに削除」機能を徹底解説!使い方・復元方法・トラブル対処法

まとめ

「すぐに削除」は、ゴミ箱を使うよりも素早くファイルを処理したい場合に特に役立つ機能です。本ガイドを参考にすれば、この便利なMac機能を最大限に活用できるでしょう。また、誤って削除してしまった場合の復元方法や、ゴミ箱の不具合への対処法も把握しておけば、より安心してMacを操作できます。


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