MacでPaintShop Proを使う方法|Boot Campと仮想マシンの徹底比較
MacBookでPaintShop Proを入手する方法
Windows PCからMacBookへ乗り換える際、すべてのWindows用プログラムがmacOSに対応しているとは限らないため、戸惑うことがあります。Corel社のPaintShop Proもその一つです。写真編集のメインツールとしてPaintShop Proを使い続けたい場合は、Mac用の代替ソフトを選んで新しく覚えるか、MacBookの中にWindows環境を構築するかのどちらかを選ぶ必要があります。
MacにWindowsを導入する方法は、大きく分けて以下の2つがあります。
- Boot Campアシスタントを使って、macOSと並行してWindowsをインストールする(デュアルブート)
- 仮想化ソフトウェアを使って、Windows仮想マシンを作成する
Macで使える代表的な仮想化アプリには、Parallels Desktop、VMware Fusion、VirtualBoxなどがあります。本記事では、Boot Campおよび各仮想化ソフトでWindowsを導入するメリット・デメリットを詳しく解説し、それぞれの具体的なインストール手順へのリンクもご紹介します。
方法1:Boot CampでWindows 10とPaintShop ProをMacにインストール

Boot CampはMacBookに最初から無料で付属している機能で、macOSと並行してWindowsをインストールできます。起動時にどちらのOSを立ち上げるかを選択できる仕組みです。Mac標準の「Boot Campアシスタント」が、Windowsのインストール、起動ディスクのパーティション分割、必要なドライバーの導入まで丁寧にサポートしてくれます。
Boot Camp経由でWindowsをインストールすると、Windows側がMacBookのリソースをすべて活用できるため、プログラムを最大限のパフォーマンスで実行できます。そのため、デュアルブートは動画編集ソフトやハイエンドゲームなど、負荷の高い処理を行うアプリケーションの実行に最適です。
一方で、同時に起動できるOSは1つだけという制約があるため、PaintShop Proを使うたびにWindowsへ再起動して切り替える必要があります。さらに、WindowsとmacOSではファイルシステムが異なるため、専用のサードパーティ製ドライバーを導入しない限り、Mac側のファイルをWindowsで開くこと(またはその逆)はできません。この点は仮想マシンなら気にする必要がありません。
▶ Boot Campアシスタントを使ったWindowsインストールの詳細手順はこちら
方法2:Windows 10仮想マシンでMacBook上のPaintShop Proを実行
仮想マシンを利用すれば、Macのデスクトップ上に表示されるウィンドウの中でWindows 10をインストール・起動できます。Windowsは実際のPC上で動いていると「認識」しますが、実際にはアプリケーションの中で動作しています。仮想マシンならmacOSとWindowsを同時に実行できるため、PaintShop ProをMacアプリと並行して使いたい場合に非常に便利です。ただし、仮想マシン稼働中はコンピュータのリソースが2つのOSで分配されるため、動作が通常より遅くなる可能性がある点には注意が必要です。
Parallels DesktopでWindows 10とPaintShop Proを導入

Parallels Desktopは、一般的なユーザーでも直感的に操作できる使いやすさが魅力の仮想化ソフトです。初期設定はアプリがほぼ自動で行ってくれ、Windows 10のダウンロードから、Boot Campで既に作成したWindows環境の流用まで対応しています。Windowsを独立したウィンドウで開くことも(フルスクリーンモード含む)、Coherenceモードをオンにすることも可能です。Coherenceモードでは仮想マシンがバックグラウンドで動作し、PaintShop ProなどのWindowsアプリをあたかもMacアプリのように扱えます。WindowsアプリをmacOSのデスクトップに配置したり、Dockにピン留めしたりすることもできます。さらに、WindowsとmacOS間のコピーやドラッグ&ドロップもスムーズに行えます。
価格は79.99ドルからですが、無料トライアル期間が用意されているため、購入前に試用できます。
▶ Parallels DesktopでWindows 10をインストールする詳細手順はこちら
VMware FusionでWindows 10とPaintShop Proを導入

VMware Fusionは、MacBook向けの仮想化ソフトとして人気の高いもう一つの選択肢です。機能面・価格面ともにParallelsとよく似ていますが、対応しているオペレーティングシステムの種類はVMware Fusionの方が多いのが特徴です。その一方で、Parallelsの方が初心者に優しく、動作もわずかに滑らかです。それ以外の点では、両者はほぼ同等のレベルと言えるでしょう。
VirtualBoxでWindows 10とPaintShop Proを導入

仮想化ソフトウェアに追加費用をかけたくない場合は、Oracleが提供する無償のVirtualBoxという選択肢があります。VirtualBoxは有料ソフトの代わりとして十分使えますが、動作速度が遅めで、完成度や利便性の面で一部の機能が欠けている点は否めません。PaintShop Proのようなリソースを多く消費するWindowsアプリを快適に動かしたいなら、必ずしも最適な選択とは言えないかもしれません。また、Parallelsなどと比べてある程度の技術的知識が求められ、インストール時に自分で細かい設定を調整する必要があります。ただし、すでにPCに精通しているパワーユーザーであったり、多少の手間を惜しまない方であれば、無料で使える有力な代替手段となるでしょう。
▶ VirtualBoxでMacBookにWindowsをインストールする詳細手順はこちら
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