MacのDockに空白スペースを追加してアプリをすっきり整理する方法
マルチタスクは必ずしも効率的とは言えませんが、現実には誰もが複数の作業を同時に進めています。しかし、タスクを素早く切り替えられなければ、仕事はなかなかはかどりません。Macで常に複数のアプリを開いていたり、Dockにたくさんのアイコンを置いていると、アイコンが色とりどりの雑然とした中に埋もれてしまい、アプリ間の移動がスムーズにできなくなりがちです。
そんなときにおすすめなのが、Dockに空白スペースを追加してアプリをグループ分けする方法です。よく使うアプリと一時的に使うだけのアプリの間に空白を挟んでおけば、アイコンがごちゃ混ぜになるのを防ぎ、目的のアプリへ素早くアクセスできるようになります。
Dockに空白を追加する方法は主に2つあります。「ターミナル」を使う方法と、専用アプリ「MacPilot」を使う方法です。それぞれの手順を見ていきましょう。
ターミナルを使って空白スペースを追加する
1. ターミナルを起動します。Finderの「アプリケーション」→「ユーティリティ」フォルダから見つけられます。より素早く開きたい場合は、画面右上の虫眼鏡アイコンでSpotlightを呼び出し、「ターミナル」と入力してEnterキーを押しましょう。
2. 以下のコマンドをコピーしてターミナルに貼り付け、Enterキーを押します。
defaults write com.apple.dock persistent-apps -array-add '{"tile-type"="spacer-tile";}'; killall Dock
このコマンドは、Dockのデフォルト設定を書き換え、アプリケーションアイコンのように振る舞う空白の「スペーサータイル」を追加する仕組みです。末尾のkillall Dockは、変更を反映させるためにDockを再起動するためのコマンドです。
3. Dockが再起動されるのを待ちます。コマンド実行後、Dockは一度画面から消えますが、数秒後に自動的に戻ってきます。その際、最後の固定アイコンの後ろに新しい空白スペースが追加されています。
4. 空白スペースを好きな位置にドラッグします。「空白をどうやってクリックするの?」と思われるかもしれませんが、通常のアイコンとまったく同じように掴んで移動できます。
MacPilotを使って空白スペースを追加する
コマンド操作に不安がある方は、GUIで設定できる専用アプリを使うのがおすすめです。
1. MacPilotの体験版をダウンロードしてインストールします。開発元の公式サイトから入手できます。
2. アプリを起動し、左側のメニューから「Dock」をクリックします。
3. 「Add Spacer to Left(左側にスペーサーを追加)」ボタンをクリックします。
4. ダイアログが表示されたら「Quit Open Applications(開いているアプリケーションを終了)」をクリックします。これによりDockが一時的に終了します。
5. 数秒後にDockが再表示されると、新しい空白スペースが追加されています。
6. 必要な分だけ空白を追加します。手順4と5を繰り返せばOKです。まとめて複数追加したい場合は、「Quit these applications automatically in the future(今後は自動的に終了する)」にチェックを入れておきましょう。以降は空白を追加するたびにDockが自動的に再起動され、手順が一段階省略されます。
7. 右側にも空白を追加できます。カスタマイズをさらに進めたい場合は、「Add Spacer to Right(右側にスペーサーを追加)」をクリックしてみましょう。ゴミ箱やピン留めしたフォルダスタックの近くに空白スペースが追加されます。
空白スペースを削除する方法
どちらの方法で追加した場合でも、空白スペースは手動で削除するまでDockに残り続けます。削除方法は通常のアイコンと同じで、空白スペースを右クリックして「Dockから削除」を選択するか、Dockの外へドラッグ&ドロップするだけで簡単に取り除けます。
空白スペースを活用すれば、Dockの中がぐっと見やすくなり、アプリの切り替えも格段にスムーズになります。ぜひ自分の使い方に合わせて整理してみてください。
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