MacでDNSキャッシュをフラッシュ(クリア)する方法

インターネットに接続できないトラブルが発生すると、真っ先に疑われがちなのがブラウザですが、接続不良の原因は実にさまざまです。その一つとして、Macに保存されているDNSキャッシュが古くなり、目的のWebサイトを正しく取得できなくなっているケースが挙げられます。これが原因の場合は、DNSキャッシュをフラッシュ(消去)する必要があります。
macOSを搭載したMacでDNSキャッシュをフラッシュするのは非常に簡単で、「ターミナル」でコマンドを1行実行するだけです。ターミナルアプリを起動してコマンドを入力すれば、あとは自動的に処理が完了します。
MacでDNSキャッシュをフラッシュする手順
1. ターミナルを起動する
Dockにある「Launchpad(ランチパッド)」をクリックし、「ターミナル」と検索してクリックします。するとターミナルが起動します。

2. コマンドを入力する
ターミナルが起動したら、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。このコマンドによって、Mac上のDNSキャッシュがフラッシュされます。
sudo dscacheutil -flushcache; sudo killall -HUP mDNSResponder; say DNS cache flushed

3. 管理者パスワードを入力する
「sudo」コマンドを実行するため、管理者パスワードの入力を求められます。パスワードを入力してEnterキーを押してください。なお、入力中のパスワードはセキュリティのため画面に表示されませんが、きちんと入力されていますので、そのまま進めて問題ありません。

4. 処理の完了を待つ
MacがDNSキャッシュのフラッシュを完了するまで待ちます。処理が終わると、スピーカーから「DNS cache flushed(DNSキャッシュを消去しました)」という音声メッセージが流れます。
テキストによる通知ではなく、macOSの音声読み上げ機能を使って、キャッシュが消去されたことを知らせてくれる仕組みです。
DNSキャッシュが消去されたら、ブラウザでWebサイトを開いてみてください。ドメインが正しく名前解決され、問題なくアクセスできるようになっているはずです。そうなっていれば、この方法は成功です。
なお、上記のコマンドはOS X El Capitan以降のバージョンでのみ動作します。それより古いバージョンのmacOSをお使いの場合は、OS内部のファイル構成が変更されているため、このコマンドは機能しません。OS X Yosemite以前のバージョンでDNSキャッシュをフラッシュする方法については、検索エンジンで調べれば、対応する手順を紹介したページがすぐに見つかります。
まとめ
Macに保存されたDNSキャッシュが原因でインターネット接続に問題が発生している場合は、本ガイドの手順に従ってDNSキャッシュ全体を消去することで、問題を解決できます。コマンド1行で完了する簡単な操作なので、接続トラブルに悩んだときはぜひ試してみてください。
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