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iPhoneのスクリーンタイムでアプリの使用時間を制限・管理する方法

スマートフォンは強力で多用途なツールである一方、中毒性が高いという危険もはらんでいます。「気づいたらSNSを見て1時間が経っていて、とっくに寝る時間だった」という経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。特に子どもが使う場合は問題がより深刻になり、多くの保護者は、お子さんのiPadやiPhone、あるいは特定のアプリの利用時間をもっと効果的にコントロールしたいと考えているはずです。

そんな両者の悩みを解決してくれるのが、AppleのモバイルOS「iOS 12」以降に標準搭載された「スクリーンタイム」機能です。デバイスやアプリごとの使用時間をモニタリングし、柔軟に制限できます。本記事では、スクリーンタイムの基本的な使い方を詳しく解説します。

アプリの使用状況をモニタリングする

スクリーンタイムにはさまざまな機能がありますが、大きく分けると「モニタリング」と「制限」の2つのカテゴリに分類されます。

毎週、過去7日間のiPhoneやiPadの利用状況をまとめたレポートを受け取ることができます。サマリー画面には、1日平均の使用時間(前週比での増減とその差分)、画面をつける回数(ピックアップ)の平均間隔、1日の平均通知件数などが表示されます。

iPhoneのスクリーンタイムでアプリの使用時間を制限・管理する方法

スクリーンタイムは、1日ごとの使用時間をソーシャルメディア、エンターテインメントなどのカテゴリ別に色分けした棒グラフで表示し、最もよく使われたアプリも一目でわかるようにしてくれます。さらに「インサイト」セクションでは、役立つ観察結果が自動的に提案されます。

サマリーからタップで進むと、より詳細なデータを確認できます。1日ごとの使用時間のグラフ、最長セッションの長さ、就寝後のデバイス使用量(これは特に問題になりやすいポイント)などが表示されます。アプリごとの情報も充実しており、どのアプリがピックアップ回数や通知数を最も多く占めているのかが把握できます。

iPhoneのスクリーンタイムでアプリの使用時間を制限・管理する方法

これらの情報は、デバイスの使い方が不健全になっていないかを分析し、制限すべき特定のアプリや利用パターンを特定するうえで非常に貴重です。同時に、改善目標を立てるための材料にもなります。

いつでも利用分析を確認したい場合は、「設定」アプリを開いて「スクリーンタイム」をタップします。画面上部には、今日デバイスがアクティブだった時間と、ソーシャルネットワークやエンターテインメントといった大まかなカテゴリ別の内訳を示す小さなグラフが表示されます。

この上部セクションの任意の場所をタップすると、詳細なレポートページへ移動します。ここでは、すべてのデバイスのデータを表示するか、特定のデバイスだけのデータを表示するかを選択できます(右上の「デバイス」をタップ)。この設定はサマリーページに戻っても保持されます。また、1日単位と7日間単位のレポートを切り替えることも可能です(こちらは保持されません)。

iPhoneのスクリーンタイムでアプリの使用時間を制限・管理する方法

なお、初めてスクリーンタイムを使うときは、「設定」→「スクリーンタイム」から「スクリーンタイムをオンにする」をタップして有効化しておきましょう。iOS 12以降のバージョンであれば、同様の手順で利用できます。

自分のアプリ使用を制限する

レポート内のアプリ名の横にオレンジ色の砂時計アイコンが表示されている場合、そのアプリには使用制限が設定されていることを意味します。制限対象のアプリは、「制限」というラベルの付いた独立したカテゴリにもまとめて表示されます。

スクリーンタイム内で個々のアプリをタップして進むと、制限を設定できます。時間・分単位で細かくカスタマイズでき、特定の曜日にのみ適用することも可能です。アプリやWebサイトのレポートページ下部にある「制限を追加」から設定しましょう。

iPhoneのスクリーンタイムでアプリの使用時間を制限・管理する方法

注意点として、この制限は設定したデバイスだけでなく、同じiCloudアカウントでサインインしている他のデバイスにも適用されます。

1日の使用制限まで残り5分になると、スクリーンタイムが通知で教えてくれるので、作業を切り上げるタイミングを事前に把握できます。

iPhoneのスクリーンタイムでアプリの使用時間を制限・管理する方法

子どものアプリ使用を制限する

ファミリー共有を設定している場合、スクリーンタイムは子どもに週次の利用サマリーを送信するとともに、子どもの利用状況のサマリーを保護者にも届けてくれます。そのため、子どもが何をしていたのかを常に把握できるのです。

子どものアプリ利用に対しては、Appleが「許可(App Allowance)」と呼ぶ仕組みを作成できます。これは従来のiOSペアレンタルコントロールよりもはるかに高機能で、すべて保護者のデバイスから遠隔で設定可能です。

iPhoneのスクリーンタイムでアプリの使用時間を制限・管理する方法

「ダウンタイム」をスケジュールすれば、子どもが画面から離れるべき時間帯を指定できます。ダウンタイムのオプションでは、開始時刻と終了時刻の設定のほか、スケジュールされた就寝時にデバイスへのアクセスをブロックすることもできます。

iPhoneのスクリーンタイムでアプリの使用時間を制限・管理する方法

先述のアプリ制限と同様に、ダウンタイムも終了5分前になると通知が届き、子ども側から追加時間をリクエストできる仕組みになっています。承認するかどうかは保護者が判断できます。

さらに、個々のアプリに時間制限を設けるだけでなく、アプリの種類(ゲーム、ソーシャルネットワーキング、健康&フィットネスなど)やコンテンツの年齢区分ごとに制限をかけることも可能です。

最後に、電話アプリや学習系アプリのように、ダウンタイム中でも常に使用を許可したいアプリを指定することもできます。

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