iPhoneでテキストメッセージを予約送信する方法|iOS標準機能とアプリ活用ガイド
「今書いたメッセージを、指定した時間に自動的に送りたい」と思う場面は意外と多くあります。Sparkのようなメールアプリなら比較的簡単に実現できますが、SMSやiMessageで同じことをしようとすると、少し工夫が必要です。この記事では、iPhoneでテキストメッセージを予約送信するための複数の方法を紹介します。
そもそも、テキストメッセージの予約送信はできる?
結論から言うと、「できる場合」と「そうでない場合」があります。Scheduled(スケジュールド)のようなサードパーティ製アプリを使えばメッセージの送信を予約できますが、いくつか注意点があります。
1つ目の注意点は、こうしたアプリが外部のサービス経由でメッセージを送信する仕組みになっていることです。そのため、アメリカ、カナダ、ベルギー、チェコ共和国などでは、自分の電話番号とは異なる番号からメッセージが送られます。相手にはメッセージは届きますが、本文の最後に名前を署名しておかないと、誰からのメッセージなのか分かりません。
2つ目の注意点は料金です。自動送信機能を利用するには、月額3.49ドル(英国では2.99ポンド)のPremiumプランへの加入が必要です(アプリ自体は無料でダウンロードできます)。
無料版でも、メッセージを指定の時刻に送るよう設定することは可能ですが、その時間になっても自動で送信されるわけではなく、Scheduledが「送信してください」と通知してくるだけで、実際の送信は手動で行う必要があります。

Scheduledアプリは確かに便利ですが、実はiPhoneに最初から入っている「リマインダー」アプリを活用すれば、追加のソフトウェアをインストールせずにほぼ同じことが実現できます。詳しくは後述します。
iOS 18以降なら、標準のメッセージアプリで予約送信が可能
2024年秋に配信されたiOS 18では、メッセージアプリに「後で送信(Send Later)」機能が搭載されました。これにより、サードパーティ製アプリや裏ワザに頼らなくても、iMessageを指定の日時に自動送信できるようになっています。
使い方はシンプルです。メッセージアプリで相手との会話を開き、テキストフィールド横の「+」ボタンをタップして「後で送信」を選択します。あとはメッセージ本文を入力し、送信したい日時を設定して送信ボタンを押すだけで完了です。ただし、この機能はiMessage専用のため、Android端末などへのSMS/MMS送信には対応していない点に注意してください。
リマインダーアプリを使ってテキスト送信をスケジュールする
iOS 17以前の環境や、SMSにも対応させたいケースでは、標準の「リマインダー」アプリが役立ちます。リマインダー自体はメッセージを自動送信することはできませんが、「事前にメッセージを書いておき、指定した時刻に送信を促す」という運用が可能です。以下、具体的な手順を見ていきましょう。
ステップ1:リマインダーを作成する
まず「リマインダー」アプリを開き、画面右上の「+」アイコンをタップします(一覧のサブセクション内にいる場合は、リストの下部に「+」が表示されます)。表示されたオプションから「リマインダー」を選択すると、新しいリマインダーの作成画面に移動します。
上部の空欄には「Text Dave」のように、連絡したい相手の名前を含めたタイトルを入力します(日本語で「◯◯さんにメッセージを送る」でも問題ありません)。次に「日付で通知」オプションをタップし、「アラーム」を選択して、メッセージを送りたい日時を設定します。

設定が済んだら、ページ下部の「メモ」欄までスクロールし、テキストを入力できる状態になるまで長押しします。ここに、実際に送りたいメッセージ本文を入力しましょう。入力が終わったら「完了」をタップします。

ステップ2:通知が来たらメッセージをコピー&ペースト
設定した時刻になると、リマインダーの通知が画面に表示されます。通知をダブルタップしてメッセージ内容を開き、さらにタップすると情報アイコン(「i」の文字が入った丸)が現れるので、それをタップして詳細画面を開き、下の方にある「メモ」欄までスクロールします。
メモ内のテキストを長押ししてコンテキストメニューを表示し、「すべて選択」→「コピー」の順にタップします。

あとは「メッセージ」アプリを開いて新規メッセージを作成し、宛先を選択します。テキスト入力欄を長押ししてコンテキストメニューを出し、先ほどコピーしたメッセージをペースト。最後に送信ボタン(白い矢印が入った緑色の丸)を押せば、メッセージが相手に届きます。
もちろん、すべて自動で完結するわけではありませんが、この方法なら追加費用は一切かからず、「送るのを忘れてしまう」というミスも確実に防げます。
iPhoneをもっと便利に使いこみたい方は、iPhoneの活用テクニックをまとめた特集記事もぜひチェックしてみてください。
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