【初心者向け】MacのAppleカレンダーを使いこなすための基本テクニック5選
macOSの標準カレンダーアプリは、FantasticalやBusyCalといったサードパーティ製アプリほど多機能ではありませんが、標準アプリとして十分に実用的な仕上がりです。
この内蔵カレンダーをこれから活用してみたいという方は、以下のヒントを参考にして、基本的な使い方をマスターしましょう。
1. 新しいカレンダーを作成する
デジタルカレンダーを使えば、タスク、予定、リマインダーを一箇所で管理できます。ただし、項目を区別できず、必要なときに特定の情報だけを取り出せないと、かえって不便に感じることも。
カレンダーアプリならその心配はありません。生活のさまざまな分野ごとに複数のカレンダーを作成し、スケジュールを整理できます。例えば、家事を記録する「ホーム」カレンダーや、予定をひと目で確認できる「会議」カレンダーなどが作れます。
新しいカレンダーの作り方はとても簡単で、「ファイル > 新規カレンダー」をクリックするだけです。作成後は、サイドバーの「カレンダーリスト」から名前を変更できます。リストが表示されていない場合は、ツールバーの「カレンダー」ボタンをクリックするか、「表示 > カレンダーリストを表示」を選択しましょう。
(アプリには最初から「仕事」と「誕生日」というデフォルトカレンダーが用意されています)
さらに、カレンダーごとに異なる色を割り当てられるのも便利なポイント。すべての予定を同時に表示していても、プライベート用か仕事用かなどをひと目で見分けられます。
カレンダーの色を変更するには、サイドバーで対象のカレンダーを右クリックし、メニューから好きな色を選択します。なお、アイテムを別のカレンダーへ移動すると、移動先のカレンダーの色が自動的に適用されます。
また、「タスク」「リマインダー」「イベント」や「個人」「仕事」「家族」「友人」のように、カレンダーをグループにまとめることも可能です。グループを作成するには「ファイル > 新規カレンダーグループ」をクリックします。
2. 新しいイベントを作成する
カレンダーアプリでは、複数の方法で任意のカレンダーにイベントを追加できます(事前にサイドバーで正しいカレンダーを選択しておきましょう)。主な方法は以下の3つです。
- 「ファイル > 新規イベント」メニュー
- キーボードショートカット「Cmd + N」
- ツールバーの「クイックイベントを作成」ボタンまたは「+」ボタン
いずれの操作でも「クイックイベントを作成」ポップアップが開き、そこからイベントを入力できます。
ここで便利なのが、日付や時刻を自然な言葉で入力できる機能です(多くの純正Macアプリと同様)。例えば「夜8時にカレンの誕生日ディナー」や「金曜日の朝9時にムンバイ行きのフライト」といったフレーズも正しく解釈され、そのままイベントとして登録されます。作業効率を上げたいなら、自然言語入力の活用がおすすめです。
場所、参加者、メモ、URLなどを詳細に設定したい場合は、「イベントを編集」ポップアップを使用します。カレンダー上のイベントをダブルクリックするか、イベントを選択して「編集 > イベントを編集」をクリックすると開けます。
ポップアップ内の日付部分をクリックすると隠しセクションが表示され、イベントのリマインダーやアラートを設定できます。
残念ながら、カレンダーのリマインダーはリマインダーアプリには反映されません。ただし、「通知センター」に「カレンダー」ウィジェットを追加すれば、そこで確認することができます。
3. カレンダーの表示を切り替える
特定の日や週の予定を詳しく確認したいとき、今月どれだけ忙しいのか把握したいとき、1年全体をひと目で俯瞰したいとき——そんなシーンに合わせて、カレンダーアプリには4つの表示モードが用意されています。「日」「週」「月」「年」です。これらを切り替えることで、スケジュールをさまざまな角度から視覚化できます。
表示を切り替えるには、ツールバーの該当ボタンをクリックするか、「表示」メニューから選択します。さらに、各ビューから直接イベントを作成することも可能です。「月」表示では該当する日付をダブルクリック、「日」や「週」表示では空いている時間帯をダブルクリックするだけでOK。この場合、「クイックイベントを作成」ではなく、直接「イベントを編集」ポップアップが開きます。
4. オンラインアカウントとカレンダーを同期する
カレンダーアプリで作成したカレンダーはMac本体に保存され、サイドバーの「On My Mac」セクションに表示されます。iCloudカレンダーやGoogleカレンダーなど、CalDAV対応のオンラインカレンダーをアプリに取り込んで一元管理したい場合も、簡単に設定できます。
手順は、「カレンダー > 環境設定 > アカウント」で該当するカレンダーアカウントを追加するだけです(ここからアカウントの削除や一時的な無効化も行えます)。
すでにメールやメモなどの純正Macアプリで同じオンラインアカウントを使っている場合は、「システム環境設定 > インターネットアカウント」からカレンダーの同期を有効にすることもできます。
なお、アカウントを追加した後は、ショートカット「Cmd + Option + N」で新規カレンダーを作成できなくなる点に注意してください。代わりに「ファイル > 新規カレンダー」を使えば、新規カレンダーを作成するアカウントを選択できます。また、カレンダーグループはローカルアカウントでのみ利用可能です。
5. カレンダーを共有する
スケジュールを共有すれば、共通の予定を立てるときのやり取りを大幅に減らせます。
例えば、親友と「空き状況」カレンダーを共有すれば、二人とも暇な時間をすぐに見つけられます。共用の「お使い」カレンダーを作れば、一緒に買い物に行けるかどうかもひと目で判断できます。さらに、位置情報付きの予定を追加しておけば、週のうちいつ同じエリアにいるのかを把握するのも簡単です。
カレンダーアプリで共有できるのは、インターネットアカウントに紐づいたカレンダーのみです。つまり、「On My Mac」配下のローカルカレンダーは共有できません。
カレンダーを共有するには、サイドバーで対象のカレンダーにカーソルを合わせ、表示される「カレンダーを共有」ボタン(ワイヤレス/接続アイコン)をクリックします。次のポップアップで共有相手の名前またはメールアドレスを入力し、「Enter」キーを押すと、すぐに招待状が送信されます。
デフォルトでは、共有された相手はカレンダーの閲覧と編集の両方が可能です。特定の人の編集権限を取り消したい場合は、リストでその人の名前をクリックし、ポップアップメニューから「閲覧のみ」を選択しましょう(メニューには「再度招待」オプションもあります。招待状を再送信したいときに活用してください)。
特定の人との共有をやめたい場合は、「共有相手」リストでその人の名前を選択して「削除」ボタンを押します。共有自体を完全に停止したいときは、サイドバーでカレンダーを右クリックし、コンテキストメニューから「共有を停止」を選びましょう。
まとめ:Macに最初から入っている優秀なカレンダーアプリ
Macのカレンダーアプリは、無料とは思えないほど信頼性の高いデスクトップカレンダーです。デザインも美しく、操作性も抜群。サードパーティ製アプリに頼らなくても、日常のスケジュール管理は十分にこなせます。
さらに、少し工夫すれば応用範囲はぐっと広がります。例えば、カレンダーアプリを使ったバレットジャーナリング(ブレットジャーナル)も可能です。まずは今回紹介した5つの基本テクニックから試してみてください。
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