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macOSでファイルやフォルダをロックして保護する方法

Macの中には重要なデータが保存されていませんか?家族や同僚など、他の人がデバイスを使うことはありますか?あるいは、うっかり大切なファイルを変更・削除してしまうことが多い方でしょうか。いずれの場合でも、重要なファイルをロックしておけば、データ消失や後々の後悔を防ぐことができます。

macOSでは、「Finder」と「ターミナル」を使ってファイルやフォルダをロックし、最も重要なデータを保護できます。この記事では、ファイルのロック機能について詳しく解説し、それぞれの方法がどのように動作するのかを見ていきましょう。

macOSでファイルやフォルダをロックする理由

macOSでファイルやフォルダをロックする最大の目的は、重要なアイテムを誤って変更・削除してしまうことを防ぐことです。この機能の有用性は、自分自身や他の人がデバイスをどのように使っているかによって変わります。

ユーザーアカウントを家族や同僚と共有しているなら、大切なアイテムをロックしておくのは大きなメリットになります。一人で使っている場合でも、事故はいつ起こるかわかりません。データ消失への追加の防御策は、少しの手間をかける価値があるのです。

この機能の仕組みは次のとおりです。ドキュメントなどの編集可能なアイテムをロックすると、ファイルを開いて中身を読むことはできますが、macOSが変更操作をブロックします。さらに、フォルダ全体をロックすると、その設定がフォルダ内のすべてのアイテムに適用され、中身がまとめて誤操作から保護されます。

また、ロックされたファイルを削除しようとすると、macOSはゴミ箱へ移動する前に確認を求めてくるため、誤って削除してしまうリスクも減らせます。

Finderでファイルやフォルダをロック・解除する方法

macOSでファイルやフォルダをロックする最も手軽な方法は、Finderを使うことです。手順は以下のとおりです。

  1. ロックしたいアイテムをControlキーを押しながらクリックします。
  2. 「情報を見る」を選択します。
  3. 「ロック」にチェックを入れます。
macOSでファイルやフォルダをロックして保護する方法

これだけで完了です。ロックされたアイテムは、解除するまで変更から保護されます。ロックを解除するには、「情報を見る」ウィンドウで「ロック」のチェックを外すだけです。なお、ロックされたアイテムはFinder上でアイコンに小さな鍵マークが表示されるため、一目で見分けられます。

ターミナルでファイルやフォルダをロック・解除する方法

もう少し本格的な操作がお好みなら、コマンドラインを使ってロック・解除を行うこともできます。ターミナルはmacOSの日常的な作業ではあまり登場しませんが、複雑なトラブルに直面したときに役立つ強力なツールです。まず、アイテムのロック状態を確認する手順から見てみましょう。

  1. ターミナルを起動します。
  2. 以下のコマンドを入力します。[ファイルパス]の部分は対象アイテムの場所に置き換えてください(例:~/downloads/document.rtf)。
    ls -lO [file path]
  3. Returnキーを押します。
macOSでファイルやフォルダをロックして保護する方法

出力結果にuchgフラグが表示されているかどうかで、ロック状態を判断できます。uchgが表示されていればロックが有効になっており、表示されていなければロックされていない状態です。

ターミナルでアイテムをロックする方法

ターミナルでファイルやフォルダをロックするには、以下の手順を実行します。

  1. ターミナルを起動します。
  2. 以下のコマンドを入力します。[ファイルパス]の部分は対象アイテムの場所に置き換えてください(例:~/downloads/document.rtf)。
    chflags uchg [file path]
  3. Returnキーを押します。
macOSでファイルやフォルダをロックして保護する方法

これで、Finderを使った場合とまったく同じようにファイルがロックされます。

ターミナルでアイテムのロックを解除する方法

ターミナルでファイルやフォルダのロックを解除するには、以下の手順を実行します。

  1. ターミナルを起動します。
  2. 以下のコマンドを入力します。[ファイルパス]の部分は対象アイテムの場所に置き換えてください(例:~/downloads/document.rtf)。
    chflags nouchg [file path]
  3. Returnキーを押します。
macOSでファイルやフォルダをロックして保護する方法

ご覧のとおり、uchgフラグの頭に「no」を付けるだけで、macOSに対象アイテムをロック解除状態に設定するよう指示できるのです。

ロックは保護手段のひとつにすぎない

macOSでアイテムをロック・解除するなら、Finderを使うのが圧倒的にシンプルでおすすめです。とはいえ、コマンド操作に慣れている方や学習したい方は、ターミナルを活用してみるのも良いでしょう。

ただし注意が必要なのは、ロックは暗号化ではないという点です。ロックしても、他の人がファイルへアクセスすること自体は防げません。ロックされたアイテムは、変更を加える前に一度ロックを解除する必要があるだけです。もしデータにパスワードによる強固な保護を求めるなら、macOSに標準搭載されている暗号化機能(APFSの暗号化やディスクイメージの作成など)も併せて検討しましょう。

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