Macで小冊子(ブックレット)を印刷する3つの便利な方法【無料アプリから有料ツールまで】
仕事や学校の課題で小冊子(ブックレット)を印刷したい、あるいは大きなドキュメントを印刷するときに用紙を節約したい――そんなとき、実はMacだけで完結できます。ただし、小冊子のレイアウトを正しく組み立てて印刷するのは、少し手間がかかることがあります。
しかし、いくつかのアプリや方法を活用すれば、Macでの小冊子の作成・印刷は驚くほど簡単になります。この記事では、その選択肢を詳しく紹介します。次回小冊子を印刷するときに、お好みの方法をぜひ試してみてください。
1. 標準アプリ「プレビュー」と「Pages」で小冊子を印刷する
実は、Macに標準搭載されている「プレビュー(Preview)」や「Pages」でも小冊子を印刷できます。ただし、PDFやPages書類のページを手動で並べ替える作業が必要になります。
小冊子の仕組みを理解しよう
手動でページを並べ替えるには、まず小冊子がどのように構成されているかを理解しておきましょう。小冊子は両面印刷で作られ、印刷用紙1枚の片面の半分が、小冊子の1ページに相当します。
つまり、用紙1枚あたり4ページ分が印刷され、真ん中で折り曲げられます。この折り目を揃えてホチキス留めや製本することで、本のようにページをめくれる小冊子が完成します。
これを実現するには、ページが綴じた状態で数字順になるよう、適切な順序で用紙に配置して印刷しなければなりません。
わかりやすい例として、8ページの小冊子の場合、印刷時のページ配置は以下のようになります。
- 1枚目の用紙の表側:8ページと1ページ
- 1枚目の用紙の裏側:2ページと7ページ
- 2枚目の用紙の表側:6ページと3ページ
- 2枚目の用紙の裏側:4ページと5ページ
小冊子の中身自体は、Pagesやプレビューで好きな順番で作成してかまいません。あとからページを正しい印刷順序に移動させればOKです。ただし、総ページ数を4の倍数にしておくことが重要です。
プレビューでページを並べ替える方法
プレビューでページを並べ替えるには、「表示 > サムネール」を選択し、サムネイルウィンドウ内でページをドラッグ&ドロップして任意の順序に並べ替えます。
Pagesでページを並べ替える方法
Pagesでページを並べ替えるには、書類がページレイアウト形式である必要があります。最初からページレイアウト形式で作成するか、「ファイル > ページレイアウトに変換」をクリックして変更しましょう。ページレイアウト形式になったら、「表示 > サムネール」を選択し、サムネイルをドラッグして新しい印刷順序に並べ替えます。
プレビュー・Pagesからの印刷手順
プレビューまたはPagesから小冊子を印刷するには、「ファイル > プリント」をクリックするか、Macのショートカットキー「Cmd + P」を押します。「詳細を表示」ボタンが表示されている場合はクリックしておきましょう。
Pagesでは「ページ」のプルダウンメニューを「レイアウト」に、プレビューでは「プレビュー」のプルダウンメニューを「レイアウト」に変更します。さらに「両面」のプルダウンメニューを「小冊子」に設定して、「プリント」をクリックすれば完了です。
このように、標準アプリでも小冊子を作ることは十分可能です。ただし、ページを自分で並べ替えなければならず、ページ数が多い小冊子ほどこの作業は大変になります。
この手作業に抵抗がなければ、無料で使えるこの方法が最もコストパフォーマンスの高い選択肢です。難しそうだと感じたら、次に紹介するページ並べ替えを自動で行ってくれるアプリを検討してみてください。ただし、これらのアプリは有料である点にご注意ください。
2. 「Create Booklet 2」で簡単に小冊子を作成
前述のとおり、小冊子として印刷するためにページを正しい順序へ並べ替えるのは難しく、特にページ数の多い冊子では大きな負担になります。「Create Booklet 2」は、この面倒な並べ替え作業をすべて自動で行ってくれるアプリです。
ほとんどどんなファイルでもCreate Booklet 2に読み込めば、アプリが即座に印刷用の正しいページ順に再配置してくれます。印刷前に小冊子を編集したり、アプリ内でゼロから小冊子を作成したりすることも可能です。
ただし、この利便性には対価が必要です。価格は19.99ドルと中程度ですが、豊富なテンプレートとカスタマイズオプションを直感的なインターフェースで使えることを考えれば、その利便性に見合った価値は十分にあると言えます。
ダウンロード:Create Booklet 2($19.99)
3. 低価格アプリ「Booklet」で小冊子を作成
ページ並べ替えを自動化するアプリとしては、もっと手頃な選択肢が「Booklet」です。わずか0.99ドルで購入でき、Create Booklet 2ほど多機能ではありませんが、印刷用のページ並べ替えは完璧に行ってくれます。シンプルな機能で十分という方にはぴったりのアプリです。
Bookletが対応しているのはPDFのみですが、PDFBearのような変換サイトを使えば、各種ファイルをPDF形式へ簡単に変換できます。また、右から左に読む言語(縦書き・RTL言語)にも左から右の言語にも対応しているため、幅広い種類の冊子制作に活用できます。
さらに、Bookletではページの向きの変更やページ番号の追加も可能です。編集機能は全体的に限られていますが、わずかな出費でページ並べ替えの手間から解放されるのは大きなメリットです。場合によっては、こうしたシンプルなアプリこそが必要なものかもしれません。
ダウンロード:Booklet($0.99)
自分に合った方法でMacの小冊子印刷を快適に
Macにすでに入っているアプリだけでも小冊子が印刷できると知っていれば、いざというときに安心です。同時に、専用アプリを使えば小冊子印刷が格段に簡単になり、時間の節約にもなることも覚えておきましょう。
価格重視、時短重視、自分のスキルへの信頼――どの基準で選ぶにせよ、このガイドが今後の小冊子印刷のお役に立てば幸いです。
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