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データやアプリを失わずにWindows 11(22H2)をリセットする方法

Windowsの「このPCをリセット」機能は、深刻なエラーやパフォーマンス低下などのトラブルシューティングを行う際に非常に役立つ機能です。システムファイルが破損していてDISMコマンドやSFCスキャンでも修復できない場合や、ドライバーの不具合・ソフトウェアのバグが原因でPCの調子が悪いときには、データを残したままWindowsをリセットすることで、ほとんどの問題を解決できます。

この記事では、個人ファイルやアプリのデータを失うことなくWindows 11(22H2)/Windows 10をリセットする方法をわかりやすく解説します。

データを失わずにWindowsをリセットする前に確認すべきこと

リセットを実行する前に、以下の点に注意しておきましょう。

  • リセット機能を使用すると、OSに標準で含まれていないアプリはすべて削除されます。メーカー製のドライバーやサポートツールなど、プリインストールされていた一部のアプリも対象となる場合があります。
  • WindowsやOfficeのプロダクトキー、デジタルライセンス、ダウンロード購入したコンテンツなど、各種の認証情報は控えておくことをおすすめします。多くの場合、Microsoftアカウントに紐づいたデジタルライセンスなら再認証は自動的に行われます。
  • 念のため、重要なデータは外付けドライブやクラウドストレージ(OneDrive、Google Driveなど)にバックアップしておくと安心です。コントロールパネルの「バックアップと復元」やサードパーティ製のバックアップソフトも活用できます。

設定アプリからWindowsをリセットする手順

PCの動作が不安定な場合も、以下の手順でファイルを残したまま工場出荷時の状態に戻すことができます。

  1. Windows + I キーを押して「設定」アプリを開きます。
  2. 「システム」→「回復」(Windows 10の場合は「更新とセキュリティ」→「回復」)を選択します。
  3. 「このPCをリセット」の項目にある「PCをリセットする」ボタンをクリックします。

データやアプリを失わずにWindows 11(22H2)をリセットする方法

2つのリセットオプションから選択

次に、以下の2つのオプションが表示されます。

  1. 「 personal filesを保持する(自分のファイルを保持する)」:アプリと設定は削除されますが、個人ファイルやデータはそのまま残ります。データを失いたくない場合はこちらを選択します。
  2. 「すべて削除する」:すべてを消去してまっさらな状態から始めたい場合に選択します。全ドライブのファイルを削除するか、Windowsがインストールされているドライブのみにするか、さらにドライブのクリーンアップを行うかどうかも尋ねられます。

データやアプリを失わずにWindows 11(22H2)をリセットする方法

再インストール方法の選択

続いて、Windowsの再インストール方法を選びます。

  • クラウドから再インストール:Microsoftのサーバーから最新のWindowsイメージをダウンロードして再インストールします。常に最新ビルドでクリーンな状態に戻せるのがメリットです。
  • ローカル再インストール:PC内の回復ファイルを使って再インストールします。通信環境がなくても実行できるのが特徴です。

次の画面には、リセット時に削除されるサードパーティ製アプリの一覧が表示されます。後で再インストールできるよう、インストール済みアプリをメモしておくとよいでしょう。

データやアプリを失わずにWindows 11(22H2)をリセットする方法

リセットの実行

「次へ」をクリックすると、「PCをリセットする準備ができました」という確認画面が表示されます。内容をよく確認しましょう。

  • リセットすると、Windowsのインストール後に手動で追加したすべてのアプリとプログラムが削除されます(標準搭載のプリインストールアプリは残ります)。
  • Windowsの設定は既定値に戻されます。
  • 個人ファイルは削除されずに残り、Windowsが再インストールされます。

データやアプリを失わずにWindows 11(22H2)をリセットする方法

「リセット」ボタンをクリックするとPCが再起動し、処理が始まります。あとはWindowsが作業を完了するのを待つだけです。しばらくすると、クリーンで快適な状態のWindowsが使えるようになります。

起動できないPCをブートメニューから工場出荷時に戻す方法

PCの調子が悪く、設定アプリ自体が開けない場合でも、サインイン画面やインストールメディアからリセットを実行できます。その場合はWindowsのインストールメディア(起動可能なUSBメモリ)が必要です。まだお持ちでない場合は、Microsoft公式サイトからMedia Creation Toolを使って作成しておきましょう。

  1. PCをインストールメディアから起動します。
  2. 最初の画面で言語などの設定を確認し、「コンピューターを修復する」をクリックします。

データやアプリを失わずにWindows 11(22H2)をリセットする方法

  1. 「トラブルシューティング」→「このPCを初期状態に戻す」を選択します。

データやアプリを失わずにWindows 11(22H2)をリセットする方法

  1. personal filesを保持する(自分のファイルを保持する)」を選択し、画面の指示に従って操作を進めます。

データやアプリを失わずにWindows 11(22H2)をリセットする方法

以上で完了です。プロセスが終了すると、PCは新しくWindowsをインストールした状態で再起動します。

まとめ

Windowsのリセット機能を使えば、システムの不具合や動作の重さを解消しながら、大切な個人ファイルはそのまま残せます。「personal filesを保持する」オプションとクラウド再インストールを組み合わせれば、最新の状態でクリーンなWindows環境を簡単に取り戻せるので、PCの不調に悩んだらぜひ試してみてください。

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