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Windows 10でWindows Updateの帯域幅を制限する2つの方法【設定・グループポリシー】

Windows 10には、必要なアップデートやダウンロードに応じて帯域幅を制限し、最適化する仕組みが標準で備わっています。Windows Updateの帯域幅を制限することで、データ通信量の上限を気にせずに済み、アップデートだけで回線を占有される心配もありません。アップデートが進行中でも、その範囲内であれば、Webブラウジング、ファイルのダウンロード、動画視聴、オンラインゲームなどを快適に続けられます。

ただし、この設定は自分のPCに対してのみ適用されるものであり、同じローカルネットワーク上にある他のPCの通信状況までは管理できません。そのため、アップデート中は他のデバイスで通信速度が低下する可能性があります。こうした問題を受け、Windows 10 Fall Creators Update(v1709)では、帯域幅の過剰消費を防ぐための便利な機能が搭載されました。

本記事では、Windows 10のアップデートにおける帯域幅制限の設定方法を詳しく解説します。

Windows 10のアップデートで帯域幅を制限する方法

帯域幅の制限を変更する方法は主に2つあります。「設定」アプリを使う方法と、「グループポリシーエディター」を使う方法です。

方法1:「設定」アプリから帯域幅を制限する

まずは、標準の設定アプリを使った手順をご紹介します。

ステップ1:キーボードの「Windowsロゴキー + I」を押して「設定」を開きます。

ステップ2:「更新とセキュリティ」をクリックし、下へスクロールして「詳細オプション」を探します。

ステップ3:「詳細オプション」のリンクをクリックします。

ステップ4:「配信の最適化」を選択し、「詳細オプション」をクリックします。

Windows 10でWindows Updateの帯域幅を制限する2つの方法【設定・グループポリシー】

ステップ5:ここで、ダウンロードとアップロードの設定を必要に応じて変更できます。たとえば「ダウンロード設定」では、バックグラウンドでアップデートをダウンロードする際に使用する帯域幅を制限できます。初期値は45%に設定されており、スライダーを動かして自由に調整可能です。

ステップ6:「アップロード設定」では、Windows Update用の帯域幅や月間アップロード制限を必要に応じて設定できます。こちらもスライダーで簡単に調整できます。

Windows 10でWindows Updateの帯域幅を制限する2つの方法【設定・グループポリシー】

ステップ7:再び「配信の最適化」画面に戻り、「他のPCからのダウンロードを許可する」を有効にします。この手順をスキップすると、上記の設定が一切適用されず、Windows Updateの帯域幅を制限できないので注意しましょう。

方法2:グループポリシーエディターから帯域幅を制限する

Windows 10 Proやバージョン1703を使用している場合、上記の方法がそのまま使えないことがあります。その場合は、グループポリシーエディターを利用することで、Windows 10の帯域幅制限機能を活用できます。以下の手順に従ってください。

ステップ1:キーボードで「Windowsキー + R」を同時に押すと、「ファイル名を指定して実行」ボックスが表示されます。

ステップ2:「gpedit.msc」と入力して「OK」をクリックします。これにより、ローカルグループポリシーエディターが開きます。

ステップ3:次のパスへ移動します。
コンピューターの構成 > 管理用テンプレート > Windowsコンポーネント > 配信の最適化

Windows 10でWindows Updateの帯域幅を制限する2つの方法【設定・グループポリシー】

ステップ4:最大ダウンロード帯域幅(%)」の項目をダブルクリックします。

ステップ5:「有効」を選択していることを確認し、帯域幅の上限値を手動で入力するか、スライダーを使って設定します。

ステップ6:適用」をクリックし、続けて「OK」をクリックします。

ステップ7:「ダウンロードモード」ポリシーを開き、「有効」を選択します。ドロップダウンメニューの「ダウンロードモード」で「LAN(ローカルネットワーク)」を選択し、「適用 > OK」をクリックします。

Windows 10でWindows Updateの帯域幅を制限する2つの方法【設定・グループポリシー】

ステップ8:最大アップロード帯域幅」の項目もダブルクリックして設定できます。「有効」にして最大アップロード帯域幅を指定した後、「適用 > OK」をクリックしましょう。

※注意:設定を元に戻したい場合は、「有効」の代わりに「未構成」を選択してください。

まとめ

以上の手順で、Windows 10においてアップデートやダウンロード速度の帯域幅制限を自由に設定できるようになります。また、知らないうちに何らかの要因で通信速度が低下しているケースもあるため、インターネットの快適さを保つために以下の記事もあわせてチェックしておくことをおすすめします。

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