Windows 10アップグレード前に必ずやっておきたいPC準備の5つのステップ
Microsoftの最新OS「Windows 10」には、数多くの新機能が搭載されています。すでに何百万人ものユーザーがWindows 10へのアップグレードを選択しています。しかし、いきなりインストールを始める前に、少し時間をかけてPCを準備しておくことで、アップグレード作業を格段にスムーズに進められます。
この記事では、Windows 10へのアップグレードに向けて準備しておくべきことを、5つのステップに分けてわかりやすく解説します。
Windows 10アップグレード前にやるべき5つのステップ
ステップ1:PCがWindows 10に対応しているか確認する
意気込んでアップグレードしようとしたのに、古いPCがシステム要件を満たしておらずインストールできなかった——これほどがっかりすることはありません。実際に移行する前に、まずはPCの互換性を確認しましょう。Windows 10の最小システム要件はWindows 7と同じで、以下のとおりです。
- CPU:1GHz以上のプロセッサ
- メモリ(RAM):1GB(32ビット)/2GB(64ビット)
- ディスク容量:16GB(32ビット)/20GB(64ビット)
- グラフィック:DirectX 9対応のビデオカード
「Get Windows 10(GWX)」アプリを起動し、「Check your PC(PCをチェック)」をクリックして互換性チェックを実行します。問題がなければ、「This PC meets the system requirements(このPCはシステム要件を満たしています)」という緑色のメッセージが表示されます。

ステップ2:ハードドライブの空き容量を確保する
Windows 10のインストールには16GB〜20GBのハードドライブ空き容量が必要です。使用していないアプリケーションなどをアンインストールして、スペースを確保しておきましょう。Windows標準の「ディスククリーンアップ」ツールを使ってキャッシュや一時ファイルを削除すれば、ディスク容量を効率的に回収できます。
コントロールパネルを開き、「Free up disk space(ディスク領域の解放)」を検索してクリックします。

ドライブ選択画面が表示されるので、Windowsがインストールされているドライブを選択します。クリーニング処理には多少時間がかかりますが、完了すればWindows 10のインストールに必要な十分な空き容量が確保できます。

ステップ3:データをバックアップする
ソフトウェアのアップデートは常に失敗する可能性があります。万が一トラブルが発生すると、重要なファイルを失う恐れもあります。そんな悪夢を防ぐためにも、事前のフルバックアップが不可欠です。
バックアップには主に2つの方法があります。1つ目は「システムイメージ」の作成で、バックアップ対象のドライブ全体を1つのファイルとして完全に保存できます。2つ目は個別のファイルやフォルダー単位でのバックアップです。Windows 10へのアップグレードであれば、メインドライブのシステムイメージを作成し、別のストレージに保存しておけば十分でしょう。
システムイメージを作成するには、「コントロールパネル > システムとセキュリティ > ファイル履歴 > システムイメージバックアップ」へ進みます。

ステップ4:回復ドライブを作成する
アップグレード前に回復ドライブを作成しておくと、万一の際にWindows 8.1、8、またはWindows 7へ戻したい場合に役立ちます。
「コントロールパネル > 回復 > 回復ドライブの作成」を開き、「次へ」をクリックします。

回復ドライブとして使用するUSBドライブを選択し、次の画面で「作成」をクリックします。あとは処理が完了するまで待ちましょう。
ステップ5:デバイスドライバーを更新する
ドライバーが正しく動作しないと、システムがクラッシュする可能性が高くなります。現在では多くのハードウェアメーカーがWindows 10対応ドライバーを公開しています。ドライバーの確認は、PCメーカーのサポートサイトから行いましょう。上級者であれば、WindowsのDXDIAGツールを使ってドライバー情報を確認することも可能です。
以上が、Windows 10へのアップグレードに向けてPCを準備する方法でした。無事にWindows 10へアップデートできたら、ぜひ時間をかけてさまざまなWindows 10活用テクニックもチェックしてみてください。
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