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PCにReadyBoostは本当に必要?効果と正しい使い方を徹底解説

Windows 7の登場とともに話題となったのが、ReadyBoost(レディブースト)という機能です。「USBメモリを差し込むだけで、パソコンの動作が一瞬で速くなり、追加のRAMが手に入る」という触れ込みで、当時は大きな注目を集めました。この機能はWindows 8やWindows 10にも引き継がれています。

しかし、実際のところどうなのでしょうか。まず最初に知っておくべき事実として、ReadyBoostは物理的なメモリ増設の代わりにはなりません。では、パソコンのパフォーマンス向上に役立つのかというと、答えは「条件次第」です。

筆者の使用感:体感できる差は限定的

筆者が実際にWindows環境でReadyBoostを使用してみたところ、劇的な違いは感じられませんでした。例えばOfficeやAdobe製品などのアプリケーションの起動速度は、ReadyBoostの有無にかかわらずほぼ変わりません。

PCにReadyBoostは本当に必要?効果と正しい使い方を徹底解説

効果を実感できたケース

一方で、興味深いことに起動時間については明確な改善が見られました。ただし、これはUSBメモリではなく、パソコン本体に内蔵されたSDカードスロットを使った場合です。

また、Windows 7以降では複数のフラッシュドライブに対応しており、複数台を同時に使ったところ、確かに良いパフォーマンス向上を実感できました。さらに、Windows 7/8/10のReadyBoostは、Windows Vistaのものよりもはるかに効率化されています。

ファイルシステムによる違い

Windows Vistaをお使いの場合、ReadyBoostの恩恵を最大限に受けるためにも、Windows 7/8/10へのアップグレードをおすすめします。Windows 7/8/10では、フラッシュメディアをNTFSや新しいexFAT形式でフォーマットできるため、4GBを超える大きなキャッシュを作成可能です。

SuperFetchとの組み合わせが鍵

もうひとつ重要なポイントがあります。SuperFetchを有効にすると、アプリケーションの起動が速くなることを確認しました。SuperFetchはWindows VistaやWindows 7から搭載された機能で、よく使うアプリケーションをあらかじめメモリに読み込んでおくことで、起動を高速化する仕組みです。

SuperFetchとReadyBoostを同時に有効化すると、相乗効果で大きなメリットが得られます。ただし、Windows Vistaではそのような効果は見られませんでした。おそらくVistaでは最適化が不十分だったためでしょう。

メモリ容量別の効果の目安

注意すべき点として、すでに4GB以上のRAMを搭載しているパソコンでは、Windows 7/8/10を使っていても、複数のフラッシュドライブを使っても、ReadyBoostによる効果はほとんど期待できません。それだけメモリがあれば、そもそも必要ないからです。

PCにReadyBoostは本当に必要?効果と正しい使い方を徹底解説

筆者は非常に古いパソコンでもテストしてみましたが、スペックの低いマシンでは顕著な改善効果がありました。現在ではそこまで古いパソコンを使っている人は少ないかもしれませんが、RAMが1GB以下の環境であれば、ReadyBoostは十分に役立ちます。

さらに、Windows 7/8/10では最大8台のフラッシュドライブを使用できます。使用するドライブが多いほど並列にデータを読み出せるため、パフォーマンスも向上します。

PCにReadyBoostは本当に必要?効果と正しい使い方を徹底解説

まとめ:ReadyBoost活用の9つのポイント

  • RAMが1GB以下の環境では、ReadyBoostは非常に有用
  • Windows VistaよりWindows 7/8/10の方がはるかに効果的なので、アップグレードを検討しよう
  • USBメモリ、SDカード、CompactFlashなど、メディアの種類によって効果が異なるので、いろいろ試してみよう
  • FAT32、NTFS、exFATなど、ファイルシステムによっても性能が変わる
  • SSD搭載機では効果なし。使用する必要はない
  • Windows 7/8/10で複数のフラッシュデバイスを使うと大幅な性能向上が見込める
  • 最大限の効果を得るには、SuperFetchを必ず有効化しよう
  • 4GB以上のRAMをすでに搭載しているなら、大きな違いは期待できない
  • ReadyBoostは物理メモリの増設より速くなることは決してない

Windows VistaやWindows 7/8/10でReadyBoostを使ったことがある方は、ぜひコメントで体験談をお聞かせください。パフォーマンスが向上したかどうか、どんなメディアを使い、どのようにフォーマットしたかなども教えていただけると嬉しいです。

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