【Windows Server / Windows 10・8・7対応】ユーザーをローカル管理者グループに追加する方法
1台のPCを複数人で共有するケースは少なくありません。すべてのユーザーにPCへの完全なアクセス権限が必要な場合、ゲストアカウントだけでは対応しきれません。そんなとき最も有効な解決策となるのが、ユーザーをPCのローカル管理者グループに追加する方法です。本記事では、ユーザーを管理者としてPCに追加するための複数の方法をご紹介します。
Part 1. コンピューターの管理で(ドメイン)ユーザーをローカル管理者グループに追加する
Part 2. コマンドプロンプトを使ってユーザーをローカル管理者グループに追加する
Part 3. ローカル管理者グループからユーザーを削除する方法
補足: リモートデスクトップユーザーグループ/デバッガーユーザーグループ/Power Usersグループにユーザーを追加する方法
Part 1. コンピューターの管理で(ドメイン)ユーザーをローカル管理者グループに追加する
この方法では、ドメインユーザーをローカル管理者グループに追加する手順を解説します。以下の手順に従って操作してください。
1. キーボードの「Windows」キーと「R」キーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」を起動します。テキストフィールドに「compmgmt.msc」と入力し、「OK」をクリックして「コンピューターの管理」を開きます。

2. 「コンピューターの管理」が起動したら、左側パネルの「システム ツール」に移動します。その下にある「ローカル ユーザーとグループ」フォルダーを見つけ、さらにその中の「グループ」フォルダーをクリックします。

3. メイン画面に複数のグループが表示されるので、メンバーを追加したいグループを選択します。今回は「Administrators」を選びます。
4. 「Administrators」グループを右クリックし、表示されたメニューから「グループへ追加」を選択します。
5. 操作確認のポップアップが表示されるので、「追加」をクリックしてから「OK」をクリックします。
6. 追加するアカウントの情報を入力するためのダイアログボックスが表示されます。管理者アカウントを設定するには、以下のように操作します。
「選択するオブジェクト名を入力してください」欄に、追加したいユーザーまたはグループのアカウント名を入力し、「OK」をクリックして確定します。
コンピューターアカウントを追加したい場合は、「オブジェクトの種類」をクリックしてください。「コンピューター」にチェックを入れ、再度「OK」をクリックして変更を保存します。その後、「選択するオブジェクト名を入力してください」欄に、追加したいコンピューターアカウント名を入力し、「OK」をクリックして確定します。

7. 以上の手順でPCに管理者アカウントが追加されます。ただし、この方法はWindows 8 Homeエディションなど、一部のWindowsバージョンでは利用できない点に注意してください。
Part 2. コマンドプロンプトを使ってユーザーをローカル管理者グループに追加する
もう一つの方法は、コマンドプロンプト(cmd)を使ってユーザーを管理者グループに追加する方法です。コマンドプロンプトに数行のコマンドを入力するだけで、PCに新しいユーザーを追加できます。この方法の利点は、Windows 10/8/7/Vistaなど、すべてのエディションのWindowsで利用できることです。コマンドラインでローカル管理者グループにユーザーを追加するには、通常のコマンドプロンプトではなく、管理者として実行した(昇格された)コマンドプロンプトが必要です。
1. 昇格されたコマンドプロンプトを開くには、Windows 10および8の場合は、キーボードの「Windows」キーと「X」キーを同時に押します。Windows 7またはVistaの場合は、「スタート」から「コマンド プロンプト」を検索し、検索結果を右クリックして、メニューから「管理者として実行」を選択します。

2. 昇格されたコマンドプロンプトが起動したら、ローカルグループの名前を確認するために、以下のコマンドを入力します。
「net localgroup」
3. キーボードの「Enter」キーを押します。
4. 管理者アカウントをAdministratorsグループに追加するには、以下のコマンドを使用します。
「net localgroup Administrators [ユーザー名] /add」
5. 「Enter」キーを押します。[ユーザー名]には、追加するアカウント名を指定してください。

Part 3. ローカル管理者グループからユーザーを削除する方法
Windows 10でユーザーを管理者にする方法を学んだところで、今度は不要になったアカウントや不適切なアカウントを管理者から削除する方法についても把握しておきましょう。管理者アカウントの削除手順は、Windows OSのエディションやアカウントフォルダーの状態によって異なります。
ローカル ユーザーとグループで削除する(Windows 10):
1. 「ローカル ユーザーとグループ」は、Windows 10 Pro、Enterprise、Educationエディションでのみ利用可能です。
2. キーボードの「Windows」キーと「R」キーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」を起動します。
3. テキストフィールドに「lusrmgr.msc」と入力し、「OK」をクリックします。「ローカル ユーザーとグループ」が開きます。

4. 削除したいユーザーが「ローカル ユーザーとグループ」の「グループ」フォルダー内に存在する場合は、ウィンドウ左側のパネルから「グループ」を選択します。メンバーを削除したいグループ名をクリックし、メニューから「プロパティ」を選択します。ユーザー名を選択して「削除」ボタンをクリックし、「OK」をクリックして削除を確定します。

コマンドプロンプトで削除する(全Windowsバージョン対応):
1. 以下の手順に従って、昇格されたコマンドプロンプトを開きます。
2. Windows 10および8の場合は、キーボードの「Windows」キーと「X」キーを同時に押します。
3. Windows 7またはVistaの場合は、「スタート」から「コマンド プロンプト」を検索し、検索結果を右クリックして、メニューから「管理者として実行」を選択します。

4. コマンドラインに以下のコマンドを入力し、「Enter」キーを押して実行します。
5. 「net localgroup "グループ名" "ユーザー名" /delete」

6. コマンド内の「グループ名」と「ユーザー名」は、それぞれ実際のグループ名と削除したいユーザー名に置き換えてください。
補足: リモートデスクトップユーザーグループ/デバッガーユーザーグループ/Power Usersグループにユーザーを追加する方法
リモートデスクトップユーザーグループにユーザーを追加する最も確実な方法は、コマンドプロンプトを使用することです。昇格されたコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを入力して、目的のグループにユーザーを追加しましょう。
Windows 10および8の場合は、キーボードの「Windows」キーと「X」キーを同時に押して昇格されたコマンドプロンプトを開きます。Windows 7またはVistaの場合は、「スタート」から「コマンド プロンプト」を検索し、検索結果を右クリックして、メニューから「管理者として実行」を選択します。これで昇格されたコマンドプロンプトが起動します。各グループにユーザーを追加するには、それぞれ以下のコマンドを入力します。
1. リモートデスクトップユーザーグループに追加する場合:
「net localgroup "Remote Desktop Users" ユーザーログイン名 /add」
2. デバッガーユーザーグループに追加する場合:
「net localgroup "Debugger Users" ユーザーログイン名 /add」
3. Power Usersグループに追加する場合:
「net localgroup "Power Users" ユーザーログイン名 /add」
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