Windows 10で固定キー・フィルターキーのポップアップを完全に無効化する方法
固定キーやフィルターキーは、複数のキーを同時に押す負担を軽減してくれる便利なアクセシビリティ機能です。しかし、特にゲーム中などには、意図せずダイアログが表示されて操作の妨げになることも少なくありません。そこで本記事では、Windows 10で固定キー・フィルターキー(ポップアップダイアログ)を無効にする方法と、オフにできない場合の対処法を詳しく解説します。
目次
- Part 1: Windows 10で固定キー・フィルターキーを無効にする方法
- Part 2: 固定キーがオフにならないときの対処法
Part 1. Windows 10で固定キー・フィルターキーを無効にする方法
ここでは、Windows 10で固定キー・フィルターキーを無効にする手順を紹介します。以下のステップに従って操作してください。
ステップ1. コントロールパネルを開き、「コンピューターの簡単操作」を探してクリックします。

ステップ2. 「設定」セクションにある「キーボードを使いやすくします」という項目を探します。通常は画面の下の方に配置されています。

ステップ3. 「キーボードを使いやすくします」をクリックすると新しいウィンドウが開きます。開いたウィンドウ内で、「固定キー機能を有効にします」と「フィルター キー機能を有効にします」の横にあるチェックボックスをオフにします。これでPCの固定キー・フィルターキー機能が無効になります。

さらに、Windowsが固定キー・フィルターキーのポップアップダイアログを表示しないようにするには、対応するキーボードショートカットも無効にする必要があります。
固定キーのショートカットを無効にする:
「コンピューターの簡単操作」で「固定キーのセットアップ」をクリックし、「Shift キーを 5 回押すと固定キー機能を有効にします」のチェックボックスをオフにします。
フィルターキーのショートカットを無効にする:
「コンピューターの簡単操作」で「フィルター キーのセットアップ」をクリックし、「右側の Shift キーを 8 秒間押すとフィルター キー機能を有効にします」のチェックボックスをオフにします。

最後にウィンドウ下部の「OK」をクリックして変更を保存します。これで固定キーとフィルターキーの両方が恒久的にオフになります。
Part 2. 固定キーがオフにならないときの対処法
ハードウェアやソフトウェアの不具合により、上記の手順を実行しても固定キーがオフにならないケースがあります。その場合は、原因に応じて以下の6つの対処法を順番に試してみてください。
1. キーボードの電源管理設定を変更する
ステップ1. Windowsキー + X を押してWinXメニューを開き、「デバイス マネージャー」をクリックします。

ステップ2. デバイスマネージャーで「キーボード」を探して右クリックし、ドロップダウンメニューから「プロパティ」を選択します。「キーボードのプロパティ」ウィンドウが開いたら、「電源の管理」タブをクリックします。

ステップ3. 「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスをオフできるようにする」のチェックを外し、「OK」をクリックして変更を確定します。

2. Num Lockキーを押す
ノートパソコンでは、固定キーの影響でFnキーが押された状態のままになることがあります。この問題に対する最も一般的な解決策は、Num Lockキーをオフにすることです。Num Lockキーを押して問題が解決するか確認してください。解決しない場合は、次の方法に進みます。
3. 左右のShiftキーを同時に押す
多くのユーザーから、キーボードの左Shiftキーと右Shiftキーを同時に押すことで固定キーの問題が解決したという報告があります。まずは左右のShiftキーを同時に押してみてください。改善しない場合は、次の方法へ進みます。
4. キーボードドライバーを再インストールする
固定キーの問題は、キーボードドライバーの不具合が原因の場合もあります。ドライバーを再インストールすることで解決できる可能性があります。以下の手順に従ってください。
ステップ1. Windowsキー + X を押してWinXメニューを開き、「デバイス マネージャー」をクリックします。キーボードドライバーを探して右クリックします。
ステップ2. ドロップダウンメニューから「デバイスのアンインストール」を選択し、「アンインストール」をクリックして確定します。

ステップ3. アンインストールが完了したらPCを再起動します。再起動時に既定のドライバーが自動的にインストールされます。問題が解決したか確認し、まだ残っている場合は次の方法に進みます。
5. PCのマルウェアをチェックする
上記の4つの方法を試しても問題が解決しない場合は、ウイルスなどのマルウェア感染を疑いましょう。インストール済みのウイルス対策ソフトでPC全体をスキャンし、マルウェアが見つかったら削除します。スキャン結果がクリーンな場合は、最後の方法に進んでください。
6. レジストリ値を変更する
レジストリ値の変更は、問題解決のための最後の手段です。以下の手順に従って操作してください。
ステップ1. Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。「regedit」と入力し、「Enter」キーを押すか「OK」をクリックしてレジストリエディターを起動します。
ステップ2. 左側のパネルで「HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Accessibility\StickyKeys」をクリックします。右側のパネルで「Flags」を見つけてダブルクリックし、値を「506」に設定します。

ステップ3. 同様に左側のパネルで「HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Accessibility\Keyboard Response」をクリックし、右側の「Flags」の値をダブルクリックして「122」に設定します。

ステップ4. 次に左側のパネルで「HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Accessibility\ToggleKeys」をクリックし、同じ手順で右側の「Flags」の値を「58」に設定します。

ステップ5. レジストリエディターを閉じて、PCを再起動します。
これで問題は解決するはずです。なお、安全のため、この方法を試す前に必ずレジストリのバックアップを作成しておくことをおすすめします。
固定キーをオフにする以外にも、パスワードを忘れてしまうなど、PCのトラブルはさまざまあります。そんなときは「4WinKey」というシンプルなツールが役立ちます。このソフトを使えば、Windows 10のパスワードに関する問題も簡単に解決できます。
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