Windows 10
 Computer >> コンピューター >  >> システム >> Windows 10

Windows 10が好きになる10の驚きの理由

Windows 10は完璧なOSではありません。特にHomeエディションには不満の声も多く、最近では「Windows 10をディスる」のが一種の流行になっているほどです。しかし、問題点ばかりに目を向けていると、日々の作業をぐっと楽にしてくれるWindows 10の魅力的な機能を見逃してしまいかねません。それは自分自身の損につながります。

「良い部分まで一緒に捨ててしまう」のはもったいない話です。Windows 10は最後のバージョンのOSとして位置づけられており、Windows 7のサポートもいずれ終了します。MacやLinuxに乗り換える予定がないなら、遅かれ早かれアップグレードするしかありません(マイクロソフトがそのように仕向けますから)。

そして実際のところ、多くの人はWindows 10を気に入っています。調査では60%以上のユーザーが満足度を「好意的」または「非常に好意的」と回答し、「非好意的」と答えたのはわずか10%程度でした。それでは、Windows 10が実際に優れているポイントを10個見ていきましょう。

1. デバイスへのキャスト(Cast to Device)

あまり知られていませんが、Windows 10の最もクールな機能のひとつが、ワイヤレス接続経由で別のデバイスへメディアを直接ストリーミングできる「キャスト」機能です。DLNAプロトコルに対応した機器なら何でも受信側になれます。スマートTV、PS3/PS4、Xbox 360/Xbox Oneなどが該当します。

Windows 10が好きになる10の驚きの理由

使い方はとても簡単です。エクスプローラーで任意のメディアファイル(MP3、MP4、AVI、MKVなど)を探し、右クリックして「デバイスにキャスト」サブメニューを開き、受信するデバイスを選択するだけ。デバイスはWindows 10マシンと同じネットワーク上にある必要がありますが、サードパーティ製のハードウェアやソフトウェアは一切不要です。

さらに便利なのは、複数のファイルを選んでキャストするとプレイリストが作成される点です。プレイリストへの追加・削除・並べ替えも自由自在。2015年11月の大型アップデート以降なら、Microsoft Edgeから直接キャストすることもできます。

2. バッテリーセーバー

Windows 10ユーザーの多くはノートPCやタブレットを使っているため、バッテリー駆動時間は今やマイクロソフトにとってかつてないほど重要な関心事です。幸い、Windows 10には「バッテリーセーバー」機能が搭載され、モバイルユーザーの負担を軽減してくれます。

Windows 10が好きになる10の驚きの理由

簡単に言えば、バッテリーセーバーはリソースを大量に消費する一部のバックグラウンドプロセスがフルパワーで動作しないよう制限する仕組みです。完璧なソリューションとは言えませんが、驚くほど効果的で、多くのユーザーが満足しています。対象アプリを個別に指定したり除外したりできるのも嬉しいところです。

これは従来からの省電力対策に追加されたものなので、すでに長時間駆動できるデバイスなら、バッテリーセーバーによってさらに持ち時間を伸ばせます。

3. Continuum(コンティニュアム)

Windows 10は、デスクトップPC、ノートPC、タブレットのすべてに対応するオールインワンOSとして設計されています。本来なら使用形態の違いゆえに破綻しかねない発想ですが、マイクロソフトはContinuum機能によってこの溝をうまく埋めました。

仕組みはこうです。タブレットから外付けキーボードを取り外すと、Continuumがその変化を検知してインターフェースを「タブレットモード」に切り替えます。キーボードを再接続すれば「デスクトップモード」へ戻ります。切り替えはシームレスでストレスフリーです。

Continuumは当初から便利な機能でしたが、着脱式でSurface Proタブレットに変身できるSurface Bookが登場して以降、その重要性は一段と高まりました。

4. 複数デスクトップ(仮想デスクトップ)

仮想デスクトップは生産性重視のユーザーにとって長年の必須機能であり、マイクロソフトの対応が遅かったのは残念な点でした。朗報は、Windows 10で仮想デスクトップが「タスクビュー(Task View)」機能として正式サポートされたことです。

Windows 10が好きになる10の驚きの理由

Win+Tabキーでタスクビューを開くと、現在アクティブなすべてのウィンドウが表示されます。右下の「新しいデスクトップ」をクリックすれば、新しい仮想デスクトップを作成可能。デスクトップは画面下部に並び、マウスを重ねるとそれぞれのアクティブウィンドウを確認できます。

ウィンドウを右クリックすれば、別のデスクトップへの移動も可能です。タスクバーは全デスクトップで共通ですが、他のデスクトップで開いているウィンドウは、アクティブ表示が控えめになります。(なお、この機能自体は素晴らしいのですが、マルチタスクが本当に生産性向上につながるかどうかは意見が分かれるところです)

5. Snap Assist(スナップアシスト)

Snap Assistはシンプルで、地味ゆえに見落とされがちな機能です。全体像の中では些細に思えるかもしれませんが、日常の使い勝手という観点では、Windows 10を格段に快適にしてくれます。人によっては、Windows 10に乗り換える決め手のひとつと言えるでしょう。

ウィンドウのスナップ(画面端へのフィット)自体はVista時代から存在しましたが、Windows 10では大幅に強化されています。左右半分へのスナップだけでなく、画面四隅のクアドラントにも対応。さらに、2つのウィンドウを隣接させてスナップした状態で片方のサイズを変更すると、もう片方も連動してリサイズされます。

6. 非アクティブウィンドウのスクロール

Windows 10には、あまりに地味に隠されているため存在自体を知らない人が多い小技があります。それが「フォーカスされていない(非アクティブな)ウィンドウでもスクロールできる」機能です。

実はデフォルトで有効になっていますが、動作しない場合は「設定 > デバイス > マウスとタッチパッド」から「ポインターを合わせると、非アクティブなウィンドウをスクロールする」オプションがオンになっているか確認してください。

Windows 10が好きになる10の驚きの理由

この機能の何が便利かというと、30インチ超の大型モニターを使っている場合やマルチモニター環境では、片側でWebサイトや表計算シートを閲覧しながら、反対側で別のアプリに入力作業を行えるのです。逆に、小型ノートPCで常にウィンドウを最大化しているような使い方なら、恩恵は少ないかもしれません。

7. クイックアクセス

Windows 10をカスタマイズして生産性を高める手軽で効果的な方法のひとつが、エクスプローラーの「クイックアクセス」機能を活用することです。旧バージョンの「お気に入り」に似ていますが、より動的で強力になっています。

Windows 10が好きになる10の驚きの理由

Windows 10は特定のフォルダーへのアクセス頻度を自動的に学習し、よく使うフォルダーをクイックアクセスにピン留めします。使用頻度が高いフォルダーほど上位に表示され、使わなくなれば順位が下がっていく仕組みです。

もちろん手動での管理も可能です。フォルダーを右クリックして「クイックアクセスにピン留め」を選択すれば追加でき、ピン留めしておけば並び順が勝手に入れ替わることもありません。さらに細かく調整して、自分好みに仕上げることもできます。

8. 大幅改良されたコマンドプロンプト

コマンドプロンプトを頻繁に使う人なら、Windows 10の新機能にきっと喜ぶはずです。その多くは長年待たれていたものばかり。PowerShellやLinuxのBashターミナルほど高度ではないものの、Windows 10のコマンドプロンプト改良は大きな進歩です。

Windows 10が好きになる10の驚きの理由

主な新機能には、Tabキーによる入力補完のサイクル、半透明のウィンドウ背景、ファイルやフォルダーのコマンドラインへのドラッグ&ドロップ、ウィンドウ内への直接コピー&ペースト、真のフルスクリーンモードへの切り替えなどがあります。

コマンドプロンプトを使ったことがない方も、基本のコマンドから少しずつ試してみれば、意外とすぐに慣れるはずです。

9. アクションセンター

Windows 10のベスト機能のひとつが、新しい「アクションセンター」です。通知、メッセージ、よく使う操作へのショートカットをまとめたダッシュボードのようなもので、画面右からスライド表示され、警告や更新情報の管理に役立ちます。

Windows 10が好きになる10の驚きの理由

Win+Aキーで簡単に開けられます。主なショートカットには「設定」「ネットワーク」「集中モード」のほか、ノートPCで便利な「機内モード」、タブレットで便利な「タブレットモード/デスクトップモード」の切り替えなどがあります。

システム構成によっては、OneNoteユーザー向けの「ノート」ショートカットなど、その他のアクションが表示されることもあります。どうしてもアクションセンターが不要なら、レジストリを編集して無効化することも可能です。

10. Cortanaによるヘルプシステム

最後に紹介したいのが、Cortanaを通じて利用できるWindows 10のヘルプ機能です。使いこなせば驚くほど頼りになる存在で、単なるおまけではなく本格的なバーチャルアシスタントとして、頼めばしっかりサポートしてくれます。

Cortanaを起動するには、タスクバーのマイクアイコンをクリックするか、「Hey Cortana」と呼びかけます(事前に設定の有効化が必要です)。起動後は必要なことを尋ねるだけで、関連する情報を提供してくれます。完璧ではありませんが、十分使う価値があります。

Windows 10のヘルプを得る方法はほかにもあります。たとえばマイクロソフトのサポート担当につながる「サポートにお問い合わせ」アプリなどです。ただし、まずはCortanaの使い方を覚えて慣れておくことをおすすめします。思った以上に役立つ場面が多いはずです。

Windows 10は十分に優れているのか?

繰り返しますが、Windows 10の欠点に目をつぶろうというわけではありません。問題があることは承知しています。たとえば強制アップデート騒動は、致命的な欠陥とみなす人もいるほど深刻な問題かもしれません。しかし私たちは、Windows 10には白黒つけられないだけの魅力が備わっていると考えています。

アップグレードを決めたら、覚えておくべきポイントがいくつかあります。各種のリセット/初期化オプション、システムメンテナンスの変更点、調整しておきたい多数の設定などです。

Windows 10は悪い部分を許容できるほど優れているでしょうか?それとも、良い部分をもってしても償いきれないほど悪いのでしょうか?1〜5段階であなたのWindows 10に対する評価を、ぜひコメント欄でお聞かせください!

  1. Windows 10からWindows 11へアップグレードすると、どのエディションになる?対応関係を徹底解説

    Windows 10からWindows 11へアップグレードした際、どのエディションのWindows 11が使えるようになるのか疑問に感じていませんか?この記事では、自分がアップグレードできるWindows 11のエディションについて詳しく解説します。 Windows 11は登場以来大きな話題を集めているOSです。Microsoftによると、Windows 10からWindows 11へのアップグレードは無料で提供されます。刷新されたデザインや新機能に加え、強化された内蔵セキュリティなど、数多くの改善点が盛り込まれています。「自分はどのエディションにアップグレードされるのだろう?」と気になって

  2. Macは買うべき?購入するメリット・デメリットを徹底解説

    MacとWindowsは、日常のコンピューティングニーズを支える二大プラットフォームです。このどちらを選ぶかという決断は、意外にも迷いやすく時間がかかるもの。さらに周囲の人々の個人的な意見が加わると、なおさら判断が難しくなってしまいます。 そこで本記事では、読者の皆さんがスムーズに意思決定できるよう、「Macを購入すべき理由」と「購入を見送ったほうがよい理由」をそれぞれ厳選してご紹介します。 Macを購入すべき理由 1. 卓越したプロダクトデザイン Appleは製品の外観とデザインに非常にこだわっています。Macのデザインは綿密に計算されており、常に高い視覚的魅力を放っています。Appleはア