Windows 10でデフォルトフォントを変更する唯一の方法【レジストリ編集】
Windows 7以前の時代なら、使いやすいダイアログウィンドウから簡単にシステムフォントを変更できました。しかしWindows 8になると、Microsoftはそのウィンドウを廃止し、システムフォントの変更はほぼ不可能になりました。とはいえ、当時は「Windows 8 Font Changer」というツールを使えば対応できました。
ところがWindows 10では、状況はさらに厳しくなっています。Microsoftは依然としてフォントの変更を認めておらず、利用できるサードパーティ製ツールも存在しません。唯一の回避策は、レジストリの値を直接編集することですが、この操作にはリスクが伴います。わずかなミスでも、取り返しのつかないシステム障害を引き起こす恐れがあります。
作業前の重要な注意点
必ずレジストリのバックアップを作成してから作業を始めてください!バックアップを保存していなければ、変更を元に戻すことができません。万が一問題が発生しても、当方は一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
レジストリのバックアップは、レジストリエディターのメニューから「ファイル」→「エクスポート」を選択すれば簡単に作成できます。トラブル発生時には、保存した.regファイルをダブルクリックするだけで元の状態に復元できます。
レジストリでシステムフォントを変更する手順
それでも実行する覚悟が決まったら、以下の手順に従ってください。
1. レジストリエディターを起動する
スタートメニューを開き、「regedit」と入力して、表示されたレジストリエディターを起動します。
2. 既定のフォント設定を空にする
左側のサイドバーで、以下のキーへ移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE \ SOFTWARE \ Microsoft \ Windows NT \ CurrentVersion \ Fonts
右側のパネルで、「Segoe UI」で始まるすべての項目を探します。各項目を右クリックして「修正」を選択し、値のデータ欄を空にして「OK」をクリックします。この操作を、Segoe UI関連の全項目に対して繰り返します。
3. 置き換え用のフォントを指定する
続いて、左側のサイドバーで以下のキーへ移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE \ SOFTWARE \ Microsoft \ Windows NT \ CurrentVersion \ FontSubstitutes
右側パネルの空いている部分を右クリックし、「新規」→「文字列値」を選択して、名前を「Segoe UI」にします。次に、新しく作成した項目を右クリックして「修正」を選び、値のデータに「Tahoma」(または使用したい任意のフォント名)を入力します。
4. PCを再起動して変更を反映させる
レジストリエディターを閉じたら、Windowsからサインアウトして再度サインインします(再起動でも可)。これで、新しいシステムフォントが画面全体に適用されているはずです。
元のフォントに戻す方法
変更を元に戻したい場合は、FontSubstitutesキー内に作成した「Segoe UI」の文字列値を削除し、Fontsキーで空にした各項目の値のデータに元のフォント名を入力し直してください。あるいは、事前にエクスポートしておいたレジストリのバックアップファイルを実行して復元するのが最も確実です。
まとめ
Windows 10では公式にフォント変更機能が提供されていないため、レジストリ編集が現状唯一の方法となっています。リスクを理解した上で、必ずバックアップを取ってから慎重に作業しましょう。
あなたはSegoe UIというフォントをどう思いますか?代わりにどのフォントをシステムフォントとして使いたいですか?ぜひコメント欄で教えてください!
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