上級者向け!Windowsでカスタムキーボードショートカットを作る12以上のテクニック
キーボードショートカットのメリットについては、これまでも何度かご紹介してきました。OfficeソフトやWebアプリでの作業時間を節約できるだけでなく、マウスに頼らずコマンドを素早く実行できるのが大きな魅力です。
Windowsの基本的なショートカットはご存じの方も多いでしょうが、実は自分専用のショートカットを登録できることをご存じでしょうか?この記事では、Windows 10で独自のショートカットを作成し、生産性をさらに高めるためのさまざまな方法を解説します。
任意のアプリへのショートカットを作成する
Windows 10は、Windows 8と比べてモダンアプリが画面を占有しないよう大幅に改善されています。ただし、スタートメニューの「すべてのアプリ」には、モダンアプリと従来のデスクトップソフトの両方が表示されます。一見すると、これらのアプリへのショートカットを簡単に作る方法がないように思えますが、実際はとても簡単です。
まず、Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、Shell:AppsFolder と入力します。すると、エクスプローラー内でアプリケーションフォルダが開きます。
ここでは、インストール済みのすべてのアプリ(モダンアプリ・標準アプリの両方)を確認できます。ショートカットを作成したいアプリを見つけたら、右クリックして「ショートカットの作成」を選択しましょう。ショートカットがデスクトップに作成される旨のメッセージが表示されますが、それがまさに狙いどおりです。
次に、デスクトップが散らからないよう、ショートカットをまとめるフォルダを作っておくとよいでしょう。デスクトップ上で右クリックし、「新規作成 > フォルダー」を選択します。フォルダ名は「Shortcuts」など好きな名前をつけ、作成したアプリのショートカットをその中へ移動します。その後、ショートカットアイコンを右クリックして「プロパティ」を開きます。
「ショートカット」タブ内の「ショートカットキー」ボックスをクリックし、このアプリを起動したいキーを入力します。Windowsは自動的に Ctrl + Alt を追加しますが、Ctrl + Shift + [任意のキー] や Ctrl + Shift + Alt + [任意のキー] に変更することも可能です。Home や Page Up などの文字以外のキーも選べます。なお、よく使うソフトの既存ショートカットと重複すると混乱のもとになるので注意してください。
OK をクリックすれば、任意のアプリへの即席ショートカットの完成です。好きな数だけ同じ手順を繰り返せますし、すべてフォルダに整理しておけばアクセスも簡単です。キーボードショートカットを削除したい場合は、該当するショートカットファイルを削除するだけでOKです。
ウェブサイトへのショートカットを追加する
上記の方法は、お気に入りのウェブサイトにも応用できます。サイトのショートカットをデスクトップに送るには、Chromeを使ってそのサイトのミニアプリ(ショートカット)を作成する方法があります。Chromeを使いたくない場合は、任意のブラウザのブックマーク(またはURL)をデスクトップへドラッグ&ドロップしても構いません。
作成できたら、新しいウェブサイトのショートカットを右クリックし、前述の手順どおりショートカットキーのボックスにキーの組み合わせを設定します。設定したキーを押すと、既定のブラウザでそのサイトが開きます。
ショートカットでシャットダウン・再起動を行う
パソコンのシャットダウンや再起動にはさまざまな方法がありますが、さらに素早く行えるショートカットを追加することもできます。まず、デスクトップの空いている場所を右クリックし、「新規作成 > ショートカット」を選択します。項目の場所を尋ねられたら、以下のコマンドを入力できます:
- shutdown.exe -s -t 00 -f:コンピュータを即座にシャットダウンし、開いているプログラムを強制終了するショートカットを作成
- shutdown -r -t 00 -f:同じパラメータでWindowsを再起動
- shutdown.exe –L:現在のアカウントからログオフ
コマンドを入力したら、わかりやすい名前をつけましょう。あとは先ほど作ったショートカットフォルダに移動し、同じ方法でキーボードショートカットを割り当てれば完成です。
よく使うユーティリティやフォルダへすばやくジャンプする
「新規作成 > ショートカット」オプションを使えば、「ファイル名を指定して実行」やコマンドプロンプトで実行できるツールなら何でもショートカット化できます。電卓など一部のツールは前述の方法でもショートカットを作れますが、手元に置いておきたいWindowsユーティリティは他にもたくさんあります:
- \(円記号1つ):Cドライブのルートを開くショートカットになる
- .(ピリオド1つ):ドキュメントなどを含むユーザーフォルダへのショートカット
- ..(ピリオド2つ):Usersフォルダへのショートカット。PCで複数アカウントを管理している場合に便利
- appwiz.cpl:「プログラムと機能」画面を直接開き、ソフトのアンインストールがスムーズに
- osk:スクリーンキーボードを起動
- perfmon:高機能なパフォーマンスモニターを起動
- msinfo32:システムの詳細情報を表示
Windows標準機能の先へ進む
これらの方法で多くのWindowsユーティリティへのショートカットを作成できますが、さらに強力な機能(またはサポート)が必要なら、サードパーティ製ソフトの出番です。
カスタムショートカットの作成を簡単にしてくれるツールのひとつがWinHotKeyです。このソフトはシステムトレイに常駐し、Win + Ctrl + F11 のショートカットで開けます。シンプルなインストール後、メインメニューが表示され、基本的なWindowsショートカットのサンプルがいくつか確認できます。独自のホットキーを追加するには「New Hotkey」をクリックします。
ここで新しいショートカットを追加する流れは、Windowsのダイアログボックスで行う場合と似ています。ショートカットに短い名前をつけ、希望するキーの組み合わせを選択します。その後、ホットキーでソフトを起動するのか、ドキュメントやフォルダを開くのか、テキストを入力するのか、ウィンドウを移動するのかを決められます。
プログラム、ドキュメント、フォルダを起動する場合は、対象ファイルの場所を参照して指定する必要があります。なお、テキスト展開(入力補完)にはより高機能な専用ソフトがあり、ウィンドウサイズ変更もWindows標準のショートカットが用意されているため、その用途には必ずしも必要ありません。
カスタムショートカットを完全に制御したい上級者には、AutoHotKeyをおすすめします。この強力なツールを使えばキーの再割り当てが可能で、慣れればキーボードでほぼ想像できることは何でも実現できます。
どんなショートカットを作りますか?
標準のショートカットを使えば誰でも操作を速められますが、カスタムショートカットを設定すれば、最も必要としている項目へすばやくアクセスできます。毎日使うプログラムでも、手放せないWindowsユーティリティでも、これらのテクニックを使えばメニューを何段階もたどるような面倒な操作とはおさらばです。
ショートカットの達人になりたい方は、キーボードだけでWindowsを操作する方法もぜひチェックしてみてください。
また、これらのショートカットで問題が発生する場合は、キーボード自体の故障かもしれません。たとえば、Windowsキーが効かないときの対処法も参考になりますよ。
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