Windowsキーが反応しないときの原因と対処法8選
Windowsキーはキーボードの中でも最も便利なキーのひとつです。しかし、いざ使おうとしたときにWindowsキーが反応しなかったらどうでしょう?スタートメニューへの素早いアクセスができなくなるだけでなく、「Windowsキー + L」での画面ロックなど、数多くの便利なショートカットも使えなくなってしまいます。
この記事では、Windowsキーが動かなくなったときに試せるトラブルシューティングの手順を、初心者にもわかりやすく解説します。
1. キーボードのトラブルシューティングツールを実行する
Windows 10には、問題を自動的に検出・修復するためのトラブルシューティングツールが多数用意されています。その中にはキーボード専用のものもあり、これを実行することでスタートボタンの不具合が解消される可能性があります。
- スタートボタンを右クリックし、設定を選択します。
- 更新とセキュリティ > トラブルシューティング > 追加のトラブルシューティングツールをクリックします。
- キーボード > トラブルシューティングツールの実行をクリックします。
- ツールが問題を検出して自動的に修復するのを待ちます。
2. スタートメニューを再登録する
壊れているのはWindowsキーなのか、それともスタートメニューなのかを確認しましょう。画面左下のWindowsアイコンをクリックしても何も起こらない場合、問題はスタートメニュー側にあります。
その場合は、スタートメニューを再登録することで解決できることがあります。
- タスクバーを右クリックし、タスクマネージャーを開きます。
- ファイル > 新しいタスクの実行をクリックします。
- powershellと入力してOKをクリックします。
- 以下のコマンドを貼り付けてEnterキーを押します。
Get-AppxPackage Microsoft.Windows.ShellExperienceHost | Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register "$($_.InstallLocation)\AppXManifest.xml"}
コマンドの実行が完了すれば、スタートメニューは正常に動作するようになるはずです。
3. ゲーミングモードを無効にする
多くのゲーミングキーボードには「ゲームモード(ゲーミングモード)」機能が搭載されています。これは、ゲーム中のシステムパフォーマンスを最適化するWindows 10の「ゲームモード」とは別物なので注意してください。
キーボードのゲームモードは、ゲーム中に誤って押したくない特定のキーを無効化する機能です。言うまでもなく、その対象のひとつがWindowsキーです。うっかり有効にしてしまった可能性があります。
キーボードによって操作方法は異なりますが、ゲームモードを示すキーやアイコンがないか確認してみてください。ジョイスティック型のスイッチ(上の画像のLogicool G915 TKLなど)や、斜線の入ったWindowsロゴのキーが目印になることがあります。また、ファンクションキーに割り当てられている場合もあります。たとえばRazer製キーボードの中には、FN + F10でゲームモードを切り替えられるモデルがあります。
よくわからない場合は、お使いのキーボード名と「ゲームモード」で検索すれば、その機能に対応しているかどうかがわかります。
4. 別のキーボードを試す
機器は壊れることがあり、キーボードも例外ではありません。まず重要なのは、Windowsキーが効かない原因がハードウェア(キーボード)にあるのか、ソフトウェア(Windows 10)にあるのかを見極めることです。
予備のキーボードがあれば、パソコンに接続してWindowsキーが使えるか確認してみましょう。使えるのであれば、元のキーボードが故障していると考えられます。
さらに確実にするには、元のキーボードを別のパソコンに接続してみてください。そこでもWindowsキーが動作しなければ、キーボード自体の故障で間違いありません。その場合はメーカーに連絡し、保証期間内であれば修理や交換が可能か問い合わせましょう。
5. バックグラウンドアプリを終了する
Windowsキー単体では動作するのに、ショートカット(アカウントをロックするWindowsキー + Lや、ファイル名を指定して実行を開くWindowsキー + Rなど)だけが効かない場合は、パソコン上のプログラムがショートカットを横取りしている可能性が高いです。
対処としては、タスクマネージャーを開くのがおすすめです。タスクバーの空いている部分を右クリックすると起動できます。プロセスタブには、実行中のアプリとバックグラウンドプロセスがすべて表示されます。
アプリをひとつずつ終了してはWindowsキーをテストし、同様にバックグラウンドプロセスも確認していきます。Windows関連のプロセスは触らないようにしてください。
原因となるアプリが見つかったら、そのプログラムの設定を開き、ショートカットを無効化できる項目がないか探してみてください。見つからない場合は、プログラムをアンインストールするか、開発元にサポートを問い合わせましょう。
6. ドライバーとソフトウェアを更新する
ドライバーとは、パソコンのハードウェアを動作させるためのソフトウェアです。キーボードドライバーが古くなっていたり不具合を抱えていたりすると、Windowsキーが効かなくなることがあります。
ただし、特殊なキーや機能を持たない標準的なキーボードを使用している場合は、標準ドライバーがWindows 10に組み込まれているため、この限りではない点に注意してください。
デバイスマネージャーを使えば、ドライバーの更新を確認できます。
- タスクバーを右クリックし、タスクマネージャーを開きます。
- ファイル > 新しいタスクの実行をクリックします。
- devmgmt.mscと入力してOKをクリックします。
- キーボードのカテゴリをダブルクリックします。
- キーボードの名前を右クリックし、ドライバーの更新 > ドライバーを自動的に検索をクリックします。
あわせて、キーボードメーカーの公式サイトで新しいドライバーやソフトウェアの更新がないかも確認しましょう。Logicool(ロジクール)やRazerなどのメーカーは独自のキーボードカスタマイズソフトを提供しています。こうしたソフトで誤ってWindowsキーを無効化したり、キーを再割り当てしたりしていないかチェックしておきましょう。
7. スキャンコードマップを削除する
スキャンコードマップとは、キーボードの標準的なキーの機能を変更する仕組みです。過去に自分で導入したものや、何らかのプログラムによって設定されたスキャンコードマップによって、Windowsキーが無効化されている可能性があります。
削除するには、レジストリエディターを使ってScancode Mapの値を削除する必要があります。手順を進めた結果、Scancode Mapの値が存在しない場合は、このステップをスキップして次の対処法に進んでください。
- タスクバーを右クリックし、タスクマネージャーを開きます。
- ファイル > 新しいタスクの実行をクリックします。
- regeditと入力してOKをクリックします。
- メニューの表示からアドレス バーにチェックが入っていない場合はクリックしてオンにします。
- メニュー下のアドレスバーに次のように入力します:コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout
- 右側のペインでScancode Mapの値を右クリックし、削除 > はいを選択します。
- パソコンを再起動します。
8. フィルターキーを無効にする
フィルターキーはWindows 10のユーザー補助機能のひとつで、有効になっていると短時間の入力や同じキーの連続入力を無視するようになります。この機能がスタートボタンに干渉している可能性があるため、オフにしてみましょう。
- タスクバーを右クリックし、設定を開きます。
- 簡単操作をクリックします。
- 左側のメニューからキーボードを選択します。
- フィルターキーを使用するの下にあるスライダーをオフにします。
Windowsキーを活用して作業を高速化しよう
ここまでの手順で、Windowsキーが再び使えるようになっていれば幸いです。Windowsキーはスタートメニューへの素早いアクセスだけでなく、他のキーとの組み合わせによって数多くの便利なショートカットを実現してくれます。
ショートカットは覚えるほど作業効率が上がります。ぜひさまざまなショートカットを身につけて、快適にWindowsを操作できるようにしましょう。
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