Windows 10で「電源オプション」を開く6つの方法
パソコンの電源管理は、コンセントから消費する電力の量や、バッテリーでの駆動時間に大きく影響します。幸い、Windows PCではシステムの電源管理を細かくコントロールできます。
PCがスリープモードに移行するまでの時間を変更したいときや、ノートパソコンのバッテリーを長持ちさせたいときは、Windows 10の「電源オプション」メニューから設定を変更できます。この記事では、Windows 10で「電源オプション」を素早く開く6つの方法を紹介します。
Windowsの「電源オプション」とは?
「電源オプション」は、Windowsのコントロールパネルに含まれるシステムユーティリティで、PCの電力消費やバッテリー使用に関するあらゆる設定を管理できます。このパネルから、複数の電源プランを切り替えたり、カスタムプランを作成してシステムの電力使用を細かく調整したりできます。詳細な電源設定では、CPUの最大/最小プロセッサの状態やGPUの電源管理なども、数分で調整可能です。
多くのユーザーは、電源プランを変更する目的で「電源オプション」にアクセスします。Windows 10 PCではデフォルトで「バランス」プランが選択されていますが、ハードウェアリソースを最大限に活用したい場合は「高パフォーマンス」プランへ、バッテリー駆動時間を延ばしたい場合は「省電力」プランへ切り替えるとよいでしょう。
1. スタートメニューの検索ツールを使う
Windows PCで「電源オプション」にアクセスする最もシンプルな方法が、スタートメニューの検索バーの活用です。ただし、検索機能から「電源オプション」に直接たどり着けない点に注意が必要です。手順は以下の通りです。
- スタートメニューの検索バーに「電源」と入力すると、「電源プランの編集」という結果が表示されるので、これをクリックします。
- 現在の電源プランの設定画面が新しいウィンドウで開きます。アドレスバーに表示されている「電源オプション」をクリックします。

これで、利用可能なすべての電源プランが表示され、プランの切り替えや、必要に応じたカスタムプランの作成ができるようになります。
2. クイックアクセスメニュー(WinXメニュー)を使う
実はこの方法の方が、スタートメニューの検索バーよりも素早く「電源オプション」を開けます。ここで紹介するのは、エクスプローラーの「クイックアクセス」ではありません。スタートメニューを右クリックすると表示される専用のコンテキストメニューのことで、キーボードショートカットを使えばさらに素早く呼び出せます。
- キーボードショートカット「Windowsキー + X」を押すと、スタートメニューの上にコンテキストメニューが表示されます。
- リストの上から2番目にある「電源オプション」をクリックします。

本当にこれだけです。このショートカットがあることから、多くのWindowsユーザーは混乱を避けるため、クイックアクセスではなく「WinXメニュー」と呼んでいます。
3. バッテリーアイコンから開く
ノートパソコンをお使いなら、バッテリーアイコンも「電源オプション」メニューへ素早くアクセスできる手軽な方法です。バッテリーアイコンは通常、タスクバーの右下に表示されています。アイコンを右クリックしてコンテキストメニューを開き、「電源オプション」を選択するだけです。

この方法もWinXメニューと同等の手軽さがあります。デスクトップPCのユーザーはバッテリーアイコンが表示されませんが、後述の方法で同じように素早くアクセスできるのでご安心ください。
4. 「ファイル名を指定して実行」を使う
「ファイル名を指定して実行」ダイアログは、Windows 10で意外と活用されていないツールの一つです。ファイルの完全なパスさえわかれば、PC上の任意のプログラムを素早く起動できます。スタートメニューの検索バーからも呼び出せますが、上級ユーザーの多くはキーボードショートカットを使っています。
「Windowsキー + R」を同時に押すと、画面左下にダイアログが表示されます。「名前」欄に「powercfg.cpl」と入力し、「Enter」キーを押しましょう。

「電源オプション」が新しいコントロールパネルウィンドウで開きます。同様に、C:\Windowsディレクトリに保存されている実行ファイルであれば、同じ要領のコマンドで起動できます。
5. コマンドプロンプトを使う
プログラマーや開発者の方なら、コマンドプロンプトで作業中に、このコマンドラインから「電源オプション」を素早く起動すると便利です。一般ユーザーには、すでに紹介したより簡単な方法があるため、あえてこの方法を選ぶ必要はないでしょう。
コマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを入力します。
%windir%\system32\control.exe /name Microsoft.PowerOptions

「Enter」キーを押して実行すると、「電源オプション」が新しいコントロールパネルウィンドウで開きます。なお、コマンドプロンプトの代わりにWindows PowerShellを使っている場合も、同じコマンドラインが利用できます。
6. コントロールパネルから起動する
「電源オプション」はシステムユーティリティなので、Windows 10のコントロールパネル内に存在します。最も手軽な方法ではありませんが、設定がどこにあるのかを正確に把握しておきたい場合に役立ちます。これまで紹介した方法は、すべてコントロールパネル内のこのセクションへのショートカットにすぎません。
- Windows 10 PCで「コントロールパネル」を起動します。スタートメニューの検索バーを使えば簡単に見つけられます。
- メインメニューから「ハードウェアとサウンド」をクリックします。すべてのコントロールパネル項目が表示されている場合は、この手順をスキップできます。
- 右側のペインにある「電源オプション」をクリックすると、すべての電源プランが表示されます。

目的に応じて、「電源オプション」の下に表示される項目を選択すれば、特定の設定画面へより素早くアクセスできます。
状況に合わせて最適な方法を選ぼう
もちろん、Windows 10 PCで「電源オプション」を開くだけなら、これらの方法のうち1つで十分です。しかし、状況に応じて使い分けられるよう、複数の方法を知っておくと便利です。
例えば、ノートPCならバッテリーアイコンから起動するのが最も自然に感じられますが、デスクトップPCユーザー向けにも、同じくらい素早く開ける方法を紹介しました。
どの方法を選んでも、たどり着く先はコントロールパネルの同じ「電源オプション」です。ぜひいろいろ試して、自分の使い方に最適な方法を見つけてください。
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