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PowerToysでWindows 10/11をもっと便利に!無料ツールのダウンロードから使い方まで徹底解説

PowerToysは、Windows 10およびWindows 11の操作を効率化し、生産性を高めることを目的とした無料ユーティリティ集です。PowerToysはWindows 95向けに初めて登場し、その後Windows XP向けに提供された後、現在はWindows 10と11向けのオープンソースプロジェクトとして公開されています。

PowerToysを使えば、ファイルの一括リネーム、画像の一括リサイズ、アプリのクイック起動など、さまざまな作業を素早く行えます。この記事では、PowerToysのダウンロード方法と、各ツールの使い方を詳しく解説します。

PowerToysとは?

PowerToysは、Windowsオペレーティングシステムの機能を強化するために設計された、無料ツールのシリーズです。

最初のPowerToysはWindows 95向けのもので、15個のコンポーネントが含まれていました。音楽CD以外のCDでオートプレイを使ったり、タスクバーメニューからデスクトップ項目を開いたり、画面解像度を素早く変更したりできるなど、当時としては画期的な機能が揃っていました。

第2世代のPowerToysはWindows XP向けに登場しました。このバージョンでは、単一パッケージではなく個別ダウンロード形式で提供されました。開発期間中に一部のコンポーネントは廃止されましたが、合計20個のコンポーネントが存在し、高機能電卓やAlt-Tabでのライブウィンドウプレビューなどが含まれていました。

その後のWindows Vista、Windows 7、Windows 8では、PowerToysの公式サポートは行われませんでした。

2019年9月、MicrosoftはWindows 10向けPowerToysの最初のバージョンを一般公開し、それ以来継続的に進化を続けています。これらのユーティリティは単一パッケージで提供されており、パワーユーザー向けに設計されていますが、直感的なインターフェースのおかげで誰でも簡単に使えます。

Windows 10およびWindows 11向けPowerToysに含まれるユーティリティは以下の通りです。

  1. Always On Top
  2. Awake
  3. Color Picker
  4. FancyZones
  5. File Explorer Add-ons
  6. Image Resizer
  7. Keyboard Manager
  8. Mouse Utilities
  9. PowerRename
  10. PowerToys Run
  11. Shortcut Guide
  12. Video Conference Mute

以下では、それぞれのツールを詳しく見ていきましょう。

PowerToysのダウンロード方法

PowerToysはオープンソースプロジェクトです。Microsoftが公式に開発していますが、オペレーティングシステムには標準搭載されていません。

PowerToysをダウンロードするには、GitHubのプロジェクトページにアクセスします。AssetsセクションからPowerToysSetup-0.##.#-x64.exeというファイルをダウンロードしてください。数字の部分はPowerToysの最新バージョンを表しています。

ダウンロードが完了したら、ファイルを開いてPowerToysをインストールします。

PowerToysの使い方

PowerToysをインストールしたら、スタートメニューから起動できます。起動するとシステムトレイに常駐し、アイコンをクリックすればPowerToysのユーティリティ画面を開けます。

全般タブでは、いくつかの設定をカスタマイズできます。特に重要なのは、自動的に更新プログラムをダウンロードする常に管理者として実行するを有効にしておくことです。

また、アプリのテーマや、PowerToysをスタートアップで実行するかどうかも設定できます。

一部のPowerToysツールはデフォルトで有効になっています。以下では、各ツールを順番に紹介し、その使い方を説明します。

1. Always On Top

多くのウィンドウを開いていると、重要なウィンドウを見失いがちです。Always On Topツールを使えば、ウィンドウを他のすべてのウィンドウより上に固定し、常に表示させておくことができます。

起動ショートカット(デフォルトはWindowsキー + Ctrl + T)、ゲームモード中に動作するかどうか、ピン留めしたウィンドウの枠線の色と太さ、ピン留め時にサウンドを再生するかどうかなどをカスタマイズできます。また、最前面固定から除外するアプリケーションを指定することも可能です。

2. Awake

PCをスリープさせたくない場面は多々あります。大きなファイルをダウンロードしているときや、バックアップを実行しているときなどがその例です。そのたびに電源プランを変更するのは面倒ですよね。

Awakeツールを使えば、必要なときだけPCをスリープ状態にせず起動させ続けられます。選択した電源プランを使用し続ける無期限にスリープしない一時的にスリープしない(時間を指定)の3つから選択できます。

さらに、画面をオンのままにするかどうかも切り替えられます。

3. Color Picker

Color Pickerは、実行中の任意のアプリケーションから色を抽出し、HEX、RGB、HSLなどさまざまな形式でクリップボードにコピーできるツールです。

4. FancyZones

ウィンドウを画面の端や隅にドラッグすると、基本的なグリッドレイアウトに従ってサイズが変更されます。

FancyZonesを使えば、多数のウィンドウを配置するための高度なレイアウトを作成できます。

PowerToysのFancyZonesセクションに移動し、ゾーンエディターを起動をクリックします。ここでは、デフォルトのウィンドウレイアウトから選ぶことも、カスタムタブをクリックして独自のレイアウトを作成することもできます。

その後、ウィンドウをドラッグする際にShiftキーを押し続けるとゾーンが表示され、ウィンドウをセクションにドラッグすると自動的にリサイズされます。

PowerToysの設定内では、Shiftキーの押下を不要にする設定を含め、FancyZonesの多くの設定を編集できます。このユーティリティを最大限に活用するために、各設定を確認しておきましょう。

5. File Explorer Add-ons

エクスプローラーにはプレビューウィンドウがあり、ドキュメントやスプレッドシートなどの一部のファイル形式なら、開かずに内容を確認できます。

ファイルをクリックしてもプレビューが表示されない場合は、エクスプローラーの表示タブに移動し、プレビューウィンドウをクリックして有効にしてください。

PowerToysを導入すると、この機能がSVG、MD、PDF、GCODEファイルにも対応します。

6. Image Resizer

Macでは画像の一括リサイズが可能ですが、Windowsでも同じことができるようになりました。

エクスプローラーを開き、リサイズしたい画像を選択して右クリックし、画像サイズ変更をクリックするだけです。

ウィンドウが開くので、新しい画像サイズを選択できます。コピーを作成せず元の画像を直接リサイズしたり、画像の向きを無視したりといったオプションも用意されています。準備ができたらサイズ変更をクリックしましょう。

PowerToysの設定内では、デフォルトのサイズプリセットを編集して独自のプリセットを追加できます。エンコード設定や、リサイズ後の画像の命名方法も変更可能です。

7. Keyboard Manager

Keyboard Managerを使えば、独自のキーボードショートカットを作成したり、既存のショートカットを再マップしたりできます。

たとえば、あまり使わないキーでメディア再生やブラウザのナビゲーションを操作できるようになります。あるいは、通常テキストをコピーするCtrl + Cショートカットを、貼り付けに変更するといったことも可能です。

設定には2つのセクションがあります。1つのキーを別のキーに割り当て直すキーの再マップと、ショートカットを別のショートカットに割り当て直すショートカットの再マップです。

キーの再マップまたはショートカットの再マップをクリックし、プラスアイコンを押してマッピングを追加します。左側が既存のキーまたはショートカット、右側が割り当て先です。ゴミ箱アイコンでマッピングを削除できます。完了したらOKをクリックしてください。

8. Mouse Utilities

マウスカーソルの位置を見失いがちな方や、クリック時に視覚的なフィードバックが欲しい方に、Mouse Utilitiesが役立ちます。それぞれの機能の見た目や動作もカスタマイズできます。

9. PowerRename

PowerShellを使わずに、Windowsでファイルやフォルダーを一括リネームするのは一般ユーザーには難しい作業でした。PowerRenameユーティリティを使えば、それが簡単に行えます。

エクスプローラーで、リネームしたいファイルやフォルダーを選択し、右クリックしてPowerRenameをクリックします。

ウィンドウが開くので、検索する語句と置換後の語句を指定します。大文字小文字を区別するリネーム、フォルダーを除外、拡張子のみを対象にするなど、便利なオプションも多数用意されています。

10. PowerToys Run

PowerToys Runは、アプリケーション、ファイル、フォルダーを素早く起動するための検索ツールです。開いているウィンドウへの切り替えにも使えます。

デフォルトではAlt + Spaceを押すと起動します。あとは入力を始めるだけで、PC内の目的のものを検索できます。キーとキーで結果を移動し、Enterで起動します。

必要に応じて、各結果の横にあるアイコンから管理者として実行ファイルの場所を開くコンソールでパスを開くといった操作も行えます。

11. Shortcut Guide

Windowsには便利なショートカットがたくさん用意されています。Shortcut Guideを使えば、Windows + Shift + /を押すだけで、ショートカット一覧を画面に表示して確認できます。

PowerToysの設定内では、起動方法起動ショートカットテーマ除外アプリを変更できます。

12. Video Conference Mute

複数のアプリケーションで頻繁にビデオ通話を行っていると、アプリごとのカメラとマイクのミュート方法を覚えておくのが大変です。

だからこそ、このPowerToysユーティリティが非常に便利なのです。キーボードショートカットでWebカメラとマイクをグローバルにミュートできるため、ビデオ会議のメニューをいちいち探す必要がありません。

Windowsマスターへの第一歩を踏み出そう

PowerToysは現在も活発に開発が続けられているため、既存のツールが変更されたり、新しいユーティリティが追加されたりします。将来的には、一部の機能がWindowsの標準機能として組み込まれる可能性もあります。

PowerToysを活用すれば、Windows 10やWindows 11の真のマスターに近づくことができるでしょう。

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