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Windows 10/11で複数のファイルが選択できないときの対処法7選

複数のファイルをコピー、移動、転送、削除するなど、何らかの操作を行う場合、一度に複数のファイルを選択できれば作業が格段に楽になります。一般的な方法としては、Ctrlキーを押しながらファイルをクリックして選択していくやり方が知られています。しかし、Windowsに不具合が発生すると、複数のファイルを同時に選択できなくなることがあります。

これは非常にストレスの溜まる問題ですが、ご安心ください。この記事では、Windows 10および11で複数ファイルの選択機能を復旧させるための、7つのトラブルシューティング手順をご紹介します。

1. パソコンを再起動する

まず最初に試したいのは、パソコンの再起動です。一時的なシステムの不具合は、再起動だけで解消されることが少なくありません。スタートボタンをクリックし、電源ボタンを選択して、表示されたオプションから再起動をクリックしましょう。再起動後に問題が解決しているかどうかを確認してください。

2. キーボードに問題がないか確認する

Windowsで複数のファイルを同時に選択する際によく使われるキーは、ShiftキーとCtrlキーの2つです。次に行うべきは、これらのキーに異常がないかを確認することです。キーが正常に動作しているかどうかは、スクリーンキーボードを表示してテストできます。

Windows 10または11でスクリーンキーボードを開くには、Win + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、「osk」と入力してEnterキーを押します。すると仮想キーボードが画面に表示されます。

Shiftキーの動作を確認するには、実際にキーを押してみて、スクリーンキーボード上の対応するキーがハイライト表示されるかどうかを見てください。押しても仮想キーボード上で反応がない場合は、そのキーに何らかの不具合がある可能性があります。Shiftキーのテストが終わったら、同じ要領でCtrlキーも確認しましょう。

ハードウェアの修理に自信がない場合は、専門業者に修理を依頼する必要があります。デスクトップパソコンをお使いであれば、新しいキーボードに買い替えるという手もあります。

3. エクスプローラーのフォルダー表示設定をリセットする

エクスプローラーでフォルダー表示にカスタマイズを加えていると、それが原因で複数のファイルを選択できなくなることがあります。この場合は、表示設定をリセットしてデフォルトの状態に戻せば解決することがあります。

フォルダー表示をリセットする前に、必ずシステムの復元ポイントを作成しておきましょう。リセットしても問題が解決しなかった場合に、以前のカスタマイズ状態へ戻せるようにするためです。

まず「フォルダーオプション」を開きます。Windows 10の場合は、エクスプローラーを開いて上部メニューの表示タブをクリックし、右端にあるオプションを選択します。

Windows 11の場合は、エクスプローラーを開いて上部メニュー右端の三点リーダー(…)をクリックし、オプションを選択します。

フォルダーオプションが開いたら、表示タブをクリックし、フォルダーのリセットボタンを押します。フォルダーのリセットを実行するかどうかを尋ねるダイアログが表示されるので、はいをクリックしてください。

4. 一時ファイルを削除する

一時ファイル(Tempファイル)とは、Windowsやインストール済みのプログラムが現在作成・編集中のデータを一時的に保存するために生成するファイルのことです。これらの一時ファイルが蓄積されると、複数ファイルの選択を含むPCのさまざまな動作に支障をきたすことがあります。削除してもまったく問題なく、デスクトップのキャッシュが空になるだけで(インターネットキャッシュはそのまま残ります)、試してみる価値は十分にあります。

一時ファイルが保存されているフォルダーを開くには、Win + Rキーで「ファイル名を指定して実行」を開き、「%temp%」と入力してEnterキーを押します。するとTempフォルダーが開きます。

Windows 10ですべての一時ファイルを削除するには、右端にある選択サブメニューからすべて選択をクリックします。

続いて、整理サブメニュー内の削除(大きな赤い×アイコン)をクリックすれば、すべての一時ファイルを削除できます。

Windows 11の場合は、上部メニュー右側の三点リーダー(…)をクリックしてすべて選択を選び、その後メインメニューのごみ箱アイコンをクリックして一時ファイルを削除します。

5. ファイルとフォルダーのトラブルシューティングツールを使う

Microsoftが提供している「ファイルとフォルダーのトラブルシューティングツール」を利用するのも有効な手段です。このツールはWindowsにプリインストールされていないため、まずダウンロードしてインストールする必要があります。ダウンロード後、ファイルをダブルクリックして起動し、画面の指示に従って進めると、ツールが自動的に問題を検出して修復してくれます。

6. チェックボックスを活用する

チェックボックスの使用は根本的な解決策ではなくあくまで回避策ですが、より大掛かりな対処法を試す前に、複数ファイルを選択できるようになる便利な方法です。

Windows 10でチェックボックスを有効にするには、エクスプローラーを開いて表示タブを選択し、表示/非表示メニュー内の項目チェックボックスにチェックを入れます。

Windows 11の場合は、エクスプローラーを開いて表示 > 表示 > 項目チェックボックスの順にクリックします。

有効化すると、Windows 10でも11でも、ファイルにマウスカーソルを合わせたときに、左側または上部の角にチェックボックスが表示されるようになります。この方法で複数のファイルを選択するには、ファイル本体ではなく、それぞれのチェックボックスをクリックしてください。

7. Windowsシステムをリセットする

上記のすべての方法を試しても改善せず、チェックボックスでの運用も望まない場合は、Windowsのリセットが問題解決につながるかもしれません。Windowsをリセットすると、OSが工場出荷時の初期状態に戻り、複数ファイルの選択を妨げている不正な設定を取り除くことができます。

PCのリセットの利点は、設定とアプリはすべて削除されますが、個人ファイルやフォルダーは保持するオプションを選べるところです。Windows 10のリセット方法、およびWindows 11のリセット方法に関するガイドを参考にしてください。すべてを削除してまっさらな状態から始めることも可能ですが、その場合は重要なファイルやフォルダーを必ず事前にバックアップしておきましょう。そうしないと、大切なデータを失う恐れがあります。

これで再び複数ファイルを選択できるようになります

CtrlキーやShiftキーを押しながら複数のファイルを選択する操作は、素早く便利であるため、すべてのWindowsユーザーが当たり前に使えるべき機能です。突然この操作ができなくなった場合は、本記事で紹介したトラブルシューティング手順を試してみてください。きっと機能を復旧できるはずです。

万が一、Windowsのシステムファイルが破損していることが原因ですべての方法が失敗した場合は、OS全体を再インストールするという最終手段もあります。

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