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MSVCR120.dllが見つからないエラーの直し方|Windows 10で使える8つの対処法

Windows 10でアプリケーションを起動しようとした際に、「MSVCR120.dll が見つからないため、コードの実行を続行できません」というエラーが表示され続けていませんか?多くの場合、その原因はVisual C++ 再頒布可能パッケージの破損または欠落にあります。

Visual C++ 再頒布可能パッケージには、C++で開発されたプログラムが正しく動作するために不可欠なランタイムコンポーネントが含まれています。このパッケージには多数のバージョンが存在しますが、MSVCR120.dllファイルは特に「Visual C++ 2013 再頒布可能パッケージ」に関連するものです。

MSVCR120.dllが見つからないエラーの直し方|Windows 10で使える8つの対処法

以下で紹介するトラブルシューティング手法を実践すれば、Windows上の「MSVCR120.dll が見つからない」エラーを解決できるはずです。

1. Microsoft Visual C++ 2013 再頒布可能パッケージをインストールする

Visual C++ 2013 再頒布可能パッケージに依存するプログラムは、インストール時に必要なコンポーネントを自動的にPCへ追加します。

確認するには、「スタート」>「設定」>「アプリ」>「アプリと機能」の順に移動します。一覧を下にスクロールし、「Microsoft Visual C++ 2013 Redistributable」が登録されているかチェックしてください。32ビット版のWindowsを使用している場合を除き、(x64)と(x86)の2つの項目が別々に表示されるはずです。

MSVCR120.dllが見つからないエラーの直し方|Windows 10で使える8つの対処法

もしVisual C++ 2013 再頒布可能パッケージが見つからない場合は、手動でインストールする必要があります。Microsoft公式サイトの「Visual Studio 2013 用 Visual C++ 再頒布可能パッケージ」のページにアクセスし、「ダウンロード」を選択して、vcredist_x64.exevcredist_x86.exe の両方のインストーラーを入手しましょう。

MSVCR120.dllが見つからないエラーの直し方|Windows 10で使える8つの対処法

続いて、両方のインストーラーを順番に実行してVisual C++ 2013 再頒布可能パッケージをインストールします。完了したらPCを再起動し、「MSVCR120.dll が見つからない」エラーが再発しないか確認してください。

また、エラーが発生するプログラムのインストールソースに同梱されているVisual C++ 2013 再頒布可能パッケージのインストーラーを利用することもできます。通常は「VCRedist」という名前のフォルダ内に格納されています。

2. Microsoft Visual C++ 2013 再頒布可能パッケージを修復する

Microsoft Visual C++ 2013 再頒布可能パッケージがすでにPCに存在する場合は、ファイル破損による問題を排除するために修復を実行しておきましょう。

まず、設定アプリの「アプリ」セクションから「Microsoft Visual C++ 2013 Redistributable (x64)」を選択し、「変更」をクリックします。

MSVCR120.dllが見つからないエラーの直し方|Windows 10で使える8つの対処法

表示されたセットアップウィザードで「修復」を選択し、処理が完了するまで待ちます。その後、同じ手順を「Microsoft Visual C++ 2013 Redistributable (x86)」に対しても繰り返してください。

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修復中に問題が発生した場合は、「アンインストール」を選択して両方のパッケージをPCから一旦削除します。その後、新しいインストーラーをダウンロードし、Visual C++ 2013 再頒布可能パッケージを最初から再インストールしましょう。

3. MSVCR120.dll をプログラムのフォルダにコピーする

場合によっては、MSVCR120.dllファイルを問題のあるプログラムのインストールフォルダに直接コピーすることで、「MSVCR120.dll が見つからない」エラーを解消できることがあります。

64ビット版と32ビット版のMSVCR120.dllファイルは、それぞれ以下の場所に格納されています。

  • ローカルディスク (C:) > Windows > System32 — 64ビット版
  • ローカルディスク (C:) > Windows > SysWOW64 — 32ビット版
MSVCR120.dllが見つからないエラーの直し方|Windows 10で使える8つの対処法

対象プログラムの種類に応じて、MSVCR120.dllファイルをコピー&ペーストし、そのインストールフォルダのルートに配置してください。例えば、「Program Files (x86)」フォルダ配下にあるプログラムは32ビットで動作するため、「SysWOW64」フォルダ内のMSVCR120.dllファイルを使用する必要があります。

注意: 32ビット版のWindows 10を使用している場合は、「System32」フォルダ内のMSVCR120.dllファイルを使用してください。

4. プログラムを修復または再インストールする

それでも「MSVCR120.dll が見つからない」エラーが表示され続ける場合は、エラーの原因となっているプログラムを修復または再インストールしてみてください。これにより、Visual C++ 2013 再頒布可能パッケージとの連携を妨げている問題が解決することが期待できます。

「スタート」>「設定」>「アプリ」の順に移動し、対象のプログラムを選択して「変更」をクリックして修復します。「変更」オプションがグレーアウトしている場合は、プログラムを一度アンインストールしてから再インストールしてください。

5. プログラムを更新する

プログラム自体を最新バージョンに更新することも有効な手段です。開発元の公式サイトなどから最新版のインストーラーを入手し、それを使ってプログラムを更新または再インストールしましょう。

6. Windows 10のアップデートをインストールする

最新のWindows 10アップデートには、プログラムがVisual C++ 2013 再頒布可能パッケージのランタイムコンポーネントを認識できなくなるといった不具合の修正が含まれています。長い間PCを更新していない場合は、今すぐアップデートを実行しましょう。

スタートメニューを開き、「設定」>「更新とセキュリティ」の順に移動します。「更新プログラムのチェック」を選択し、利用可能な更新があれば「ダウンロードしてインストール」をクリックして適用してください。

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7. システム ファイル チェッカーを実行する

Visual C++ 2013 再頒布可能パッケージはWindows 10の標準構成要素ではありませんが、システム ファイル チェッカー(SFC)を使ってシステム関連のエラーをチェック・修正しておくことをおすすめします。

Windows」キー+「S」キーを押してWindows検索を開き、「cmd」と入力して「管理者として実行」を選択します。昇格されたコマンドプロンプトに「sfc /scannow」と入力し、「Enter」キーを押してください。

MSVCR120.dllが見つからないエラーの直し方|Windows 10で使える8つの対処法

SFCスキャンの完了には通常数分かかります。途中で止まっているように見えても焦らずお待ちください。しばらくすると処理が再開するはずです。

さらに、DISM(展開イメージのサービスと管理)スキャンやCheck Disk(chkdsk)コマンドを実行して、その他のシステムエラーを修正することも可能です。

8. コンピュータウイルスをスキャンする

ここまでの方法でも解決しない場合は、マルウェア感染の可能性を排除するためにウイルススキャンを実行しましょう。

まずはWindows 10標準の「Windowsセキュリティ」ツールを試してみてください。システムトレイの「Windowsセキュリティ」アイコンをクリックして起動できます。「ウイルスと脅威の防止」を選択し、「スキャン オプション」をクリック、「フル スキャン」に切り替えて「スキャン」を選択します。

MSVCR120.dllが見つからないエラーの直し方|Windows 10で使える8つの対処法

Windowsセキュリティで何も検出されなかった場合は、専用のマルウェア除去ツールによるスキャンに切り替えましょう。無料版のMalwarebytesは優れた選択肢で、PCからのウイルス駆除に高い効果を発揮します。

まとめ

ほとんどの場合、Visual C++ 2013 再頒布可能パッケージのインストールまたは修復を行うことで、「MSVCR120.dll が見つからない」問題は恒久的に解決します。

上記の対処法をすべて試してもエラーが解消しない場合は、Windows 10を工場出荷時の状態にリセットすることを検討してください。エラーの根本原因となっている潜在的な問題が解決する可能性があります。ただし、OSのリセットは時間のかかる作業となるため、メリットとデメリットを十分に比較検討してから実行しましょう。

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