Samsung Galaxyの物理ボタンを強化する:Routines+で毎日の操作を高速化する簡単ワザ

著者プロフィール:パンキルはインド・アフマダーバード出身の元土木技術者で、現在はフリーランスライターとして活動しています。長年のWindowsとAndroidユーザーとして両OSに精通しており、ハウツーやトラブルシューティング記事の執筆を専門としています。2021年からWindows、Android、iOS関連の記事を手がけ、MakeUseOf、GuidingTech、TechWiserなどの有名メディアで1200本以上の記事を発表しています。執筆以外の時間はサッカー観戦や、妻との海外旅行の計画を楽しんでいます。
はじめに
長年、私はSamsungスマホの物理ボタンを音量調整や電源のオン/オフといった基本的な操作にしか使っていませんでした。ところが「Routines+」を知ってから状況は一変し、ありふれたボタンが日々よく使う操作への強力なショートカットへと生まれ変わったのです。
Routines+モジュールを入手しよう
隠れたカスタマイズ機能を解放する
最近のSamsung Galaxyスマホに搭載されている物理ボタンは、音量アップ、音量ダウン、サイドボタンのわずか3つです。デフォルトでは音量調整、画面のロック、画面の点灯といった基本機能のみを担っています。しかし、これらのボタンにもっと多くの役割を持たせることができるのです。
そこで活躍するのがRoutines+モジュールです。Samsungスマホ標準の「モードとルーティン」と同じようにアクションを自動化できますが、はるかに多くの選択肢が用意されています。ボタンを長押しまたはダブルプレスした際に、好きな機能を割り当てられるのが魅力です。
導入にはまず、各種カスタマイズツールのハブとなるSamsung公式アプリ「Good Lock」が必要です。Galaxy Storeから無料でダウンロードできます。インストール後にGood Lockを開き、「プラグイン」タブへ切り替えて「Routines+」を探しましょう。ダウンロードしてインストールすれば、ボタン活用の準備は完了です。
カスタムボタンアクションを設定する
スマホのボタンをもっと便利に使う
Routines+をインストールしたら、いよいよ設定です。手順はとてもシンプルなので、誰でもすぐに取り掛かれます。
- Good Lockから「Routines+」を開き、右上の「モードとルーティン」アイコンをタップします。
- 上部のプラス(+)アイコンをタップして、新しいルーティンを作成します。
- 「If(条件)」セクションで「このルーティンのトリガーを追加」をタップします。
- 下にスクロールして「Routines+」セクションを見つけ、「ボタンアクション」を選択します。
- 設定したいボタンを選びます。「サイド」「音量アップ」「音量ダウン」のいずれかです。
- 希望の操作方法(「ダブルプレス」または「押したまま」)を選んで「完了」をタップします。
- 「このルーティンの動作を追加」をタップします。
- ボタンに実行させたいアクションを選択します。
- 「保存」をタップすれば設定完了です。
この手順を3つのボタンすべてに適用すれば、それぞれにダブルプレスと長押しの両方を割り当てられます。つまり合計6つのカスタムアクションを登録でき、アイデア次第でさまざまな使い方が可能になります。
もちろん、ボタン一つでアプリを開いたりライトを点灯させたりするだけなら、それほど魅力的ではありません。この機能の真価は選択肢の豊富さにあります。Wi-Fi、Bluetooth、モバイルデータ、テザリングなどのシステム設定をワンタッチで切り替えられるほか、省電力モードの即時有効化、音楽再生の起動、画面録画の開始、よく使うユーザー補助機能の呼び出しなども設定できます。
特に強力なのが「アプリ > アプリを開くまたはアプリアクションを実行」配下のオプション群です。ボタン一つで決済アプリを直接起動したり、ブラウザでシークレットタブを新規作成したり、特定のDiscordサーバーへジャンプしたり、Googleドライブのフォルダへアクセスしたり、仕事用のGmailアカウントへ切り替えたり、指定したSlackチャンネルへ移動したりすることもできます。
実際のボタン設定例をご紹介
きっと参考になるはず
Routines+の膨大なオプションは、最初は少し圧倒されるかもしれません。私は可能なアクションを延々と探す代わりに、逆算的なアプローチを採りました。まず自分がスマホで頻繁に行う作業をリストアップし、それに対応するアクションをRoutines+内で検索したのです。幸い、ほとんどのアクションが見つかりました。
私の実際のボタン設定は以下の通りです。
- 音量アップボタンの長押し:妻とのWhatsAppチャットを開きます。アプリを探す手間なく素早くメッセージを送れる最短ルートです。
- 音量ダウンボタンの長押し:InstagramのDM画面へ直接ジャンプします。SNSでのやり取りはほぼここで行うため、アプリ内を移動するより格段に速いです。
- サイドボタンの長押し:Chromeのシークレットウィンドウを起動します。閲覧履歴に残したくないちょっとした検索に最適です。
- 音量アップボタンのダブルプレス:Gmailの仕事用アカウントを直接開きます。アカウントを手動で切り替える手間が省けます。
- 音量ダウンボタンのダブルプレス:Google Keepで新しいメモを作成します。ひらめいた瞬間にすぐ書き留められるので時短になります。
- サイドボタンのダブルプレス:Googleマップで自宅までの経路案内を表示します。夜遅く帰宅するときにメニューを操作する必要がなく、特に重宝しています。
これはあくまで私の一例です。表示されるオプションはインストール済みのアプリによって異なるため、いろいろ試してみる価値があります。
まとめ
SamsungスマホとOne UIの魅力は、デバイスを細部までパーソナライズできる点にあります。Routines+で物理ボタンに頻用タスクを割り当ててからは、もう以前の使い方には戻れません。
One UIには、Samsungスマホを他のAndroid端末と差別化する独自機能が数多く搭載されています。私にとっては、別のAndroidスマホに乗り換えるどころか、iPhoneへの切り替えさえ考えられないほどです。ぜひ皆さんもRoutines+を活用して、自分だけのボタン設定を見つけてみてください。
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