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カスタムAndroid ROMを導入すべき12の理由

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初期のAndroidスマートフォンには多くの問題がありました。メーカーの対応を待つのではなく、ボランティアの開発者たちが自らカスタムROMを作り、端末の標準ソフトウェアを置き換える道を選んだのです。

それから10年以上が経ち、Androidスマートフォンは格段に進化しました。では今でもカスタムROMを導入する価値はあるのでしょうか?答えはイエスです。ここでは、カスタムAndroid ROMをインストールすべき重要な理由を12個紹介します。

1. プライバシーをしっかり守れる

スマートフォンは私たちと行動を共にします。リビングでも、車の中でも、オフィスでも常にそばにあり、その過程で膨大な情報を収集しています。声の特徴、やり取りする相手、共有する写真、運転する場所、買い物先、時間つぶしに使うゲームまで、スマホは私たちのことをよく知っているのです。

完全なプライバシーを求めるとキリがありませんが、カスタムROMを導入すれば、少なくともコントロール権は増えます。特定のGoogleアプリのインストールを避けられるだけでなく、端末のどの部分にアクセスできるかについても、より大きな発言権を持てるようになります。F-Droidのようなアプリストアを使えば、インストールしたアプリが情報を収集していないと安心できるでしょう。

2. 端末の主導権を自分の手に取り戻せる

スマホを買えば、それはあなたの所有物です……ただし、いくつかの条件付きですが。

特定のアプリやサービスは削除できず、システムファイルにもアクセスできません。インターフェースの気に入らない部分を変更することも許されません。技術的にはあなたの端末でも、実際にできる調整には多くの制限があるのです。

カスタムROMを導入すれば、自分のハードウェアを自由にコントロールできます。OSを別のものに差し替えたり、より多くの設定をいじったりして、納得のいくAndroid体験を作り上げられます。そうすれば、スマホは本当にあなたの好きなように使えるものになります。

3. あらゆる部分を自由にカスタマイズできる

カスタムROMなら、端末のカスタマイズを次のレベルへ引き上げられます。Androidはもともとカスタマイズ性が高く、ランチャーの入れ替え、アイコンの変更、ジェスチャーの設定などが可能です。しかし、カスタムROMを使えば、それ以外のすべてにもアクセスできるようになります。

通知バーの中央に時計を表示したい?そこに置きましょう。ステータスバーのBluetoothアイコンが邪魔?非表示にできます。メーカーが加えた純正Androidの変更が気に入らない?取り払って、自分好みの調整を施しましょう。

4. フリー&オープンソースソフトウェアを使える

AndroidはオープンソースのOSですが、実際に使ってみるとそうは感じられないかもしれません。私たちがインストールするアプリのほとんどはプロプライエタリなコードで動いており、中核的な機能を提供するサービスは開発者から閉ざされています。どうやってオープンソースのソフトウェアを見分ければいいのでしょう?

答えはカスタムROMです。LineageOSなどの人気プロジェクトは、Android Open Source Project(AOSP)のコードをベースにしています。

徹底したオープンソース派なら、Androidスマホを購入してROMを書き込み、Playストアの代わりにF-Droidを選べば、ハイエンド端末の上で十分満足できる体験が得られます。まだ一部にクローズドな部分は残りますが、全体としてはLinuxデスクトップに近い自由度をモバイルでも実現できるでしょう。

5. スマホの寿命を延ばせる

パソコンを買うとき、私は何年も使えるハードウェアを手に入れるつもりでいます。基本的に、飽きるまで買い替える必要はありません。

しかしスマホは違います。キャリアショップに並ぶ端末には、最初から「使用期限」が設定されているようなものです。多くのスマホは2年程度しかアップデートを受けられず、半分も持たない機種もあります。その結果、買い手は古いバージョンのAndroidに取り残され、セキュリティ上の脆弱性にさらされたり、最新アプリが動かなくなったりします。

問題は、ほとんどのスマホは物理的にはサポート期間より長く使えるという点です。メーカーやキャリアは、計画的陳腐化の一環としてスマホの寿命を意図的に短くしているのです。

カスタムROMに切り替えれば、公式サポート終了後も最新版のAndroidを楽しみ続けられます。パソコンと同じように、お金を払って買ったガジェットをどれだけ長く使うかを自分で決められるのです。

6. 大企業への依存を減らせる

企業はときに、機能を省いたり、最適化されていないソフトを出したり、不要な調整を加えたり、売り込み目的のアプリを仕込んだりします。

私自身、これによって他の製品以上に企業の決定に振り回される感覚を覚えます。たいていの場合、車は車ですし、古いビデオゲームは廃れたゲーム機でも動きます。金槌を買いに店に行くとき、ブランドなんて気にしますか?

一方、スマホメーカーとの関係は継続的です。しかし公式ソフトを入れ替えてしまえば、もうその会社の今後の決定に左右されることはありません。

7. Androidアップデートをいち早く入手できる

多くの人にとって、Androidのアップデートは特に気に留めるものではないかもしれません。しかし一部の人にとって、新OSのリリースは一年で最もワクワクする瞬間です。同時に、自分の端末がいつ(あるいはそもそも)アップデートされるのかを待つ、最も憂鬱な時期でもあります。

カスタムROMを使えば、状況を自分の手に取り戻せます。保証はありませんが、幸運に恵まれることもあります。私は現在、Oreoのままだったはずの端末でAndroid Pieを動かしています。

8. ブロートウェアを完全に削除できる

スマートフォンには、必要以上のソフトウェアがプリインストールされがちです。キャリアは独自のメッセージアプリ、ボイスメール、動画視聴アプリを搭載した端末を販売しています。SIMフリー端末でも、写真にステッカーを貼る機能、スタイラスでお絵かきする機能、GIF作成ツールなど、興味のないものが入っていることがあります。Pixel端末でさえ、望まないGoogleアプリがプリロードされています。

プリインストールされたソフトの大部分は削除できません。Androidではアプリを無効化できますが、すべてを隠せるわけではありません。二度と見たくないブロートウェアを完全に取り除くには、カスタムROMへの切り替えが唯一の方法かもしれません。

9. 動作を高速化できる

Android端末の中には、使い込むうちに遅くなるものもあります。また、箱から出した時点で遅い端末もあるでしょう。どちらの場合でも、カスタムROMの導入はAndroid体験を高速化する有効な手段です。

数年分のデジタルゴミが蓄積した古い端末なら、カスタムROMの導入は工場出荷状態へのリセットと同じ効果をもたらします。過去1〜2年で溜まった余計なファイルをすべて取り除けるからです。しかし一部の端末では、リセットしても変わりません。ブロートウェアや重たいインターフェースが端末に負担をかけたり、最適化されていないコードがシステムを遅くしていたりするからです。

カスタムROMなら、Google自身の端末よりもさらにクリーンな体験で、端末の標準ソフトウェアを置き換えられます。

10. バッテリー持ちが向上する

近年、スマートフォンのバッテリー寿命は大きく改善されています。以前は1日持たせるのが苦労でしたが、新しい端末なら夜まで問題なく持つことが多いでしょう。あまり使用しなければ、2日以上持つこともあります。

カスタムROMなら、さらに長持ちさせられます。Google Play開発者サービスや、Samsung・Huawei・Sony・HTCなどのバックグラウンドサービスと向き合う必要がありません。さらに、アンダークロックを行い、端末を使用していないときにCPUの消費電力を抑えることも可能です。

11. 嫌な変更を元に戻せる

Androidの新版は、バッテリーと安定性の向上に加え、日常の操作を便利にするインターフェースの変更をもたらします。

しかし、すべての変更が万人に受け入れられるわけではありません。Android Pieでアプリドロワーを開くのに2回スワイプが必要になったのが嫌な人もいるでしょう。旧バージョンの設定メニューや通知シェードの方が好きな人もいます。代替ホームランチャーをインストールすれば一部は対処できますが、ほとんどの変更は固定されています。

インターフェースをお好みの状態に戻すには、カスタムROMが必要です。しかも、必ずしも古いバージョンのAndroidを使う必要はありません。Android PieベースのROMの中にも、インターフェースの細部を好みに微調整するオプションを提供しているものがあります。

12. Androidコミュニティに参加できる

メーカーやキャリアにとってあなたは消費者です。彼らが特に関心を持つのは、あなたが顧客であり続けるかどうかだけです。Androidが好きになって開発に協力したいと思っても、彼らがあなたのための職を用意している可能性は低いでしょう。

一方、カスタムROMコミュニティは新しい開発者を歓迎します。ボランティアとして時間を捧げることになりますが、経験を積み、自分の変更が形になるのを目撃できます。自分のソフトウェアが人々に使われるのを見られるのです。あるいは、ソフトウェアのテストを手伝い、貴重なフィードバックを提供するユーザーになることもできます。

開発者にならなくても参加できます。コミュニティでは、ウェブサイト管理、デジタルアート制作、ブログ記事の執筆、翻訳などを手伝ってくれる人を常に募集しています。フォーラムでユーザーの質問に答えるだけでも立派な貢献です。

カスタムAndroid ROMを試してみますか?

カスタムROMを導入しない方がいい理由もたくさんあります。作業にはリスクが伴い、注意しなければ端末を使えなくしてしまう可能性があります。成功しても、購入時に動いていた一部の機能が失われるかもしれません。

しかし、安定したROMを見つけられれば、標準ソフトウェアよりも安定した体験を得られることもあります。興味が湧いたら、まずはカスタムリカバリーなしでROMを書き込む方法をチェックしてみてください。

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