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MacでAndroid Studioをセットアップする方法とAndroid開発のメリット

iOSアプリを自作するにはMacが必要ですが、緑のロボット(Android)派の方にとっても朗報があります。AndroidのIDE(統合開発環境)は、OS Xをはじめとするさまざまなプラットフォームで利用できるのです。

iPhoneアプリ開発から次のステップへ進みたい方も、Android向けのヒット作を作りたい方も、まずはIDEのインストールから始めましょう。「いきなりはハードルが高い」と感じる方は、入門コースからスタートするのもおすすめです。

なぜAndroid開発に挑戦すべきなのか?

OS XやiOS開発に精通している方なら、「わざわざAndroidをやる意味があるのか」と疑問に思うかもしれません。

多くのiOS開発者がAndroidから距離を置く理由は、デバイスの断片化(フラグメンテーション)と、非常に多くのOSバージョンへの対応やパッチ適用の手間にあります。どちらのプラットフォームが優れているかを論じるつもりはありません。両者とも開発者に多くのメリットをもたらします。ただし、アプリ開発で生計を立てたい方にとっては、複数デバイスのバランスを取ることは決して悪い選択ではありません。

MacでAndroid Studioをセットアップする方法とAndroid開発のメリット

さらに、Androidは全体的に制約が少ない点も見逃せません。まず、Google Play(Android版App Store)にはAppleほど厳しい制限がなく、開発者登録料もAppleの年間99ドルに対し、Googleは25ドルで済みます。しかもGoogleはオープンソースモデルを通じてAndroidの内部構造へのアクセスを提供しており、エミュレータ、ブートローダー、カスタムドック、アイコン、ホーム画面など、iOSでは実現できないカスタマイズが自由に行えます。

純粋に売上重視であれば、AppleのApp Storeが依然として主なターゲットとなるでしょう。Google PlayはApp Storeより年間ダウンロード数が60%多いものの、App Storeは年間アプリ収益で約70%上回っています。だからといってAndroidで利益が出ないわけでも、このプラットフォームを避けるべきでもありません。むしろ逆です。

MacでAndroid Studioをセットアップする方法とAndroid開発のメリット

App Storeの方が収益は高くても、Google Playのダウンロード数は圧倒的です。そのため、有料版やFreemium版を投入する前に、無料アプリのテストとチューニングの場として、Google Playは非常に魅力的なプラットフォームだといえます。

Eclipse+ADTか、それともAndroid Studioか?

かつては、EclipseとADT(Android Developer Tools)プラグインを同梱したパッケージか、IntelliJプラットフォームベースのJava製IDEである公式「Android Studio」かを選ぶ必要があり、混乱を招いていました。

幸い、最近のバージョンでは「Android Studio」に一本化され、導入プロセスは大幅に簡素化されました。

Eclipseを使う選択肢自体は今も残っていますが、ADTのサポート終了に伴い、GoogleはAndroid Studioへの移行を公式に推奨しています。既存プロジェクトの移行でお困りの場合は、Android Developers Blogの移行ガイドが役立つでしょう。

なお、Android Studioに同梱されたエミュレータだけが目的であれば、大容量のAndroid Studioをダウンロード・インストールしなくても、Windows、OS X、Linuxで動作するより軽量な方法があります。MacならBlueStacksを試すか、Windows PCにAndroidを直接ダウンロードして実行することも可能です。超軽量なAndroidエミュレーションを求めるなら、Chrome用のブラウザエミュレータもおすすめです。

Android Studioのセットアップ手順

まずはAndroid Studioをダウンロードしてインストールしましょう。このパッケージには以下が含まれています。

  • Android Studio IDE
  • Android SDK(ソフトウェア開発キット)
  • Android 5.0(Lollipop)プラットフォーム
  • Google API付きAndroid 5.0エミュレータシステムイメージ

それでは始めましょう。

MacでAndroid Studioをセットアップする方法とAndroid開発のメリット

.dmgファイルを起動し、Android Studioをアプリケーションフォルダにドラッグします。

MacでAndroid Studioをセットアップする方法とAndroid開発のメリット

Android Studioを開き、セットアップウィザードの手順に従います。まれに、ファイルが「破損している」または信頼できないためゴミ箱に移動すべき、というエラーが表示されることがあります。その場合は、システム環境設定 > セキュリティとプライバシー > 一般を開き、「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」で「すべてのソース」を選択すれば、アプリを実行できるようになります。

MacでAndroid Studioをセットアップする方法とAndroid開発のメリット

コマンドラインからAndroid SDKツールを使いたい場合は、ターミナル(アプリケーション > ユーティリティ > ターミナル)を開き、以下のパスを使用します。

/Users/username/Library/Android/sdk/
MacでAndroid Studioをセットアップする方法とAndroid開発のメリット

usernameの部分は、ご自身のユーザー名に置き換えてください。

SDKパッケージの追加

Android Studioパッケージに付属するAndroid SDKには、Androidアプリ開発に必要なものがすべて揃っているわけではありません。SDK自体は、Android SDK Managerを使ってツール、プラットフォーム、コンポーネントをパッケージ単位で管理するユーティリティです。

そのため、開発環境を整えるにはいくつかのパッケージを追加する必要があります。ご安心ください、簡単な作業です。

まずTools > Configure > SDK ManagerからSDKマネージャーを開きます。

MacでAndroid Studioをセットアップする方法とAndroid開発のメリット

注: 以降、記事を簡潔に保つため、特に明記されていない項目は次のいずれかを意味するとします。

  1. デフォルトで選択済みで、完了時に自動的にインストールされる
  2. 現時点では不要である

では続けましょう。以下を選択してください。

  • Android SDK Tools
  • Android SDK Platform-tools
  • Android SDK Build-tools(最新バージョン)
MacでAndroid Studioをセットアップする方法とAndroid開発のメリット

リスト内の最新バージョンのAndroidフォルダ(執筆時点では5.1.1)を開き、以下を選択します。

  • SDK Platform
  • ARM EABI v7a System Image
MacでAndroid Studioをセットアップする方法とAndroid開発のメリット

Extrasディレクトリを開き、Android Support Library用の以下のAPIをダウンロードします。

  • Android Support Repository
  • Android Support Library
MacでAndroid Studioをセットアップする方法とAndroid開発のメリット

同じくExtrasディレクトリからGoogle Play servicesパッケージをダウンロードすれば、さらに多くのAPIを利用できます。追加するのは以下の2つです。

  • Google Repository
  • Google Play Services
MacでAndroid Studioをセットアップする方法とAndroid開発のメリット

パッケージをインストールします。

  1. Install 22 packages(SDKマネージャーの表示数に応じて変動)をクリックします。
  2. 左側の各パッケージ名をクリックし、ライセンス条項に同意します。
  3. Installをクリックします。

注: インストールが完了するまでSDKマネージャーを終了しないでください!

インストールが完了すれば、すぐに開発を始められます。OS X搭載の頼れるMac(あるいはHackintosh)から、直接Androidアプリを実行することも可能です。

iOSアプリをAndroidへ移植するには?

2つのOSの設計思想が大きく異なるため、他方のOSからアプリを移植できるプラグアンドプレイのソリューションは存在しません。

ただし、Apportableというプログラムは言及する価値があります。Apportableは、SwiftとObjective-Cのコードを、Androidが理解できるARMおよびx86マシンコードへ変換します。SpriteBuilder Pluginなど、開発負荷をさらに軽減する追加プラグインも用意されています。ただし、すべてのApple APIがApportableで使えるわけではないため、現時点で最良の選択肢ではあっても、完全なプラグアンドプレイとはいえません。

Apportableの主な利点は、エミュレータや仮想マシン、Javaによる代替実装を必要とせず、高速なクロスコンパイルが可能な点です。Javaはモバイルアプリのクロス互換性に優れていますが、その代償としてiOS版・Android版のどちらもネイティブらしい操作感が失われがちです。実際、多くのクロスプラットフォームアプリは「他方のOSからの安っぽい移植」と感じられます。

繰り返しますが、完璧な解決策ではありません。しかし、AndroidとiOSの間を行き来する必要がある場合、作業負荷を大幅に軽減できるはずです。

それでは、楽しい開発ライフを!制作したものはぜひMake Use Ofで共有してください。

iOSまたはAndroidアプリを開発したことはありますか?どちらのプラットフォームが開発者にとって最高のツールを提供していると思いますか?

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