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TaskerでAndroidスマホを自動化!初心者でも簡単にできる8つの便利テクニック

「Tasker」は、Androidスマートフォン向けの非常に強力な自動化アプリです。root化不要で、設定や操作など端末のさまざまな動作を自動化できます。

「難しそう」という印象から敬遠されがちなTaskerですが、実際には便利な自動化の設定は決して複雑ではありません。本記事では、今日からすぐ試せる実用的な自動化テクニックを8つ紹介します。

1. スマホを伏せたらマナーモードに切り替える

映画館などの静かな場所で、慌ててスマホの音を消すのは面倒ですよね。Taskerを使えば、端末を画面下向きに置くだけで自動的にサイレントモード(バイブレーション)へ切り替えられます。

まず、端末が下向きになったときに発動するプロファイルを作成します。

  1. Taskerを開き、「プロファイル」タブに移動して「+」ボタンをタップし、新しいプロファイルを追加します。
  2. 「状態(State)」を選択し、「センサー」→「向き(Orientation)」の順にタップします。
  3. 「向き」で「Face Down(下向き)」を選択します。画面左上の戻るアイコンをタップして「プロファイル」タブに戻ります。

次に、下向きに置いたときに実行されるタスクを設定します。

  1. 「新規タスク」で「+」ボタンをタップし、タスク名を入力します。
  2. タスク編集画面で「+」をタップし、「オーディオ」カテゴリに入ります。
  3. アクションとして「バイブレーション」を選び、モードも「バイブレーション」に設定します。
  4. 戻るアイコンをタップして「プロファイル」タブへ戻ります。

新しい「Face Down」プロファイルが有効になっていることを確認しましょう。これで、スマホを伏せて置くだけで自動的にマナーモード(バイブのみ)になります。

2. 決まった時間にアプリをまとめて起動する

朝はコーヒーを飲みながらSNSをチェック、昼休みにはニュースアプリを読む——そんな習慣があるなら、指定した時刻にそれらのアプリを自動的に開いてみましょう。

まず、時刻をトリガーとするプロファイルを作成します。

  1. Taskerを起動し、「プロファイル」タブで「+」をタップして新しいプロファイルを追加します。
  2. 「時間(Time)」を選択し、アプリを起動したい時刻を設定します。

ヒント:「繰り返し(Repeat)」チェックボックスを使えば、一定間隔で定期的にアプリを開くことも可能です。健康アプリへの運動記録や摂取カロリー入力の忘れ防止にも役立ちます。

次にタスクを設定します。

  1. 「新規タスク」で「+」をタップし、タスク名を付けます。
  2. タスク編集画面で「+」をタップし、「アプリ」→「アプリ起動(Launch App)」を選択します。
  3. 指定時刻に最初に起動したいアプリを選びます。
  4. 手順3を繰り返して、自動的に開きたい他のアプリも追加します。

これで、設定した時刻になるとTaskerが登録済みのアプリを順番に起動してくれます。

3. 「読書モード」を作る(画面を常に点灯させる)

Kindleは優れた読書デバイスですが、Androidの電子書籍リーダーアプリを使えばスマホでも快適に読書できます。ただし、その際によくあるのが「読んでいる最中に画面が消えてしまう」という問題です。

Taskerなら、特定のアプリ(Kindleアプリなど)を使用している間だけ、ディスプレイ設定を自動的に変更できます。

まず「読書モード」用のプロファイルを作成します。

  1. Taskerを起動し、「プロファイル」タブで「+」をタップして新しいプロファイルを追加します。
  2. 「アプリケーション(Application)」を選択します。
  3. 電子書籍の閲覧に使うアプリ(KindleアプリやPDFビューアなど)を選択します。

次に、ディスプレイ設定のタスクを作成します。

  1. 「新規タスク」で「+」をタップし、タスク名を付けます。
  2. タスク編集画面で「+」をタップし、「ディスプレイ」→「画面タイムアウト(Display Timeout)」を選択します。
  3. 画面が消えるまでの時間を秒・分・時間単位でお好みの値に設定します。

タイムアウトを長めに設定する場合は、このプロファイルに「終了タスク(Exit Task)」を追加しておくのがおすすめです。終了タスクでタイムアウトを通常の値に戻しておけば、読書アプリを閉じた後に通常どおりの省電力設定へ自動復帰できて安心です。

4. 夜は画面の明るさを自動的に下げる

指定時刻に画面の明るさを自動調整してくれるアプリは数多くありますが、Taskerがあれば追加アプリをインストールする必要はありません。

まず「ナイトモード」用のプロファイルを作成します。

  1. Taskerを起動し、「プロファイル」タブで「+」をタップして新しいプロファイルを追加します。
  2. 「時間(Time)」を選択します。
  3. 画面の明るさを自動的に下げたい時間帯を設定します。

次に、夜間に輝度を下げるタスクを設定します。

  1. 「新規タスク」で「+」をタップし、タスク名を付けます。
  2. タスク編集画面で「+」をタップし、「ディスプレイ」→「ディスプレイの明るさ(Display Brightness)」を選択します。
  3. 明るさのレベルを設定します(0が最低値です)。

これで、設定した時間帯になるとTaskerが自動的に画面を暗くしてくれます。

ヒント:外出中に明るさを上げたい時間帯のプロファイルも同じ手順で作成できます。外出する時間帯を設定し、明るさレベルを高めにするだけです。

5. Wi-FiスポットでWi-Fiを自動オンにする

カフェや図書館など無料Wi-Fiスポットをよく利用するなら、その場所に着いたら自動的にWi-Fiをオンにするよう設定すれば、接続の手間もモバイルデータ通信量も節約できます。

特定の場所でWi-Fiをオンにするプロファイルを作成しましょう。

  1. Taskerを起動し、「プロファイル」タブで「+」をタップして新しいプロファイルを追加します。
  2. 「位置(Location)」を選択します。
  3. 地図をスクロール・拡大して、対象の場所(図書館など)を表示します。
  4. 地図を長押しして位置マーカーを設置します。

次に、その場所にいる間Wi-Fiを有効にするタスクを設定します。

  1. 「プロファイル」に戻り、場所に名前を付けます。
  2. 「新規タスク」を選択してタスク名を付けます。
  3. タスク編集画面で「+」をタップし、「ネット」→「Wi-Fi」を選択します。
  4. 「設定(Set)」を「オン」に変更します。
  5. 「プロファイル」画面に戻り、タスクを長押しして「終了タスクを追加(Add Exit Task)」を選択し、「新規タスク」をタップしてタスク名を付けます。
  6. 「+」を押して「ネット」→「Wi-Fi」を選択し、「設定」が「オフ」になっていることを確認します。

「プロファイル」タブに戻ると、到着時にWi-Fiがオンになり、離れるとオフになる場所ベースの自動化が完成しています。

6. バッテリー残量低下時にメッセージを自動送信する

スマホが充電切れになって連絡手段を失った経験はありませんか? この自動化を設定しておけば、バッテリーが危険なレベルまで低下した時点で、あらかじめ指定した相手へ自動的にSMSを送信できます。

「低バッテリー通知」などの名前で新しいプロファイルを作成し、以下のように設定します。

  1. 「状態(State)」を選択します。
  2. 「電源(Power)」→「バッテリーレベル(Battery Level)」の順に選択します。
  3. SMSを自動送信したいバッテリーレベルを設定します。
  4. 新しいタスクを追加して名前を付けます。
  5. 「+」をタップし、「電話(Phone)」→「SMS作成(Compose SMS)」を選択します。
  6. 宛先の相手を入力し、バッテリー残量低下を伝えるメッセージ本文を記入します。

「プロファイル」ページに戻れば設定完了です。

7. 特定のアプリにロックをかける

パスコードなしでスマホを放置すると、誰かに勝手に触られてプライバシーを侵害される恐れがあります。ログイン済みのFacebookやWhatsAppなどを開かれ、プライベートなやり取りを覗き見られるかもしれません。

Taskerを使えば、特定のアプリだけにロックをかけてセキュリティを強化できます。

  1. 新しい「プロファイル」を作成し、「アプリケーション(Application)」を選択します。
  2. ロックしたいすべてのアプリを選択します。
  3. 「プロファイル」タブに戻り、新しいタスクを追加して名前を付けます。
  4. 「ディスプレイ」→「ロック(Lock)」の順に選択します。
  5. ロック解除に使用する暗証番号を入力します。

これで、対象アプリを開こうとするたびにパスワードの入力が求められるようになります。

8. ドライブ中にメッセージを読み上げてもらう

運転中にメッセージを確認するドライバーは後を絶ちませんが、これは極めて危険な行為です。Taskerに運転中のメッセージを代わりに読み上げさせれば、安全運転をサポートできます。

まず、スマホが車載ドックにセットされたときにSMSを読み上げる設定を行います。

  1. 新しいプロファイルを作成し、「状態(State)」を選択します。
  2. 「ハードウェア」→「ドッキング(Docked)」の順に選択し、「タイプ」で「カー(Car)」を選びます。
  3. 「プロファイル」タブに戻り、「+」をタップして新しいタスクを追加して名前を付けます。
  4. 「Tasker」→「プロファイルステータス(Profile Status)」の順に選択し、「名前」で「Read SMS」を選択します。
  5. 「設定(Set)」を「オン」に変更します。

次に、ドックから外したときにこの機能がオフになるようにします。

  1. 先ほど作成した「Read SMS オン」タスクを長押しし、「終了タスク(Exit Task)」を選択します。
  2. 「+」をタップして新しいタスクを追加し、「Tasker」→「プロファイルステータス」を選択します。
  3. 「名前」で「Read SMS」を選択し、「設定」を「オフ」に変更します。

最後に、新しいSMSを受信したときに発動するもう一つのプロファイルを作成します。このプロファイルで、読み上げる文章の形式をカスタマイズします。

  1. 「プロファイル」タブでさらに別のプロファイルを作成します。
  2. 「イベント(Event)」→「電話(Phone)」→「テキスト受信(Received Text)」の順に選択し、「タイプ」で「Any(すべて)」を選びます。
  3. 「プロファイル」タブに戻り、「+」をタップして新しいタスクを追加します。
  4. 「フィルター」タブで「Say」と入力し、「Say」をタップします。
  5. 表示されたテキストボックスに「%SMSRF sent the following SMS: %SMSRB」と入力します。

「プロファイル」タブに戻り、最後のプロファイルに名前を付ければ完成です。

これはやや高度な自動化ですが、ご覧のとおり、高度な内容であってもいくつかのプロファイルとタスクを組み合わせるだけで、非常に強力なアクションを実現できます。

Taskerでスマホをもっと便利に自動化しよう

おわかりのとおり、Taskerは多くの人が思っているほど複雑ではありません。いくつかのプロファイルとタスクを作成するだけで、あなたのスマホは驚くほど賢いデバイスに生まれ変わります。

もしTaskerの利用にまだ抵抗があるなら、標準機能だけで設定できるAndroidの自動化設定も数多くあります。まずはそちらから気軽に試してみるのもおすすめです。

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