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MacのSafariで閲覧履歴・Cookie・キャッシュを消去する方法を徹底解説

私たちの生活の多くはオンライン上で過ごされており、ブラウザは訪れたすべてのウェブサイトやログインしたサイトの記録を保持しています。ブラウザがデータを保存することで、よく訪れるサイトへ素早く簡単にアクセスできるようになっているのです。

しかし、閲覧データにはあなたの閲覧習慣が反映されており、訪問先のサイトから参照されることもあります。プライバシーが気になる方は、閲覧履歴だけでなく、Cookie、キャッシュ、オートフィル情報などの閲覧データも管理・削除しておくと安心です。

これまでWindowsの各種ブラウザでの閲覧履歴の消去方法をご紹介してきました。今回は、Mac版Safariで閲覧履歴やその他の閲覧データを管理する方法を詳しく解説します。

閲覧履歴とは

閲覧履歴とは、あなたが訪れたすべてのウェブページの記録です。ブラウザは各ページのURLを保存します(プライベートブラウズモード使用時を除く)。アドレスバーにURLを入力し始めると、入力内容に一致する過去に訪れたURLがドロップダウンリストに表示されます。また、Googleで検索した際にも、閲覧履歴にあるページは「既にアクセス済み」として表示されます。

閲覧履歴はブラウジング体験の向上に役立ちますが、同時にあなたの閲覧習慣を暴露することにもなります。家族などが同じMacを使ったり、画面を覗き込んだりする環境では、定期的に閲覧履歴を削除しておくのがおすすめです。

閲覧履歴とその他のデータを手動で消去する

閲覧履歴はいつでも手動で消去できます。すべての履歴を消去する方法は主に2つあります。

  • Safari > 履歴を消去を選択する
  • 履歴 > 履歴を消去を選択する

いずれの方法でも確認ダイアログが表示されます。プルダウンメニューから「過去1時間」など、どこまで遡って消去するかを選択し、「履歴を消去」をクリックしてください。

MacのSafariで閲覧履歴・Cookie・キャッシュを消去する方法を徹底解説

注意したいのは、「履歴を消去」という名前はやや紛らわしいという点です。この操作では、Cookieやブラウザキャッシュ全体など、他のウェブサイトデータも一緒に削除されます。ただし、ウェブサイトデータを残したまま閲覧履歴だけを消す方法もあります。

Safariメニューまたは履歴メニューを開く際、「履歴を消去」を選択する前にOptionキーを押し続けてください。すると項目が「履歴を消去してWebサイトデータを保持」に変化します。Optionキーを押したままその項目を選択しましょう。

MacのSafariで閲覧履歴・Cookie・キャッシュを消去する方法を徹底解説

特定のサイトだけ履歴から削除する

一部のサイトだけ履歴に残したくない場合、すべてを消去せずに個別のサイトだけを削除できます。この方法なら、閲覧履歴を消しながら他のウェブサイトデータを保持することも可能です。

特定のサイトだけを手動で削除するには、履歴 > すべての履歴を表示を選択します。現在のタブの表示が「履歴」画面に切り替わり、日付ごとにグループ化された全サイトの一覧が表示されます。

削除したいサイトをクリックしてDeleteキーを押すか、項目を右クリックして「削除」を選択します。複数の項目を削除する場合は、ShiftキーやCommandキーを押しながら項目をクリックして選択し、Deleteキーを押してください。なお、複数選択した状態での右クリックによる一括削除はできません。

MacのSafariで閲覧履歴・Cookie・キャッシュを消去する方法を徹底解説

前のセクションで紹介した「履歴を消去」は、この履歴画面でもボタンとして利用できます。ただし、ここには「履歴を消去してWebサイトデータを保持」のオプションはありません。

MacのSafariで閲覧履歴・Cookie・キャッシュを消去する方法を徹底解説

履歴画面を閉じて元のウェブページに戻るには、ツールバーの「戻る」ボタンをクリックします。

MacのSafariで閲覧履歴・Cookie・キャッシュを消去する方法を徹底解説

履歴を自動的に削除する

手動での消去が面倒な場合は、Safariに一定の期間で自動的に履歴を削除させることもできます。

Safari > 環境設定を開き、「一般」タブが選択されていることを確認します。「履歴項目を取り除く」のプルダウンメニューから、履歴を削除するまでの期間を選択してください。

MacのSafariで閲覧履歴・Cookie・キャッシュを消去する方法を徹底解説

Cookie

ブラウザのCookieとは、訪問先のウェブサイトが作成し、コンピュータ上に保存される小さなファイルのことです。サイト上で行った操作に関する情報の断片が記録されます。

例えば、Amazonでカートに商品を追加したままページを離れても、再び戻ってきたときにカートの中身が残っています。これはログイン情報やカートの中身がCookieに保存され、再訪時に読み込まれるためです。

Cookieには、あなたがサイトに入力した情報しか保存されません。サイト側がCookieから取得できるのは、あなた自身が入力した情報までです。しかし、サードパーティのトラッキングCookieはネットサーフィン中ずっと追跡を行い、広告・マーケティング会社があなたの閲覧履歴を見られるようにします。そしてこれらの企業は、興味に関連しそうな広告をターゲットに表示してくるのです。

すべてのCookie、または特定サイトのCookieだけを削除する

コンピュータに保存されたCookieをすべて削除することも、特定のサイトのCookieだけを削除することも可能です。

Safari > 環境設定を開いて「プライバシー」をクリックし、「Webサイトデータを管理」ボタンを押します。

どのサイトにもCookieを保存されたくない場合は、「Webサイトデータを管理」ボタンの上にある「すべてのCookieをブロック」にチェックを入れます。ただし、Cookieを許可しない、あるいは削除すると、サイトを訪れるたびにログインが必要になったり、ショッピングサイトのカート内容が保存されなくなったりする点には注意しましょう。

MacのSafariで閲覧履歴・Cookie・キャッシュを消去する方法を徹底解説

ダイアログには、Cookie(または後述のキャッシュ)としてデータを保存している全サイトの一覧が表示されます。リストをスクロールして、Cookieなどを削除したいサイトを選択し、「削除」をクリックしてください。

削除したいサイトが分かっている場合は、ダイアログ上部の検索ボックスを使うと便利です。ShiftキーやCommandキーで複数サイトを選択してから「削除」をクリックすることもできます。

すべてのCookieとウェブサイトデータを削除するには、「すべて削除」をクリックします。

MacのSafariで閲覧履歴・Cookie・キャッシュを消去する方法を徹底解説

キャッシュ

ウェブサイトを訪れると、そのサイトを表示するためのファイルがコンピュータにダウンロードされます。これらのファイルはブラウザキャッシュ、つまりハードディスク上の一時的な保存領域に格納されます。ローカルにキャッシュされるファイルには、HTMLファイル、CSSスタイルシート、JavaScriptスクリプト、画像、その他のマルチメディアコンテンツなどがあります。

なぜブラウザはこれらのファイルを保存するのでしょうか。再びサイトを訪れたとき、ブラウザは前回の訪問以降に更新されたコンテンツを確認し、更新されたファイルやキャッシュにないファイルだけをダウンロードします。これによりサイトの読み込みが速くなり、低速または通信量制限のあるインターネット接続環境では特に役立ちます。

しかし、ブラウザキャッシュは時間とともに肥大化し、ハードディスクの容量を大量に消費することがあります。二度と訪れないサイトのファイルが残っていることもあるでしょう。キャッシュをクリアすれば不要なファイルを取り除き、ディスク容量を解放できます。

Safariのキャッシュを完全にクリアする

Safariのキャッシュを空にするには「開発」メニューが必要ですが、メニューバーに表示されていないことがあります。その場合は、Safari > 環境設定を開いて「詳細」をクリックし、「メニューバーに"開発"メニューを表示」にチェックを入れます。

MacのSafariで閲覧履歴・Cookie・キャッシュを消去する方法を徹底解説

「開発」メニューが表示されたら、Safariのウィンドウをすべて閉じます(メニューバーはそのまま、ブラウザがアクティブな状態を維持)。次に、開発 > キャッシュを空にするを選択します。

キャッシュを空にした後に訪れるサイトは、すべてのファイルを再度ダウンロードする必要があるため、読み込みに少し時間がかかるようになります。

MacのSafariで閲覧履歴・Cookie・キャッシュを消去する方法を徹底解説

オートフィル

Safariのオートフィル機能を使うと、ユーザー名、パスワード、クレジットカード情報などを自動入力できます。しかし、個人情報をブラウザに保存しておくのは本来おすすめできません。オートフィルを無効にし、保存済みのデータを消去することをおすすめします。ログイン情報やクレジットカード番号などの機密情報は、パスワードマネージャーで管理しましょう。

オートフィルを無効化してデータを削除する

オートフィルを無効にするには、Safari > 環境設定を開いて「オートフィル」をクリックし、画面上の4つのチェックボックスのチェックを外します。

チェックを外しても、以前保存されたデータは削除されません。削除したいデータの種類の右にある「編集」ボタンをクリックしてください。

MacのSafariで閲覧履歴・Cookie・キャッシュを消去する方法を徹底解説

例えば、「ユーザ名とパスワード」のチェックボックスの右にある「編集」をクリックすると、Safari環境設定の「パスワード」画面に移動します。Safariのパスワードにアクセスするには、ユーザーのパスワードを入力する必要があります。

MacのSafariで閲覧履歴・Cookie・キャッシュを消去する方法を徹底解説

そこでサイトを選択して「削除」をクリックします。ShiftキーやCommandキーを使えば、複数のサイトをまとめて選択して削除できます。

オートフィルを使用しているものの、サイトのフォームに誤った情報が入力される場合は、そのサイトの情報を変更できます。変更したい「ユーザ名」または「パスワード」をダブルクリックして編集してください。「Webサイト」のURLも変更可能です。

さらに、「追加」ボタンを使えば新しいエントリを手動で登録することもできます。

MacのSafariで閲覧履歴・Cookie・キャッシュを消去する方法を徹底解説

オンラインで自分を守るために

閲覧履歴、Cookie、キャッシュはブラウジングを便利にする一方で、プライバシーを脅かす要因にもなります。定期的に閲覧データを消去するのが良い習慣です。また、Safariのプライベートブラウズを使えば、閲覧データがMacに保存されるのを防げます。

ただし覚えておきたいのは、プライベートブラウズ中でも追跡は可能だという点です。ほぼ完全なプライバシーを求めるなら、Torのような匿名ブラウザの利用を検討しましょう。

要するに、個人情報は非常に価値のある商品であり、閲覧データもその一つです。しかし、インターネット接続時にVPNを使うなど、自分を守るためにできることはたくさんあります。

あなたはオンラインでどのように自分を守っていますか?閲覧データや履歴はどのくらいの頻度で消去していますか?ぜひコメント欄であなたの考えや経験を教えてください。

  1. Chrome・Firefox・Safariで閲覧履歴を削除する方法|履歴の確認と消去の完全ガイド

    閲覧履歴を確認したことはありますか?昨夜調べたレストラン(名前を忘れてしまったけれど)をもう一度チェックしたい、数日前に見かけた旅行サイトを再訪したい——そんなとき、履歴機能はとても便利です。しかし一方で、パソコンに訪問済みサイトの記録を残したくない場面もあるでしょう。配偶者やパートナーに誕生日プレゼントの検索履歴(しかも土壇場で!)を見つかってしまうかもしれないし、プライベートなサイトの閲覧記録は人に知られたくないものです。また、公共のパソコンを使っている場合、見知らぬ他人に自分の履歴を見られるのは避けたいものです。もっともなことですね。理由が何であれ、閲覧履歴の確認方法と消去(削除)方法を

  2. ブラウザのCookieと閲覧履歴を削除する方法【Chrome・Edge対応】

    インターネットを利用するうえで、Webブラウザは欠かせないアプリケーションです。Google Chrome、Microsoft Edge、Mozilla Firefox、Brave、Tor、Operaなど、有名なブラウザは数多く存在します。これらのブラウザはいずれも、Cookieやキャッシュファイルをパソコン上に保存し、閲覧履歴を記録しています。このデータはページの高速表示、サイト設定の保存、ログイン情報の記憶などに役立ち、過去に訪れたページへのアクセスも容易にしてくれる便利なものです。 しかしこの便利なデータが、プライバシーの観点からはリスクにもなり得ます。ブラウザ開発企業やソフトウェア会社