そのサイト、本当に安全?怪しいウェブサイトを見分ける6つのチェック方法
パソコンでもスマートフォンでも、ネットサーフィン中に気づかないうちに偽サイトや詐欺サイトへアクセスしてしまうことは珍しくありません。
近年の偽サイトは非常に精巧に作られており、一見しただけでは本物との区別がつかないことも少なくありません。だからこそ、「危険なサイン」にいち早く気づける力が重要になります。この記事では、ウェブサイトの安全性を手軽に確認できる方法を6つ紹介します。
1. URLの表記ミスをチェックする
偽サイトにアクセスした場合、ブラウザ上部のアドレスバーにあるURLを見ると、違和感に気づけることがあります。
例えば、ブランド名のスペルに微妙な誤りがあるケースです。「homedepot」ではなく「homedep0t」(oの代わりに数字の0)になっているなど、一見すると気づきにくい細かい違いが潜んでいることがあります。
また、URLの先頭が「https」ではなく「http」で始まっている場合も注意が必要です。HTTPS(Hypertext Transfer Protocol Secure)はネットワーク上での安全なデータ通信のために設計されたプロトコルで、通信内容を暗号化することで、よりプライベートで安全な閲覧体験を実現します。一方、HTTPにはその暗号化機能がありません。
すべてのHTTPサイトが危険というわけではありませんが、多くの場合は安全とは言えません。もし閲覧中のサイトがHTTPSを使用していなければ、それ以上進むのは慎重になり、盗み見られる恐れのある個人情報や決済情報は絶対に入力しないようにしましょう。
2. アドレスバーの鍵マークを確認する
主要なブラウザはすべて、サイトが安全と判断されると鍵アイコンを表示します。今このページのアドレスバーを見てみてください。URLの左側に小さな鍵マークが表示されているはずです。これは前述のHTTPSに関係しています。
鍵アイコンが表示されていれば、そのサイトはHTTPSを使用しています。逆に、鍵アイコンがない、あるいは警告マークやバツ印が付いている場合は、HTTPSが使われておらず、ブラウザもそのサイトを安全と見なしていないことを意味します。
もちろん、鍵アイコンがないからといって必ずしも危険なサイトとは限りませんが、多くの場合は要注意です。迷ったときは、この記事で紹介する他の確認方法も併用してサイトの信頼性を確かめるのが賢明です。スマートフォンでもパソコンでも、常に意識しておきたいポイントです。
3. ドメインの年齢(取得日)を調べる
ドメインの年齢とは、そのドメインが取得された時期のことです。ドメインはサイト公開前に購入されることが多いため、正確なサイトの歴史を示すものではありませんが、おおよその目安として活用できます。
特に役立つのは、老舗サイトだと思ってアクセスしたのに、実は偽物ではないかと疑っているケースです。例えば、有名小売店の公式サイトだと思っていたのに、ドメイン年齢が数ヶ月、数週間、あるいはわずか数日前だったとしたら、それは支払い情報などの機密データを騙し取る目的で作られた偽サイトである可能性が高いでしょう。
ドメインの年齢を無料で調べられるサービスは複数あり、Small SEO ToolsやDuplicheckerなどが代表的です。
4. SNSアカウントとレビューを確認する
初めて知る新しい会社から商品を購入したり、サービスを利用したりしたい場面はよくあります。しかし、そうした中小の事業者については、事前に少しリサーチして正当性を確認することが極めて重要です。
オンライン企業がきちんと実績のある事業者かどうかを見極める有効な手段の一つが、SNSでの活動状況のチェックです。SNSアカウントを一切持っていない、フォロワーがごく少数しかいない、不自然・不審な投稿ばかりしている――こうした場合は、裏で何らかの不正行為が行われている可能性があります。
残念ながら、新しく出会うサイトの中には、特に商品やサービスを異常に安い価格で提供しているサイトには、まったくの偽物が少なくありません。その目的は個人情報(特に決済情報)を盗み出し、それを悪用して利益を得ることにあります。
だからこそ、何かを購入したり契約したりする前に、レビューを確認することも大切です。企業名と「レビュー」で検索すれば、TrustpilotやReviews.ioといったレビューサイトがヒットするはずで、そこで企業の全体的な信頼性を把握できます。
星1つの評価が大量にある、配送やカスタマーサポートに関する苦情が目立つ――そんな場合は、そのサイトからは距離を置きましょう。
レビューを確認する際にもう一つ重要なのは、サイト自体の「お客様の声」ページを判断材料にしないことです。多くの詐欺サイトは、正当性を演出するために自作の高評価レビューを掲載しています。必ず公式のレビューサイトを利用しましょう。また、サイト以外の場所にレビューが一切見つからない場合も、それ自体が怪しさを示すサインです。
5. サイト自体の「危険なサイン」を探す
偽サイトや詐欺サイトは、公開前に十分なチェックがされていないことが多く、継ぎ目やすき間が見えやすいものです。
まず確認したいのは誤字脱字です。運営歴のあるサイトでもスペルミスは起こり得ますが、特に大手企業ではかなり稀です。次に、商品やサービスの価格をチェックしましょう。多くの詐欺サイトでは、良すぎて話にならないほどの破格の価格設定がされています。
これらの主な危険信号に加えて、他にも不安要素となり得るポイントがあります。画質の低い画像、雑なページデザイン、異常に長い読み込み時間なども、急ごしらえの詐欺サイトを示す典型的な特徴です。サイトの正当性に疑問を持ったときは、こうしたサインに注目してみてください。
6. ドメインの所有者を調べる
ドメインの所有者も、サイトの安全性を見極める有力な手がかりになります。公式サイトのドメインは通常、検索すればすぐに情報が出てくる大手ドメイン管理会社が保有しています。ドメイン所有者の名前を検索して、詐欺に関する記事しか見つからない、あるいは関連情報がまったくヒットしない場合は、詐欺師が所有するドメインを使った偽サイトにアクセスしている可能性が高いと言えます。
ドメイン所有者を特定できる無料サービスはいくつもあります。おすすめはGoDaddyのWHOISドメインチェッカーで、必要な情報を素早く入手できます。GoDaddy以外にも、以下のような選択肢があります。
- WHOIS
- ICANN Lookup
- Shopify WHOIS
事前の確認こそが、最強の防御策になる
インターネット上にはあらゆる種類の詐欺が蔓延しており、気づかないうちに遭遇していたという人も多いのではないでしょうか。だからこそ、個人情報や機密情報を入力する前に、そのサイトの正当性を手早く確認することが非常に重要です。これはサイバー犯罪者が個人データへアクセスするための主要な手法の一つだからです。
こうした簡単なチェックを習慣にするだけで、詐欺を回避できるか、それとも真っ先に引っかかってしまうかの分かれ目になります。
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