Chrome・Firefoxのダウンロード先を複数フォルダに振り分ける方法――拡張機能「Save In」の使い方
ファイル整理にこだわりがある人なら、ChromeやFirefoxのダウンロード機能の扱いに不満を感じているかもしれません。動画用、GIF用、写真用、重要書類用など、あらゆる種類ごとにフォルダを用意していても、いざファイルをダウンロードする段階になると、「ダウンロード」フォルダに保存するか、毎回「名前を付けて保存」ダイアログを開いて目的のフォルダまで移動するしかありません。毎回手動でフォルダを探し回る代わりに、素早く簡単に保存先を選べたら便利だと思いませんか?実は、それが可能なのです。
「Save In ...」を使う
これを実現するのが「Save In ...」という拡張機能です。あらかじめフォルダを登録しておけば、ファイルをダウンロードするときにその中から保存先を選択できます。ダウンロードと同時にファイルを仕分けできるため、整理作業が格段に楽になります。
唯一の制限は、既定のダウンロードフォルダとして指定した場所の外にはファイルを保存できない点です。ただし、ダウンロードフォルダ内に用途別のサブフォルダを作り、そこへ振り分けていくことは可能です。「Save In ...」はChromeとFirefoxの両方で利用できるので、どちらのブラウザを使っていても安心です。
Chromeの場合
Save InはChromeウェブストアから無料でダウンロードできます。インストールすると拡張機能バーにアイコンが表示されるので、クリックして「オプション」を選択すればカスタマイズが行えます。

Firefoxの場合
FirefoxユーザーはFirefoxアドオンサイトから入手できます。インストール後は、画面右上のメニューボタン(三本線)をクリックし、「アドオン」を選択してオプション画面にアクセスします。

「拡張機能」を選び、Save Inの横にある「オプション」をクリックしてください。

基本のパス設定
基本的な使い方としては、右クリックしたときに表示される保存先ディレクトリを複数登録できます。このレベルの機能で十分なら、セットアップはとても簡単です。オプション画面を下にスクロールしてディレクトリ一覧のボックスを見つけ、使いたいフォルダ名を入力するだけです。まだ存在しないフォルダ名を入力しても問題ありません。最初にそのフォルダへ保存したときに、Save Inが自動的に作成してくれます。

設定後、Chrome上で何かを右クリックすると、登録したすべてのディレクトリがSave Inによって表示されます。保存したいフォルダをクリックすれば、あとはSave Inが処理してくれます。

応用的なパス設定
さらに下にスクロールすると「Dynamic Downloads(動的ダウンロード)」というボックスがあり、より複雑なルールやコマンドを入力できます。ファイルのダウンロード方法に関して、Save Inでできることは非常に多くあります。幸い、拡張機能自体にわかりやすいチュートリアルが付属しており、ルールを記述するための構文を順を追って学べます。
ここでは、Save Inのパワフルさを示す例をいくつか紹介します。
1. 拡張子に応じて特定のフォルダへ自動保存するよう指示できます。たとえば、すべての.jpg画像をpicturesフォルダに入れたい場合は、次のように記述します。
fileext: jpg
into: pictures

2. 特定の拡張子のファイルが保存されたときに、ファイル名を現在の日付に変更するルールも設定できます。
fileext: gif
into: :unixdate:.:fileext:

3. Webページを保存するときに、自動的に.html形式で保存させることも可能です。
context: page
into: :filename:.html
前述のとおり、Save Inでできることは多岐にわたります。どんなことが実現できるのか詳しく知りたい方は、ぜひドキュメントを読み込んでみてください。
時間の節約にも
ダウンロードフォルダを散らかしたくないなら、Save Inを使えば各ダウンロードの保存先を細かくコントロールでき、ファイル構成をすっきり保てます。この記事では、ChromeとFirefoxへのインストール方法と、インストール後の基本的な使い方を解説しました。
この方法でファイル整理が楽になりましたか?ぜひコメント欄でお聞かせください。
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