主要ブラウザでプライベートブラウジングをデフォルトに設定する方法【Chrome・Firefox・Edge・Safari】
最近のほとんどのWebブラウザには、プライベートブラウジングモードが搭載されています。このモードを利用すると、一時的なブラウジングセッションが作成され、ブラウザを終了すると閲覧履歴が自動的に削除されます。家族や同僚とパソコンを共有している場合など、プライバシー保護に特に役立つ機能です。
通常、プライベートブラウジングモードを使うには、まずブラウザを通常モードで起動してから機能を有効化する必要があります。しかし、毎回手動で切り替えるのは面倒ですよね。そこで本記事では、主要なブラウザを最初からプライベートモードで起動するよう設定する方法を詳しく解説します。この記事を読み終える頃には、Mozilla Firefox、Microsoft Edge、Google Chrome、Safariのすべてで、シークレットモードやInPrivateなどをデフォルトにできるようになっています。
Firefoxでプライベートブラウジングをデフォルトにする方法
Firefoxは標準設定だけで、起動時に常にプライベートブラウジングモードになるように構成できます。手順は以下の通りです。
1. Firefox画面の右上にある三本線のメニューボタンをクリックします。
2. メニューから「設定」を選択します。
3. 左側のメニューから「プライバシーとセキュリティ」を選びます。
4. ページを下にスクロールし、「履歴」セクションを見つけます。
5. 「Firefoxに…」というドロップダウンメニューを開き、「履歴をカスタマイズ設定」を選択します。
6. 「常にプライベートブラウジングモードを使用する」にチェックを入れます。
7. 再起動を求められたら、指示に従ってFirefoxを再起動します。
これで設定完了です。以降、Firefoxはデフォルトでプライベートブラウジングモードで起動し、ブラウザを終了した瞬間に閲覧履歴が削除されるため、安心して利用できます。
Safariをプライベートブラウジングモードで起動する方法
Safariも起動時のデフォルトをプライベートブラウジングモードに設定できます。ただし注意点として、この設定が有効になるのはSafariを最初に起動したときのみです。その後に開いた追加のウィンドウはプライベートモードにはならないので、覚えておきましょう。
1. Safariのウィンドウで「Safari」→「環境設定…」を選択します。
2. 表示されたウィンドウで「一般」タブを選びます。
3. 「Safariを次で開く」というドロップダウンを開き、「新規プライベートウインドウ」を選択します。
4. Safariを再起動します。
設定後、Safariを起動するたびに、ブラウザ上部に「プライベートブラウズ有効」という表示が現れれば成功です。
Google Chromeをシークレットモードで起動する方法
Google Chromeには、プライベートブラウジングと同等の機能を持つ「シークレットモード」が備わっています。しかし他の主要ブラウザと異なり、Chromeの内蔵設定だけではシークレットモードをデフォルトにできません。そこで少し工夫が必要になります。
macOSユーザーの場合:Apple Scriptを作成
Macユーザーなら、Apple Scriptを作成することでChromeをシークレットモードで起動できます。
1. 「アプリケーション」→「ユーティリティ」フォルダへ移動します。
2. 「スクリプトエディタ」アプリケーションを起動します。
3. 以下のコードをスクリプトエディタのウィンドウにコピー&ペーストします。
if application "Google Chrome" is running then
tell application "Google Chrome" to make new window with properties {mode:"incognito"}
else
do shell script "open -a /Applications/Google\\ Chrome.app --args --incognito"
end if
tell application "Google Chrome" to activate
4. メニューから「スクリプト」→「コンパイル」を選択します。
5. 「ファイル」→「保存」を選択します。
6. ショートカットの保存先を指定し、任意の名前を付けます。
7. 「ファイルフォーマット」のドロップダウンから「アプリケーション」を選択して保存します。
これで、作成したApple Scriptアプリケーションをダブルクリックするだけで、いつでもChromeをシークレットモードで起動できます。なお、すでにChromeが起動している場合、このスクリプトは効果がないので注意してください。
別の方法として、ChromeのアイコンをDockに登録している場合は、アイコンを右クリック(またはControlキーを押しながらクリック)し、「新規シークレットウィンドウ」を選択することでもシークレットモードを開けます。
Windowsユーザーの場合:ショートカットを編集
Windowsの場合は、ショートカットにコマンドラインオプションを追加するだけでOKです。
1. 普段Chromeの起動に使っているショートカットを見つけます。タスクバー、スタートメニュー、デスクトップのいずれかにあります。
2. Chromeのアイコンを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
3. 「リンク先」ボックス内の現在のコマンドの末尾に半角スペースを1つ追加し、続けて -incognito をコピー&ペーストします。
4. 「OK」をクリックして保存します。
これで、このショートカットからChromeを起動すると、自動的にシークレットモードで立ち上がるようになります。
Microsoft EdgeでInPrivateをデフォルトにする方法
Microsoft版のプライベートブラウジングが「InPrivate」です。InPrivateモード中、Edgeは閲覧履歴を記録せず、Bingでの検索がMicrosoftアカウントに関連付けられることも防ぎます。
EdgeをInPrivateモードで起動するには、Edgeのショートカットにコマンドラインオプションを追加します。
1. コマンドラインオプションを追加したいEdgeのショートカットを見つけます。タスクバー、スタートメニュー、デスクトップなど、複数の場所にある場合もあります。
2. Microsoft Edgeのアイコンを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
3. プロパティウィンドウで「ショートカット」タブを選びます。
4. 「リンク先」フィールドを探します。ここには、ショートカットをクリックしたときに毎回起動されるEdgeアプリケーションのパスが記載されています。
5. 「リンク先」フィールド内で、パスの最後尾にカーソルを合わせ、スペースキーを押してから -inprivate と入力します。
6. 「OK」をクリックします。
次回から、このショートカット経由でEdgeを起動すると、自動的にInPrivateモードで立ち上がります。複数のショートカットからEdgeを起動している場合は、それぞれのショートカットに対して同じ手順を繰り返す必要があるのでご注意ください。
まとめ
各ブラウザのプライベートブラウジングモードを活用するのに加えて、プライバシーを本気で守りたい方は、NextDNSのようなDNSサービスを併用すると、より安全でプライベートなブラウジング環境を実現できます。
閲覧履歴を守るための工夫が他にもあれば、ぜひコメント欄で教えてください!
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