Firefoxで保存したパスワードをエクスポート・削除する方法
Firefoxには「Lockwise」と呼ばれるパスワードマネージャーが標準搭載されています。LockwiseはFirefoxアカウントによって保護されており、デスクトップとモバイルの両方から保存済みのパスワードにアクセスできる便利な機能です。しかし、より多機能な別のパスワード管理アプリへ移行したい場合もあるでしょう。この記事では、Firefoxに保存されたパスワードをエクスポートし、その後安全に削除するまでの手順を詳しく解説します。
Firefoxから保存済みパスワードをエクスポートする方法
まずFirefoxを起動し、画面右上にある三本線のメニューアイコンをクリックして設定メニューを開きます。続いて、「ログイン情報とパスワード」を選択してください。
「ログイン情報とパスワード」を選ぶと、ブラウザ内のタブとしてFirefox Lockwiseが起動します。ここは、Firefoxに保存されたすべてのログインIDやパスワードを検索・管理できる「金庫」のような場所だと考えてください。
エクスポートを開始するには、Lockwiseタブの右上にある三点アイコンをクリックします。(三本線のメニューアイコンは一般的なFirefox設定用なので、間違えないように注意しましょう)
三点アイコンをクリックすると、新しいオプション一覧が表示されます。その中から「ログイン情報をエクスポート」を選びましょう。すると、パスワードとログインデータが読み取り可能なテキストファイル(CSV)として出力される旨の警告ポップアップが表示されます。
内容を確認したら、赤い「エクスポート」ボタンをクリックします。ファイルエクスプローラーが開き、データは「logins.csv」というCSVファイルとして保存されます。保存先フォルダを選ぶ前に、ここでファイル名を変更することも可能です。エクスポートしたCSVファイルは、後ほど他のブラウザやパスワードマネージャーにインポートする際に必要になるため、保存場所は必ず控えておいてください。
注意: お使いのPCで管理者権限を持っていない場合、Firefoxが追加の認証を求めてくることがあります。その場合は、表示されたパスワード入力欄にOSのログインパスワードを入力すればOKです。これでエクスポート作業は完了です!
Firefoxで保存したパスワードを削除する方法
CSVファイルを安全な場所に保存できたら、Firefoxのパスワードマネージャーからパスワードを自由に削除できます。起动手順は前述の通りです。右上の三本線アイコンをクリックし、「ログイン情報とパスワード」を選択します。
再びFirefox Lockwiseが開いたら、右上の三点アイコンをクリックし、「すべてのログイン情報を削除」を選んでください。なお、ログイン情報が一件も保存・インポートされていない場合、この項目はグレーアウトして選択できません。
削除したいログイン情報がある場合は、「すべてのログイン情報を削除」をクリックしましょう。確認ウィンドウが開き、削除対象となるログイン情報の総数が表示されます。「はい、これらのログイン情報を削除します」にチェックを入れ、「すべて削除」ボタンを押せば完了です。
この方法でも十分簡単ですが、実はもっと素早くパスワードやログインデータをまとめて削除できる裏技的な方法があります。
すべてのFirefoxデータを最速で一括削除する方法
以下のコマンドをコピーして、Firefoxのアドレスバーに直接貼り付けてください。
chrome://pippki/content/resetpassword.xhtml
冒頭が「chrome」となっているため戸惑うかもしれませんが、心配は不要です。これはFirefox内部ページへのアドレスなので、そのままFirefoxのアドレスバーに貼り付けて問題なく動作します。
表示されたアドレス候補の「移動」をクリックするか、キーボードのEnterキーを押してください。すると小さなウィンドウが開き、Firefoxに保存されたすべてのデータを完全に消去するかどうかを尋ねられます。
問題なければ「リセット」ボタンをクリックしましょう。これでマスターパスワード(プライマリーパスワード)がリセットされ、Firefoxに保存されていたすべてのログインデータが、最初から一度も使ったことがないかのように完全に消去されます。
ハードウェアセキュリティキーの活用も検討しよう
Firefoxからパスワードをエクスポートして削除したら、次はお使いのプラットフォームに最適なパスワードマネージャーへインポートするのがおすすめです。
さらに言えば、ハードウェアセキュリティキーとの併用もぜひ検討してください。暗号資産ウォレットが普及した現代では、キーロガーなどによるキーストローク記録のリスクを完全に排除するためにも、セキュリティキーの使用を習慣づけることが重要になっています。
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