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マザーボードのオンボードNICとは?機能・メリット・設定方法を徹底解説

マザーボードのオンボードNICとは?機能・メリット・設定方法を徹底解説

オンボードNIC(Network Interface Controller/ネットワークインターフェースコントローラー)とは、パソコンをLAN(ローカルエリアネットワーク)に接続するための機能が、マザーボード上に統合されたチップや回路のことです。

かつてはLAN接続のために別売りの拡張カードを購入して増設するのが一般的でしたが、現在の多くのマザーボードには最初からNICが搭載されており、追加購入の手間やコストを省けるようになりました。

オンボードNICがあれば、家庭内ネットワーク、オフィスの社内ネットワーク、そしてインターネットへの接続が可能です。また、複数のNICを搭載したマザーボードもあり、複数のネットワークへ同時接続することもできます。

接続方式の主流は、有線ケーブルを使う「Ethernet(イーサネット)」と、電波でつなぐ「Wi-Fi」の2種類です。近年のマザーボードの多くは、この両方に対応しています。

オンボードNICからのブート(PXEブート)を有効にする方法

  1. まず、お使いのマザーボードの取扱説明書を確認し、オンボードNICが搭載されているか、初期状態で有効になっているかをチェックしましょう。
  2. 有効化が必要な場合は、BIOSまたはファームウェアのアップデートが求められることがあります。
  3. BIOS/ファームウェアを更新したら、PCを再起動してBIOS設定画面に入ります(起動時にDeleteキーやF2キーを押すのが一般的です)。
  4. 「Onboard LAN Boot ROM」などの項目を探して「Enabled」に変更します。
  5. 変更を保存してBIOS設定画面を終了します。
  6. 再度PCを再起動すると、オンボードNIC経由での起動(ネットワークブート)が可能になります。
  7. うまく起動できない場合は、BIOS設定でレガシーモード(Legacy Boot)を許可する必要があるかもしれません。

オンボードNICは無効化すべき?

新しいNICカードを増設する場合は、競合(コンフリクト)を避けるため、先にオンボードNICを無効化しておくのがおすすめです。Windowsでは「デバイスマネージャー」を開き、「ネットワークアダプター」から該当するNICを右クリックして「デバイスを無効化」を選択すれば簡単に切り替えられます。

そもそも無効化すべきか迷っている方は、以下のポイントを参考にしてください。

  1. オンボードNICを使用しないのであれば、無効化することで消費電力を抑え、システム全体のパフォーマンス向上につながる可能性があります。
  2. 一方、ネットワーク接続などでオンボードNICが必要な場合は、無効化するとトラブルの原因になります。
  3. 環境によっては無効化できないケースや、別の不具合を引き起こすケースもあります。

使わないのであれば無効化して問題ありませんが、事前にPCやマザーボードのマニュアルを確認し、問題が起こらないかチェックしておきましょう。

オンボードNICからのブートを無効化する方法

オンボードNICからの起動を止めたい場合は、BIOS設定を変更します。

  1. PCを再起動し、Windowsのロゴが表示される前に画面に案内されるキー(DeleteキーやF2キーなど)を押します。
  2. BIOSメニューが開いたら、「Boot」タブへ移動し、「Boot Device Priority(起動デバイスの優先順位)」のセクションを探します。
  3. 「Onboard LAN Boot ROM」の設定を見つけて、「Enabled」から「Disabled」へ変更します。
  4. 変更を保存してBIOSを終了すれば、以後はオンボードNICからの起動が無効になります。

NICを無効化する方法

トラブルシューティングなどで一時的にNICを停止したい場面もあります。ここでは代表的な2つの方法を紹介します。

GUI(デバイスマネージャー)で無効化する

「デバイスマネージャー」を開き、「ネットワークアダプター」の一覧から対象のNICを右クリックして「デバイスを無効化」を選択するだけです。再度使いたいときは同じ手順で「有効化」を選べば復帰できます。

コマンドラインで無効化する

管理者権限でコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行します。

netsh interface set interface "イーサネット" disable

有効化し直す場合は、末尾を「enable」に変更して実行してください。

NICカードの増設・取り付け方法

  1. まず、お使いのPCに内蔵NICが搭載されているか確認しましょう。搭載済みであれば、新しくカードを取り付ける必要性はほとんどありません。
  2. PCケースを開け、空いているPCIスロットを探します。NICカードの端には小さな金属製ブラケットが付いており、これをケース側に固定します。
  3. カードの端子をスロットの位置に合わせ、カチッと音がするまでしっかりと押し込みます。
  4. ケースを閉じてPCを起動すると、Windowsが自動的に新しいハードウェアを検出し、必要なドライバーをインストールします。
  5. 万一Windowsが自動認識しない場合は、NICメーカーの公式サイトからドライバーをダウンロードして手動でインストールしましょう。

NICはどこで使われている?

NIC(Network Interface Card/ネットワークインターフェースカード)は、パソコンをネットワークに接続するために組み込まれる基板またはカードです。PCとネットワーク間のデータ送受信を担っており、内蔵型・外付け型の両方があり、有線・無線どちらの接続にも対応した製品が存在します。

現在のほとんどのPCには、マザーボード上に内蔵型NICが搭載されています。これが最も一般的な形態で、主に家庭やオフィスのLANへの接続に使用されます。

外付け型NICもLAN接続に利用できますが、企業ネットワークやインターネット回線など、より大規模なネットワーク環境への接続用途で選ばれることが多いです。

外付け型NICには主に以下の2種類があります。

  • USB型NIC:USBポート経由でPCに接続し、Ethernetポートを提供する外付けタイプ。専用コネクタや特殊なケーブルなしで有線ネットワークに接続できるため、ノートパソコンで重宝されます。
  • PCIe型(Ethernet)NIC:マザーボードのPCI Expressスロットに装着するタイプ。デスクトップPCで有線接続を追加したり、通信速度を強化したりする際によく使われます。

まとめ

マザーボードのオンボードNICとは、マザーボードに統合されたネットワークアダプターであり、PCをネットワークやインターネットへつなぐ重要な役割を担っています。オンボードNICにはさまざまな種類があり、それぞれメリット・デメリットが異なります。マザーボードを選ぶ際は、対応規格や通信速度、Wi-Fi対応の有無など、自分の用途に最適なNIC仕様をよく比較検討することが大切です。

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