Slimbook Pro2、バッテリー膨張による筐体の反りとグラつきに直面——後継機「Slimbook Executive」を選ぶ
「Slimbookは死んだ。Slimbook万歳」
更新日:2023年6月27日
数日前、Slimbook Pro2で快調にタイピングをしていたところ、ノートPCがグラついていることに突然気づきました。どうやら打鍵面が平らではなく、本体の一角がわずかに浮いた状態になっているようで、キーを叩くたびにケースが揺れるのです。「ふむ、この机が悪いのだろう」と当初は思っていました。
しかし、よく観察すると、ケース自体が反っていたのです。左側面全体が右側よりも厚くなっており、その異常は緩やかではあるものの着実に進行していました。原因はバッテリーの膨張(スウェリング)でした。以前のSlimbook & Kubuntu 22.04アップグレード記事でも触れたとおり、バッテリーが将来的に問題を起こすのではないかと懸念していたのですが、実際に問題が起きたのは予想よりはるかに早く、しかも望んでいた以上に破壊的な形での登場となりました。リチウムイオンバッテリー搭載機としての適切な対応として、まずバッテリーを放電させてマシンの電源を切り、そして交換機を探し始めたのです。

これは魚眼レンズ効果ではありません。膨らんだ筐体です。
「Slimbook Executive」という選択
状況を整理しましょう。私が必要としているのは、日常の生産性業務に使えるノートPC(ゲーミング用のハイスペック機ではありません)です。14インチ前後の画面、そこそこの性能のプロセッサ、十分なRAM容量、内蔵グラフィックス、そして余裕のあるストレージ。要するにPro2の後継機です。
Pro2には大変満足していたため、まずSlimbookのラインナップを確認することにしました。候補はすぐにExecutiveかProXの二択に絞られました。どちらも似た層のユーザー、すなわち重量級のグラフィック処理以外のほとんどの作業をこなせる軽量デバイスを求めるビジネス兼カジュアルユーザー向けの製品です。
最終的に、価格は高めですがExecutiveの方が良い選択だろうと判断しました。外れているかもしれませんが、まあいいでしょう。選んだのは14インチモデルで、最終的なスペックは以下のとおりです。
- CPU:Intel Core i7-12700H(14コアというやや珍しい構成)
- GPU:Iris Xeグラフィックス(内蔵)
- ディスプレイ:2880×1800px、リフレッシュレート90Hz
- メモリ:32GB DDR4 RAM
- ストレージ:1TB NVMe SSD
- OS:なし
合計金額はというと、送料込みで1,500ユーロ強でした。

これはSlimbookのプロモーション画像です。私の個体はあと数週間で準備が整うはずです。
あとはデバイスの組み立て、テスト、発送を待つのみです。今回はTitanの時のようなトラブルがないことを祈っています。近いうちに快適な新型の生産性マシンが手に入るわけですから、新鮮なレビュー記事もたくさん書けることでしょう。
では、Pro2はどうなる?
良い質問ですね(自分で聞いてみました)。まず第一に、私は現代の「取り外せない、少なくとも簡単には取り外せないバッテリー」というトレンドが大嫌いです。これは不必要に話を複雑にします。Slimbookチームに問い合わせたところ、ケースの開け方と故障したバッテリーの取り外し手順について案内をもらうことはできました。しかし本来なら、バッテリーが着脱式であれば3秒で終わる作業であり、そもそもこんな状況に陥ることもなかったはずなのです。

こちらは実際の筐体の反りを少し詳しく捉えた画像です。左右側面を見比べてみてください。
とはいえ、捨ててしまうのはもったいない。まだ十分に使えるシステムだからです。発売から5年まであと数ヶ月というところですが、少なくともあと同じ期間くらいは現役でいられると期待しています。そこで、バッテリー交換に挑戦できるか試してみたいと考えています。筐体の反りは簡単には元に戻りませんが、致命的なほどではないでしょう。新しいバッテリーは150ユーロ前後かかる見込みですが、まずはExecutiveを受け取ってから着手する予定です。ちなみに、何かアドバイスがあれば、ハードウェア・ソフトウェア・組み立てのいずれの観点からでも歓迎しますので、ぜひ教えてください。
まとめ
現時点では短い記事ですが、詳細についてはノートPCが実際に届いてから改めてお伝えします。新しいおもちゃを手に入れたのは嬉しいものの、購入のきっかけがあまり嬉しい類のものではなかったため、湧き上がるワクワク感といったものは正直ありません。また、レビューを読み漁って製品比較に時間を費やすこともしませんでした。理由は二つ。一つはSlimbookの製品を気に入っておりよく知っていること、もう一つは、すでにある結論より賢い結論には至らないだろうと思ったからです。Linuxフレンドリーなシステムはどれも似たり寄ったりで、市販のWindows搭載機より多少割高ではありますが、まあ仕方ありません。
さて、あとは待つばかりです。ただ、読者の皆さんに質問があります。昔ながらのメールでお答えいただけるなら嬉しいのですが——Slimbook Pro2のユーザー設定やデスクトップ設定をすべてそのまま引き継ぐべきでしょうか?それとも、まっさらな状態から新規セットアップを行い、実際のユーザーデータだけをコピーする方が良いでしょうか?アイデアや提案があれば、気軽にご連絡ください。続報をお楽しみに。
それでは。
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