ハードウェア
 Computer >> コンピューター >  >> ハードウェア >> ハードウェア

ゲーミングノートPCを7年以上最高のパフォーマンスで使い続ける方法

ゲーミングノートPCはデスクトップPCほどのヘビーな使用を想定して作られておらず、適切なメンテナンスを怠ると寿命はさらに短くなります。本記事では、筆者がゲーミングノートPCを何年もピークパフォーマンスで動かし続けている具体的な方法と、読者の皆さんが同じ成果を出すためのコツを詳しく紹介します。

熱をできるだけ低く抑える

ハードウェアの経年劣化は避けられませんが、熱はその劣化を大幅に加速させ、最悪の場合は部品の故障につながります。オーバーヒートだけでなく、常時の温度上昇自体もできるだけ抑えましょう。CPUとGPUの温度はどちらも常に80℃(176℉)未満に保つことを目標にし、専用アプリでこまめに温度をチェックしてください。

ゲーミングノートPCを7年以上最高のパフォーマンスで使い続ける方法画像出典:Vecteezy

PCの温度を下げる方法は多数ありますが、筆者にとって特に効果が大きかったのが「冷却パッドの使用」と「グリス(サーマルペースト)の定期交換」の2つです。

冷却パッドの重要性

冷却パッドはオーバーヒート対策としてよく勧められますが、通常使用のゲーミングノートPCにも有効だと筆者は考えています。ゲーミングノートPCは71℃(160℉)を超えることも珍しくありません。この程度の温度は「安全圏」とされますが、それでも部品全体の劣化には確実につながります。冷却パッドを使えばさらに温度を下げられ、より安心して使えます。

また、冷却パッドはノートPCを机の面から浮かせて設置できるため、通気性が大きく向上する点も見逃せません。膝の上でも熱による不快感なく快適に使えます。高価な製品は必要なく、Kootek製のような静音タイプの冷却パッドで十分です。

グリス(サーマルペースト)の塗り替え

オーバーヒートの兆候が現れるのを待たず、CPUとGPUのグリスはスケジュールを決めて定期的に塗り替えましょう。一般的なメンテナンス目安は2〜3年ごとの交換ですが、筆者は熱伝導が不十分な状態で動く期間を少しでも減らすため、2年以内を目安にしています。実際、過去7年間で4回グリスを塗り替えており、直近では今週実施したばかりです。

ゲーミングノートPCを7年以上最高のパフォーマンスで使い続ける方法

グリスの塗り替えは比較的簡単な作業で、自分で行える人も多いでしょう。自信がなければ、PC修理店に依頼すれば安価で代行してもらえます。

定期的なメンテナンスでノートPCを清潔に保つ

ノートPCは外装にも内部部品にも、ホコリ・パンくず・皮脂汚れなどが溜まります。見た目が悪くなるだけでなく、排熱不良や、稀ではあるもののショートの原因にもなり得ます。

ゲーミングノートPCを7年以上最高のパフォーマンスで使い続ける方法画像出典:Freepik

以下のルーティンを実践して、内側も外側も清潔な状態を維持しましょう。

週次のクリーニング

まずノートPCを逆さに傾け、軽く振る(必要なら裏面を軽く叩く)ことで、緩んだゴミやパンくずを落とします。掃除にはマイクロファイバーまたは柔らかい糸くずの出ない布があれば十分です。キーボードや画面を含む外装全体を拭きましょう。画面は強く押さず、円を描くように優しく拭くのがポイントです。

これはあくまで軽い週次メンテナンスなので、手の届きにくい場所まで気にする必要はありません。目に見える汚れを落として、蓄積を防ぐことが目的です。

月次のクリーニング

細いノズル付きのエアダスター(圧縮空気スプレー)を用意します。月に1度、キーボードやファンの吸排気口にエアダスターを吹き付けましょう。併せて柔らかい毛のブラシで通気口周辺を掃除し、キーボードのゴミも取り除きます。柔らかい画筆でも代用できますが、筆者はより柔らかく毛足のあるメイクブラシの方が素早く掃除できて好みです。

週次ルーティンを守っていれば、画面に特別な手入れは不要です。ただし頑固な汚れがある場合は、マイクロファイバーの布を蒸留水で軽く湿らせて拭き取るときれいになります。

年次のクリーニング

半年ごとに行っても構いませんが、筆者は週次・月次のルーティンを厳守しているので、年1回で十分と感じています。また、ノートPCの内部に触れるのに抵抗がある場合は、PC修理店のクリーニングサービスを利用するのも良い選択肢です。

内部をすべて掃除するには、ノートPCを開ける必要があります。内部からのオーバーヒート対処法をステップごとに解説したガイドを参考にすると、開け方から掃除方法まですべて分かります。筆者自身は正面から見える範囲だけを掃除しており、隠れた部品のためにネジを外すことはしていません。重点的に掃除すべきはファンブレードとマザーボード上のホコリです。

ゲーミングノートPCを7年以上最高のパフォーマンスで使い続ける方法

ゲームプレイ時はリソースを節約する

ノートPCが対応しているからといって、すべてを最大性能で動かす必要はありません。それは部品に余計な負荷をかけ、寿命を縮めるだけです。以下の工夫で、必要な分だけリソースを使う環境を整えましょう。

バランス電源モードを使う

ほとんどのゲームは「バランス」モードで十分快適に動作し、リソースの節約にもなります。Windowsの設定システム電源とバッテリーを開き、電源モードの横でバランスを選択してください。

ゲーミングノートPCを7年以上最高のパフォーマンスで使い続ける方法

ゲームFPSと画面のリフレッシュレートを合わせる

ゲームのFPSが画面のリフレッシュレートを超えていても、表示できないフレームは無駄になるだけで、リソースは消費され続けます。V-Syncや、対応機種ならG-Sync/FreeSyncを使って、FPSとリフレッシュレートを同期させましょう。

可能な限りターボブーストを無効化する

CPU負荷の軽いゲームでは、ターボブーストを無効化してCPUへの不要な負担を減らすのが筆者流です。BIOSから設定することもできますが、筆者はThrottleStopというアプリを使って素早くオン/オフしています。Disable Turboにチェックを入れるだけです。

ゲーミングノートPCを7年以上最高のパフォーマンスで使い続ける方法

ノートPCでのゲーム体験を改善する方法についてもぜひチェックしてみてください。部品への負荷をさらに減らし、長持ちにつながります。

バッテリーを大切に扱う

ノートPCの部品の中で最も寿命が短いのはバッテリーで、他の部品が老朽化する前に少なくとも1回は交換が必要になる可能性が高いでしょう。とはいえ、丁寧な管理によってバッテリーの寿命を延ばすことは可能です。

お使いのノートPCが80%で充電を止めるスマート充電機能に対応しているなら、ぜひ活用しましょう。BIOSのバッテリー設定で有効化するか、メーカー純正ソフトから設定できます。

ゲーミングノートPCを7年以上最高のパフォーマンスで使い続ける方法

スマート充電非対応の場合は、ゲームをしていないときは手動でプラグを抜き、残量を20〜80%の間に保つよう心がけましょう。また、0%まで放電させることを繰り返すとバッテリー全体の健康状態に悪影響が出ます。

前述の通り、熱はノートPC全般に悪影響ですが、特にバッテリーには深刻です。熱はバッテリーセル内の化学反応を加速させるためです。これまで紹介した方法を実践して、熱を最小限に抑えてください。

ノートPCの限界を超えない

性能よりもノートPCの寿命を優先するなら、本来想定されていない実験的な使い方はしないことです。そう、オーバークロックの話です。CPUでもRAMでもGPUでも同様です。

オーバークロックは特にノートPCにとって問題となります。発生する余分な熱を逃がす手段が限られているからです。デスクトップPCならファンを追加すれば済みますが、ノートPCではそれができません。オーバークロック自体が部品にストレスを与えるうえ、増えた熱が劣化を確実に加速させます。

さらに、ゲーミングノートPCであっても、デスクトップPCと違って連続稼働を前提とした作りではありません。筆者は通常2〜3時間のセッションで遊び、たまに4〜6時間遊ぶこともあります。セッションの合間には休憩を挟みましょう。ゲームを閉じて軽いウェブ閲覧をするだけでも効果があります。

これらのメンテナンス方法を実践すれば、ゲーミングノートPCの寿命は確実に延び、ピークパフォーマンスを維持できます。リソースを解放して部品への負荷を減らし、摩耗を遅らせるために、Windowsをゲーム向けに最適化する方法もぜひ参考にしてください。


  1. Rokuのプライベートリスニング設定方法|リモコン・スマホアプリでワイヤレス視聴を実現

    パートナーが眠っている隣でテレビを見たい、あるいは子供を起こさずに夜更かししたい——そんな人にとってワイヤレスヘッドホンはまさに救世主です。Rokuはこのニーズをしっかり理解しており、高価な専用ヘッドホンを新たに購入しなくても、お好みのヘッドセットでテレビ番組や映画の音声を手軽に楽しめる「プライベートリスニング」機能をすべてのデバイスに搭載しています。 プライベートリスニングの事前準備 まず知っておくべきは、Rokuデバイスにおけるプライベートリスニングには2つの方式があり、お使いのデバイスがどちらに対応しているかを確認する必要があるという点です。1つ目はプライベートリスニング対応リモコンを

  2. Amazon Fire TV Stickで絶対に入れたいおすすめアプリ5選

    Amazon Fire TV Stickを購入した、あるいは導入を検討中の方なら、その魅力の多くがアプリにあることをご存じでしょう。AndroidベースのFire TV Stickは、テレビで多彩なストリーミングサービスを楽しめるデバイスです。しかし、楽しめるのはストリーミングだけではありません。幅広いジャンルのアプリを活用すれば、Fire TV Stickの可能性はさらに大きく広がります。今回は、インストールしておきたい厳選5つのアプリをご紹介します。 1. Hoopla(フープラ) 地元の図書館に足を運んで本を借りるのが好きな方には、Hooplaがぴったりのアプリです。 Hoo