Windowsの「デバイスとプリンター」の開き方とできること徹底解説【10/8.1/7対応】
Windowsには、パソコンの状態をユーザーにわかりやすく伝えるための機能が数多く搭載されています。以前のチュートリアルでは「システム情報」ウィンドウを使ってWindowsマシンへの理解を深める方法をご紹介しましたが、今回はコントロールパネルの「デバイスとプリンター」セクションについて解説します。この機能は長年Windowsに搭載され続けてきた定番のもので、パソコンに接続中のデバイスや、過去にネットワーク経由で通信したことのあるデバイスを一括して確認したいときに役立ちます。

実はこの機能の存在を知らないユーザーも少なくありません。この記事では、「デバイスとプリンター」に何が表示されるのか、そして実際にどうやって開くのかを、バージョンごとの手順とあわせて詳しく見ていきます。
「デバイスとプリンター」とは何か?
「デバイスとプリンター」は、有線・無線を問わず、パソコンに接続された(または過去に接続された)すべてのデバイスを一覧表示するセクションです。現在Windowsマシンに接続されている外部デバイスと直接やり取りすることもできます。要するに、各種デバイスの設定や調整を行うための“すべてが揃う一箇所”ですが、実際にどんな操作ができるかは、そのデバイス用のドライバーがパソコンにインストールされているかどうかに大きく左右されます。
ここで覚えておきたい重要な点は、接続されたデバイスすべてが完全なサポートを持つわけではないということです。完全サポートされていないデバイスについては、「デバイスとプリンター」に表示される情報は限定的になります。一方、完全サポートされているデバイスなら、このセクションから以下の操作が可能です。
- デバイスの現在の状態(正常に動作しているかどうか)を確認する
- デバイス自体の情報を閲覧し、ネットワーク上で共有する
- 設定の変更や動作のカスタマイズ、デバイスの全機能の利用
- 問題が発生した場合の修復やトラブルシューティング
完全サポートされているデバイスは、下のスクリーンショットのように、Bluetoothヘッドセットなど実際の製品に合わせたアイコンで表示されます。逆に、完全サポートされていないデバイスは汎用アイコンで表示されるのが目印です。

それでは、「デバイスとプリンター」の概要がわかったところで、Windows 10での開き方を中心に、Windows 8.1やWindows 7をお使いの方向けの手順も順番に見ていきましょう。まずは最新のWindows 10から始めます。
Windows 10で「デバイスとプリンター」を開く方法① コントロールパネルから
最も基本的なのは、コントロールパネル経由で開く方法です。「デバイスとプリンター」はコントロールパネル内に配置されているため、まずコントロールパネルを起動します。Windowsキー + Xキーを押すと、画面左下にWinXメニューが表示されます。

このメニューの中にコントロールパネルを起動するリンクがありますので、クリックしてコントロールパネルを開きます。
コントロールパネルが起動したら、「ハードウェアとサウンド」というカテゴリをクリックするか、もしくはその下にある「デバイスとプリンターの表示」リンクを直接クリックすれば、目的のウィンドウをすぐに開けます。

「ハードウェアとサウンド」を選んだ場合は、表示された画面の中から「デバイスとプリンター」サブカテゴリをクリックしてください。

これでウィンドウが開き、現在接続中のデバイス、過去に接続したことのあるデバイス、さらにはネットワーク経由で通信した機器まで、すべてが一覧で表示されます。
Windows 10で「デバイスとプリンター」を開く方法② 設定アプリから
Windows 10にはもうひとつ、「設定」というユニバーサルアプリからアクセスする方法があります。設定アプリの起動は簡単で、Windowsキー + Iキーのショートカットを使えばすぐに開けます。

別の方法としては、スタートメニューから開くこともできます。Windowsキーを押すか、スタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、左側の細いバーに並ぶアイコンの中から「設定(歯車マーク)」をクリックしましょう。

設定アプリが起動しホーム画面が表示されたら、「デバイス」というカテゴリをクリックします。

画面が切り替わると、左側にナビゲーションペイン、右側に「プリンターとスキャナー」の内容が表示されます。ここで表示されるのはプリンターとスキャナーのみなので、コントロールパネル版の「デバイスとプリンター」を開きたい場合は、画面を一番下までスクロールして「デバイスとプリンター」というリンクをクリックしてください。

リンクをクリックすれば、コントロールパネルの「デバイスとプリンター」セクションが起動します。
Windows 10で「デバイスとプリンター」を開く方法③ 検索機能を使う
検索機能自体は古いWindowsにも存在していましたが、Windows 10の検索は格段に強力になりました。OS内のほぼどこからでも呼び出せて、オンライン検索にも対応しているのが魅力です。
この機能で「デバイスとプリンター」を見つけるには、まずWindowsキー + Sキーを押して検索画面を呼び出します。画面下部の検索ボックスに「devices and printers」または「デバイスとプリンター」と入力すると、その上部に検索結果が表示されるので、「デバイスとプリンター」というラベルの付いたショートカットをクリックしましょう。

ショートカットをクリックすれば、コントロールパネルの「デバイスとプリンター」が即座に開きます。これだけで、接続済みデバイスの確認やカスタマイズなどが自由に行えます。
Windows 8.1で「デバイスとプリンター」を開く方法
Windows 8.1をお使いの場合は、さらに簡単です。まずスタート画面を開き、キーボードで「devices」と入力するだけです。入力と同時に検索機能が起動し、打ち込んだ文字が自動的に検索ボックスに入力されます。

検索結果が検索ボックスの下に表示されるので、「デバイスとプリンター」というショートカットをクリックすれば、コントロールパネルの該当セクションが即座に開きます。
※なお、Windows 8.1およびWindows 7は現在Microsoftによるサポートが終了しています。セキュリティの観点から、可能であればWindows 10以降へのアップグレードをおすすめします。
Windows 7で「デバイスとプリンター」を開く方法
最後に、まだWindows 7を使い続けている方向けの手順です。まずスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、メニュー右下に表示されている「デバイスとプリンター」リンクをクリックするだけです。

これでWindows 7でも「デバイスとプリンター」が開きます。非常にシンプルですが、Microsoftが提供する最新機能をすべて楽しみたいなら、Windows 10以降への移行を検討してみてください。
「デバイスとプリンター」に表示されるデバイスの種類
「デバイスとプリンター」セクションには、パソコン本体に加えて、以下のような外部デバイスが表示されます。
- 外付けハードディスクドライブ
- ポータブル音楽プレーヤー
- スマートフォン
- タブレット
- デジタルカメラ
- マウス
- キーボード
- プリンター
- スキャナー
- Wi-Fi / ネットワークアダプター
- Bluetoothアダプター
- ネットワーク機器
- メディアエクステンダー
また、内蔵型のハードディスク、サウンドカード、DVD/Blu-rayドライブなどが「デバイスとプリンター」への情報表示に対応している場合、これらも同じ一覧に現れることがあります。
「デバイスとプリンター」に表示されないデバイス
反対に、CPU、RAM(メモリ)、内蔵ネットワークアダプターやNIC(ネットワークカード)、ビデオカードといった内蔵コンポーネントは、特別な対応がない限りこのセクションには表示されません。
また、外部接続のデバイスであっても、Windowsの「デバイスとプリンター」への情報表示に対応していない製品は、一覧に現れない場合があります。
「デバイスとプリンター」でできることは?
できる操作の範囲は、デバイスメーカーがどの程度の情報表示に対応させているか、そして接続されているデバイスの種類によって変わります。
たとえば多くのプリンターでは、アイコンをダブルクリックすると印刷待ちのドキュメント数(印刷キュー)が表示され、既定の用紙サイズなどの各種設定を管理できます。どんな情報が見られ、どんな操作が許可されているのかは、実際に触って確かめてみるのが一番です。

その他のデバイスの場合は、アイコンをダブルクリックすると「プロパティ」ウィンドウが開き、メーカー名、ドライバー、ハードウェア情報などを確認できます。
「デバイスとプリンター」を活用してデバイス管理を快適に
ご覧のとおり、Microsoftは「デバイスとプリンター」機能によって、接続中・接続履歴のあるデバイスを一元管理できる環境を実現しました。単なる一覧表示にとどまらず、デバイスの状態確認や細かな設定変更など、実用的な機能も多数備えています。
あなたのWindows 10マシンでこの機能を使ってみたことはありますか?デバイス管理に役立ちましたか?ぜひコメント欄であなたの体験談を聞かせてください。
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