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映画を保存するための完璧な外付けハードディスクを準備する方法

映画を保存するための完璧な外付けハードディスクを準備する方法

お気に入りの映画を外付けHDDにバックアップして、テレビやゲーム機につないで楽しむ——それは映画好きなら誰もが夢見ることです。「ブルーレイやDVDをハードディスクに焼けば完了」と思っている方も多いでしょう。

確かにその通りですが、実は考慮すべきポイントがいくつかあります。最も多くのデバイスと互換性のあるハードディスクのフォーマットは何か、アロケーションユニットサイズはどう設定するか、そして互換性と画質のバランスを取るのに最適な動画フォーマットは何か。この記事では、映画保存用の完璧な外付けハードディスクを準備するために知っておくべきすべてを解説します。

ハードディスクを正しくフォーマットする

映画専用のハードディスクを準備するなら、テレビ、DVD/Blu-rayプレーヤー、あるいはゲーム機に接続して使うことになるでしょう。ところが、これらのデバイスの多くはNTFSファイルシステムに対応していません。NTFSはPCだけで使う分にはセキュリティ機能が充実していてファイルサイズの制限もない優れた形式ですが、家庭用AV機器との相性は良くありません。

おすすめはexFAT形式でフォーマットすることです。exFATは従来のFAT32をベースにした形式で、最大のメリットはFAT32の「1ファイル約4GBまで」という厳しいサイズ制限がない点です。HD画質やBlu-ray品質の映画を保存するなら、これは非常に重要なポイントになります。

それでは、ハードディスクを汎用性の高い形式でフォーマットしましょう。外付けハードディスクをPCに接続し、「PC」を開いて「デバイスとドライブ」から対象のドライブを右クリックし、「フォーマット」を選択します。

映画を保存するための完璧な外付けハードディスクを準備する方法

ここでいくつかのオプションが表示されますが、注目すべきは「ファイルシステム」(exFATに変更)と「アロケーションユニットサイズ」の2つです。

映画を保存するための完璧な外付けハードディスクを準備する方法

アロケーションユニットサイズとは

アロケーションユニットサイズ(AUS)とは何か、と疑問に思う方もいるでしょう。アロケーションユニットは「クラスタ」とも呼ばれ、ハードディスク上の各ファイルはそのサイズに応じて一定数のクラスタを占有します。

小さなファイルを多数保存する場合は、2,000〜4,000KB程度のクラスタサイズが適しています。ファイルがクラスタサイズより小さければ、クラスタあたりの無駄な空き容量が少なくて済むためです。例えば、2MBのファイルを32MBのクラスタに保存すると、実質30MBもの容量を無駄にしてしまいます。

映画を保存するための完璧な外付けハードディスクを準備する方法

一方で、クラスタサイズが大きいほどドライブが読み込むクラスタの数が減るため、ファイルの読み込み速度やパフォーマンスが向上します。特にBlu-ray品質のような大容量動画では効果的です。映画用ハードディスクには小さなファイルはほとんど存在しない(字幕ファイルくらいかもしれません)ので、可能な限り最大のアロケーションユニットサイズを選ぶのがおすすめです。

最適な動画フォーマットを選ぶ

ここが少し厄介な部分です。最近のテレビやゲーム機に搭載されているメディアプレーヤーの多くは、DVDの標準形式であるMPEG-2を問題なく再生できるため、変換は不要です。

しかしBlu-rayになると話は変わります。PS4やXbox OneであればBlu-ray形式(M2TS)の動画をそのまま再生できますが、テレビ内蔵のメディアプレーヤーでは対応していないケースがあり、DVDプレーヤーのプレーヤーソフトではまず再生できません。不思議なことに、Blu-rayプレーヤー本体のメディアプレーヤーでもM2TS非対応のものがあります。

そこで、M2TS動画をより汎用性の高い形式に変換しましょう。MP4形式+H.264コーデックへの変換がベストです。H.264は幅広いデバイスでサポートされており、高品質な映像を実現できます。変換には無料の動画編集ソフト「Avidemux」がおすすめです。

AvidemuxでM2TSファイルを開き、左側のパネルで「Video Output」を「H264」、「Output Format」を「MP4 Muxer」に変更します。音声は互換性を最大化するため「AAC (Faac)」に変換し、「Configure」ボタンからビットレートを192kbps以上に設定すると、快適な音質が得られます。

映画を保存するための完璧な外付けハードディスクを準備する方法

設定が完了したら、画面左上のフロッピーディスクアイコンをクリックして、変換した動画を保存します。

補足: 無料ソフト「HandBrake」を使ってMP4形式に変換することもできます。

まとめ

いかがでしたか?映画鑑賞用の外付けハードディスクのセットアップには、思ったよりも少し工夫が必要です。しかし、フォーマット形式・アロケーションユニットサイズ・動画フォーマットという3つのポイントを押さえておけば、大切な映画コレクションをどのデバイスでも自由に楽しめるようになるはずです。

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