Xbox One用外付けハードディスクをPCで使えるようにフォーマットする方法
MicrosoftのXbox Oneのストレージ容量は、外付けハードドライブを使えば簡単に拡張できます。しかし、追加ストレージが不要になったとき、そのドライブをPCにつないですぐに使えるわけではありません。実際、PC側ではドライブが接続されたこと自体を認識してくれません。そこで本記事では、Xbox One用にフォーマットされた外付けハードドライブを、PCで再利用できるようにする方法を詳しく解説します。
なぜXbox Oneで使ったドライブはPCでそのまま使えないのか?
WindowsとXbox OneはどちらもMicrosoftが開発しているのだから、ドライブを機器間で使い回せてもよさそうに思えます。ところが残念ながら、そうはいきません。ハードドライブをXbox Oneの外部ストレージとしてフォーマットすると、以降はWindows PCから認識されなくなります。
ディスク版・ダウンロード版を問わず、すべてのゲームデータはXbox Oneのドライブに書き込まれます。近年のゲームは容量が非常に大きいため、ゲームの一部または全部をハードドライブにインストールすることでロード時間が短縮される仕組みです。ゲームデータの大部分がハードディスク上に保存される以上、MicrosoftとしてはPCから自由にそのデータへアクセスできる状態にはしたくありません。つまり、WindowsがXbox One形式のドライブを認識しない理由は、不正コピー(海賊行為)対策にあるのです。
外付けドライブをXbox Oneから取り外す前に行うべきこと
Xbox One本体を売却する予定がない限り、外付けハードドライブ上のゲームデータはすべて残しておきたいはずです。より大容量の外付けドライブへ乗り換える場合でも、ゲームデータをXbox Oneの内蔵ストレージへ移したい場合でも、ドライブを取り外す前に必ずデータを退避させておきましょう。
データを移行するには、まずコントローラー中央のXboxボタンを押してガイドメニューを開きます。LB/RBボタンで「プロフィールとシステム」まで移動し、「設定」を選択してAボタンを押します。設定メニューが開いたら「システム」を選び、「ストレージ」という項目を選択します。次の画面には、Xbox Oneの内蔵ドライブと外付けドライブが表示されます。外付けドライブを選んでAボタンを押し、ポップアップメニューから「転送」を選びましょう。
ここで、内蔵ドライブへ転送したいゲームデータを個別に選択できます。すべてを移す場合は「すべて選択」を選びましょう。最後に「選択したものを移動」を選ぶと転送が始まります。外付けドライブに保存されているゲームの数によっては、この処理にはある程度時間がかかります。
Xbox One用外付けハードドライブをフォーマットする手順
ゲームデータをすべて移し終えたら、外付けドライブをWindows PCに接続します。エクスプローラーを開いてもドライブが一切表示されないことに気づくでしょうが、これは正常な挙動です。Microsoftが意図的に、WindowsとXbox One形式ドライブとの通信を無効化しているためです。とはいえ、NTFS形式に再フォーマットすれば、Windowsが認識して使えるようになります。手順は以下の通りです。
1. 「ディスクの管理」を起動する
フォーマットには、Windows標準のユーティリティ「ディスクの管理」を使用します。
タスクバーのWindowsボタンをクリックしてスタートメニューを開き、アプリは選ばずにそのまま「disk management」と入力します。「ハードディスクのパーティションの作成とフォーマット」という項目が表示されるので、これをクリックしてディスクの管理ウィンドウを開きましょう。
2. 外付けハードドライブを初期化する
ディスクの管理を開くと、画面が上下2つのセクションに分かれています。上半分にはPCに接続中のハードディスクの一覧が表示されるだけで、操作は下半分で行います。
下半分にも接続中のディスクが表示されます。ここから、Xbox Oneで使っていた外付けハードドライブを探しましょう。未割り当て領域を持つ「認識されていないディスク」として表示されているはずです。対象のディスク名を右クリックし、「ディスクの初期化」を選択します。続いてポップアップが表示され、パーティションスタイルとしてMBR(マスターブートレコード)かGPT(GUIDパーティションテーブル)のどちらを使うかを尋ねられます。Windows 10ではGPTがデフォルトになっており、多くのメリットがあるため、基本的にはGPTのまま進めて問題ありません。
3. ボリュームを作成してフォーマットする
ディスクを初期化したら、次にWindowsが読み取れるボリュームを作成します。「未割り当て」と表示された領域を右クリックし、「新しいシンプル ボリューム」を選択してください。ウィザードが起動し、外付けハードドライブをPCで使えるようにフォーマットしてくれます。あとは「次へ」ボタンを押しながら案内に従うだけです。
ドライブ文字の割り当てや、NTFS以外のファイルシステムへのフォーマットなど、細かい設定を変更したい場合はこのウィザード内で行えます。最後に「完了」をクリックすればフォーマット作業は終了です。これで、Windows 10に正しく認識される外付けハードドライブが完成しました。
Xbox Oneのストレージ容量に悩んでいる方は、Xbox Oneで外付けハードドライブを活用する方法をまとめたガイドもぜひ参考にしてみてください。
画像クレジット:External drive connected to computer by DepositPhotos
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