C++のプリミティブデータ型(基本データ型)とは?6つの型をわかりやすく解説
プリミティブ型とは
プリミティブ型(基本データ型)とは、表現できる値の性質が非常に単純なデータ型のことです。具体的には、数値・文字・真偽値といった基本的な値を扱います。
プリミティブ型は、あらゆるプログラミング言語における最も基本的な構成要素であり、これらを組み合わせることで、配列や構造体などのより複雑なデータ型が作られています。C++を学ぶうえで、まず最初に押さえておきたい重要な概念です。
C++の主なプリミティブデータ型
C++には、以下の6種類のプリミティブデータ型が用意されています。
| 番号 | 型名 | 説明 |
|---|---|---|
| 1 | bool | trueまたはfalseのいずれかの真偽値を格納します。 |
| 2 | char | 通常は1オクテット(1バイト)の整数型です。1文字を表現するのに使われます。 |
| 3 | int | 実行環境にとって最も自然なサイズで整数を扱います。 |
| 4 | float | 単精度浮動小数点数を表します。 |
| 5 | double | 倍精度浮動小数点数を表します。floatよりも高い精度で小数を扱えます。 |
| 6 | void | 「型がないこと」を表す特殊な型です。戻り値を持たない関数などに使用されます。 |
各型の一般的なサイズ
C++の規格上、intやfloatなどの正確なサイズは処理系(コンパイラや環境)に依存しますが、一般的な32ビット/64ビット環境では以下のようなサイズになることが多いです。
- bool: 1バイト
- char: 1バイト
- int: 通常4バイト
- float: 4バイト
- double: 8バイト
- void: サイズなし(値を保持しない)
正確なサイズを確認したい場合は、sizeof演算子を使って実際に調べることができます。プログラムの移植性を高めるためにも、サイズを前提としたコードを書く際は注意が必要です。
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