C言語のdifftime()ライブラリ関数の使い方を解説
この記事では、C言語標準ライブラリに含まれる difftime() 関数について解説します。difftime() は、2つの時刻値の差(経過秒数)を求めるために使用される関数です。
difftime() は2つの time_t 型の時刻引数を受け取ります。第1引数には「終了時刻」、第2引数には「開始時刻」を指定し、戻り値として両者の差が double 型(秒単位)で返されます。なお、time1 が time2 より後の場合、結果は負の値になる点に注意してください。
プロトタイプ
double difftime(time_t time1, time_t time2);
サンプルコード
以下は、処理開始時刻と終了時刻を取得し、その差を difftime() で計算する簡単なプログラムです。sleep() を使って5秒間待機した後、実際の経過時間を表示します。
#include <time.h>
#include <stdio.h>
#include <unistd.h>
main() {
int sec;
time_t time1, time2;
/* 処理開始時刻を取得 */
time(&time1);
printf("Current Time: %ld\n", time1);
for (sec = 1; sec <= 5; sec++) {
sleep(1); /* 1秒待機 */
printf("Count: %d\n", sec);
}
/* 処理終了時刻を取得 */
time(&time2);
printf("Ending Time: %ld\n", time2);
/* 時刻の差を表示 */
printf("Difference is %.2f seconds", difftime(time2, time1));
}実行結果
Current Time: 1554918635 Count: 1 Count: 2 Count: 3 Count: 4 Count: 5 Ending Time: 1554918640 Difference is 5.00 seconds
解説
このプログラムでは、まず time(&time1) によって現在の時刻(エポックからの経過秒数)を取得しています。その後、for ループ内で sleep(1) を呼び出すことで、合計5秒間待機します。ループ終了後に再び time(&time2) で時刻を取得し、difftime(time2, time1) を呼び出すことで、開始から終了までの経過時間である「5.00秒」が正確に出力されます。
difftime() は、パフォーマンス測定やタイマー処理など、プログラム内で経過時間を計算したい場面で広く活用できる便利な関数です。
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