C++
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C++でUnicode文字を出力する方法

C++でUnicode文字を出力するのは、通常の文字列出力とほとんど同じ手順で行えます。

ポイントは、Unicodeのコードポイントの前に「\u」というプレフィックス(接頭辞)を付けることです。これにより、文字列リテラル内で直接Unicode文字を指定し、正しく表示することができます。

注意:使用しているコンソールやターミナルがUnicodeに対応していない場合、期待どおりの結果を得ることはできません。本記事では、Unicodeを標準サポートしているLinux環境を使用して動作を確認しています。

なお、この形式はC++11以降で導入された「ユニバーサル文字名(universal character name)」と呼ばれる記法で、ソースコードをASCIIだけで記述しながら、世界中のあらゆる文字を表現できるのが特徴です。

サンプルコード

以下の例では、デーバナーガリー文字(ヒンディー語などで使われる文字)を3つ出力しています。\u092Eは「म」、\u0938は「स」、\u0915は「क」にそれぞれ対応します。

#include <iostream>
using namespace std;
int main() {
    cout << "Character: \u092E\n";
    cout << "Character: \u0938\n";
    cout << "Character: \u0915\n";
}

実行結果

Character: म
Character: स
Character: क

補足:Windows環境での注意点

Windowsの標準コンソール(cmd.exe)では、既定のコードページがShift-JISなどのロケール依存エンコーディングになっているため、上記の出力が文字化けする場合があります。その場合は、プログラム冒頭で次のようにコードページをUTF-8に変更すると改善します。

#include <windows.h>

int main() {
    SetConsoleOutputCP(CP_UTF8); // コンソールをUTF-8に設定
    // 以降にUnicode出力処理を記述
}

このように、環境側の文字エンコーディング設定さえ適切に行えば、C++でも簡単に多言語のUnicode文字を扱うことができます。

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