C言語で独自のヘッダーファイル(.h)を作成して使う方法を解説
この記事では、C言語で自分専用のヘッダーファイルを作成し、プログラムから利用する方法を解説します。
ヘッダーファイルの作り方
ヘッダーファイルを作るには、拡張子が .h のファイルを新規作成します。ヘッダーファイルには main() 関数は含めません。代わりに、複数のプログラムで共有したい変数や関数の宣言・定義を記述します。
たとえば「my_header.h」という名前のファイルを作成し、以下のように変数と関数を定義できます。
int MY_VAR = 10;
int add(int x, int y){
return x + y;
}
int sub(int x, int y){
return x - y;
}
int mul(int x, int y){
return x * y;
}
int negate(int x){
return -x;
}
ヘッダーファイルの使い方
作成したヘッダーファイルを使うには、メインのプログラムと同じディレクトリ(フォルダ)に配置しておく必要があります。そのうえで、#include ディレクティブを使ってヘッダーファイルを読み込みます。
標準ライブラリとは異なり、自作のヘッダーファイルは山括弧 < > ではなくダブルクォート " " で囲んで指定するのがポイントです。
#include "my_header.h"
ダブルクォート形式の場合、コンパイラはまず現在のディレクトリ内を検索するため、自作ヘッダーの読み込みに適しています。
サンプルプログラム
それでは、自作ヘッダーを読み込んで利用する実際のプログラムを見てみましょう。
#include <stdio.h>
#include "my_header.h"
main(void) {
printf("MY_VAR の値: %d\n", MY_VAR);
printf("(50 + 84) の値: %d\n", add(50, 84));
printf("(65 - 23) の値: %d\n", sub(65, 23));
printf("(3 * 15) の値: %d\n", mul(3, 15));
printf("15 の負の値: %d\n", negate(15));
}
実行結果
MY_VAR の値: 10 (50 + 84) の値: 134 (65 - 23) の値: 42 (3 * 15) の値: 45 15 の負の値: -15
まとめ
- ヘッダーファイルは拡張子 .h で作成し、
main()関数は含めない - 共通で使いたい変数や関数をヘッダー側に定義する
- ヘッダーファイルは呼び出すプログラムと同じディレクトリに置く
#include "ファイル名.h"のようにダブルクォートで読み込む
この仕組みを活用すれば、関数を複数のソースファイル間で簡単に共有でき、コードの再利用性と保守性が大きく向上します。
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