C++とJavaにおけるforeachループの使い方をわかりやすく解説
C++とJavaには、通常のforループとは異なる「foreachループ」(Javaでは拡張forループとも呼ばれます)が用意されています。このループはC言語には存在せず、C++ではC++11から、JavaではJDK 1.5.0から導入されました。
foreachループの最大のメリットは、初期化・条件判定・インクリメント/デクリメントといった処理を記述せずに済むため、配列やコンテナ内の各要素へすばやくシンプルにアクセスできる点です。名前は「foreach」ですが、実際の記述には「for」キーワードを使用する点に注意しましょう。構文は通常のforループとは異なります。
foreachループの基本構文
for(データ型 item : 配列) {
// 処理
}
コロン(:)の左側に要素を受け取る変数を、右側に走査対象の配列やコンテナを指定します。これだけで全要素を順番に処理できます。
C++でのforeachループ
まずはC++での具体例を見てみましょう。int型配列の全要素を順番に出力しています。
サンプルコード
#include <iostream>
using namespace std;
int main() {
int myArr[] = { 99, 15, 67 };
// foreachループ
for (int ele : myArr)
cout << ele << endl;
}
実行結果
99 15 67
Javaでのforeachループ
続いてJavaの例です。int型配列だけでなく、String型の配列にも同じ構文でアクセスできる点がポイントです。
サンプルコード
public class Test {
public static void main(String args[]) {
int [] numbers = {10, 20, 30, 40, 50};
for(int x : numbers ) {
System.out.print( x );
System.out.print(",");
}
System.out.print("\n");
String [] names = {"James", "Larry", "Tom", "Lacy"};
for( String name : names ) {
System.out.print( name );
System.out.print(",");
}
}
}
実行結果
10, 20, 30, 40, 50, James, Larry, Tom, Lacy,
まとめ
foreachループを使えば、配列やコレクションの全要素に対する処理を簡潔に記述できます。添字(インデックス)管理が不要になるため、範囲外アクセスなどのミスも減らせます。C++11以降、Java 5以降で利用可能な便利な機能なので、要素の列挙処理が必要な場面では積極的に活用しましょう。
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