C++で3つ以上の数値(または配列)の最大公約数(GCD)を求める方法
本記事では、3つ以上の数値の最大公約数(GCD)をC++で求める方法を解説します。
2つの数値のGCDを求めるのは簡単ですが、3つ以上の数値を扱う場合はGCDの結合法則を利用します。例えば、{w, x, y, z} のGCDを求めたい場合、以下のように段階的に計算します。
- まず {gcd(w, x), y, z} を計算
- 次に {gcd(gcd(w, x), y), z) を計算
- 最後に {gcd(gcd(gcd(w, x), y), z)} を計算
この手法を配列に適用すれば、任意の個数の数値に対してGCDを簡単に求めることができます。
アルゴリズム
gcd(a, b)
begin if a is 0, then return b end if return gcd(b mod a, a) end
getArrayGcd(arr, n)
begin res := arr[0] for i in range 1 to n-1, do res := gcd(arr[i], res) done return res; end
配列の先頭要素を初期値とし、残りの要素を順番に前の結果とGCD計算していくことで、全体のGCDが得られます。
C++コード例
#include<iostream>
using namespace std;
int gcd(int a, int b) {
if (a == 0)
return b;
return gcd(b%a, a);
}
int getArrayGcd(int arr[], int n) {
int res = arr[0];
for(int i = 1; i < n; i++) {
res = gcd(arr[i], res);
}
return res;
}
main() {
int arr[] = {4, 8, 16, 24};
int n = sizeof(arr)/sizeof(arr[0]);
cout << "GCD of array elements: " << getArrayGcd(arr, n);
}実行結果
GCD of array elements: 4
このプログラムでは、ユークリッドの互除法を用いた再帰関数 gcd() により2つの数値のGCDを求め、getArrayGcd() 関数でそれを配列全体へ拡張しています。配列 {4, 8, 16, 24} の各要素を順に処理した結果、最大公約数である「4」が出力されます。
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