C++で数値のパリティを効率的に求める方法を解説
パリティとは
この記事では、与えられた数値Nのパリティを求めるC++プログラムについて解説します。
パリティとは、数値を2進数で表したときに含まれる「1」の個数(セットビット数)を指します。
2進表現における「1」の個数が偶数であれば「偶数パリティ(Even Parity)」、奇数であれば「奇数パリティ(Odd Parity)」と呼ばれます。
効率的なアルゴリズム
与えられた数値をNとするとき、以下の手順で演算を行うことで、パリティを高速に求めることができます。
- y = N ^ (N >> 1)
- y = y ^ (y >> 2)
- y = y ^ (y >> 4)
- y = y ^ (y >> 8)
- y = y ^ (y >> 16)
これらの演算をすべて実行した後、yの最下位ビット(右端のビット)がその数値のパリティを表します。最下位ビットが1であれば奇数パリティ、0であれば偶数パリティとなります。
この手法は「XOR畳み込み」と呼ばれるテクニックで、上位ビットと下位ビットを16ビット→8ビット→4ビット→2ビット→1ビットと段階的に折りたたむことで、32ビット整数のパリティをわずか5回のシフト演算とXOR演算で計算できます。ビットを1つずつ数える方法と比較して、処理速度が大幅に向上するのが特徴です。
サンプルコード
#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
bool calc_parity(int N) {
int y;
y = N ^ (N >> 1);
y = y ^ (y >> 2);
y = y ^ (y >> 4);
y = y ^ (y >> 8);
y = y ^ (y >> 16);
// 最下位ビットの確認
if (y & 1)
return 1;
return 0;
}
int main() {
int n = 1345;
int result = calc_parity(n);
if (result == 1)
cout << "Odd Parity" << endl;
else
cout << "Even Parity" << endl;
return 0;
}
実行結果
Even Parity
この例では、n = 1345(2進数で「10101000001」)に含まれる「1」の個数は4個(偶数)であるため、「Even Parity(偶数パリティ)」が出力されます。
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