C++でピアポント素数をすべて出力する方法
この記事では、整数 n が与えられたとき、n 未満にあるすべてのピアポント素数(Pierpont Prime)を求めて出力する方法を解説します。
ピアポント素数とは
ピアポント素数とは、次の形式で表される特殊な素数のことです。
p = 2i × 3k + 1
ここで p は素数、i と k は非負の整数です。つまり「2 のべき乗と 3 のべき乗の積に 1 を加えた数」が素数となるとき、その数をピアポント素数と呼びます。たとえば 13 = 22×31+1、19 = 21×32+1、37 = 22×32+1 であり、これらはすべてピアポント素数です。
入力例と出力例
入力: n = 50
出力: 2, 3, 5, 7, 13, 17, 19, 37
解法の考え方
この問題を解くには、条件を満たすすべての素数を見つける必要があります。そのため、次の手順で処理を進めます。
- 2 のべき乗と 3 のべき乗を組み合わせ、2i×3k+1 の形で表され、かつ n 未満となる候補数をすべて列挙します。
- エラトステネスの篩を用いて、各候補が素数かどうかを判定します。
- 候補の中から素数であるものだけを出力します。
C++での実装例
上記の解法を実装したプログラムは次のとおりです。
#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
void printPierpontPrimes(int n){
bool arr[n+1];
memset(arr, false, sizeof arr);
int two = 1, three = 1;
while (two + 1 < n) {
arr[two] = true;
while (two * three + 1 < n) {
arr[three] = true;
arr[two * three] = true;
three *= 3;
}
three = 1;
two *= 2;
}
vector<int> primes;
for (int i = 0; i < n; i++)
if (arr[i])
primes.push_back(i + 1);
memset(arr, false, sizeof arr);
for (int p = 2; p * p < n; p++) {
if (arr[p] == false)
for (int i = p * 2; i < n; i += p)
arr[i] = true;
}
for (int i = 0; i < primes.size(); i++)
if (!arr[primes[i]])
cout<<primes[i]<<"\t";
}
int main(){
int n = 50;
cout<<"All Pierpont Prime Numbers less than "<<n<<" :\n";
printPierpontPrimes(n);
return 0;
}
実行結果
All Pierpont Prime Numbers less than 50 are : 2 3 5 7 13 17 19 37
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