C++で無向グラフの辺(エッジ)の数を数える方法
無向グラフと辺の数を数える問題
今回の課題は、無向グラフに含まれる辺の数を数えることです。無向グラフとは、複数の頂点(ノード)を双方向の辺で結んで構成されるグラフのことで、あるノードから接続先のノードへ、どちらの方向にも移動できるのが特徴です。
下図は無向グラフを視覚的に表したものです。

この問題では、与えられた無向グラフの中に辺が何本あるかを求めます。グラフにおける辺とは、2つの頂点を結ぶ線のことです。
入力:
insert(graph_list, 0, 1); insert(graph_list, 0, 2); insert(graph_list, 1, 2); insert(graph_list, 1, 4); insert(graph_list, 2, 4); insert(graph_list, 2, 3); insert(graph_list, 3, 4);
出力:
count of edges are: 7
問題を解くためのアプローチ
- グラフの全頂点の隣接リストを格納するリストを初期化し、値を順に挿入します。
- count_edges関数内で、辺の数を保持するための変数 count = 0 を宣言します。
- ループを使ってリストを最後の頂点まで走査し、各頂点の graph_list[i].size()(隣接する頂点の数=次数)を count に加算していきます。
- 最後の頂点まで走査できたら、count の値を2で割り、結果を出力します。
なぜ2で割るのかというと、無向グラフでは1本の辺が両方の頂点からそれぞれカウントされるため、次数の合計は実際の辺数のちょうど2倍になるからです。したがって、合計を2で割ることで正確な辺の総数が求まります。
サンプルコード
#include<bits/stdc++.h>
using namespace std;
// 頂点を挿入する関数
void insert(list<int> graph_list[], int u, int v){
graph_list[u].push_back(v);
graph_list[v].push_back(u);
}
// 辺の総数を数える関数
void count_edges(list<int> graph_list[], int v){
int count=0;
// 最後の頂点までループを走査する
for (int i = 0 ; i < v ; i++){
count += graph_list[i].size();
}
count = count/2;
cout<<"count of edges are: "<<count;
}
int main(int argc, char* argv[]){
// グラフに5つの頂点を作成する
int vertices = 5;
// グラフを作成するためのリストを宣言し、頂点数を渡す
list<int> graph_list[vertices];
// リスト変数、頂点、接続先の頂点を渡してinsert関数を呼び出す
insert(graph_list, 0, 1);
insert(graph_list, 0, 2);
insert(graph_list, 1, 2);
insert(graph_list, 1, 4);
insert(graph_list, 2, 4);
insert(graph_list, 2, 3);
insert(graph_list, 3, 4);
// 辺の数を数えるcount_edges関数を呼び出す
count_edges(graph_list, vertices);
return 0 ;
}実行結果
上記のコードを実行すると、次の出力が得られます。
count of edges are: 7
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