Node.jsのcrypto.getHashes()メソッドとは?使い方とサポートされるハッシュアルゴリズム一覧の取得方法
crypto.getHashes()メソッドは、Node.jsでサポートされているすべてのハッシュアルゴリズムの名前を配列形式で返します。cryptoモジュールには非常に多くのハッシュアルゴリズムが用意されており、その中でも歴史的によく使われてきたのが「MD5(Message-Digest Algorithm 5)」です。ただし、MD5には衝突耐性の脆弱性があるため、現在ではセキュリティ用途にはSHA-256やSHA3系など、より強力なアルゴリズムを使うことが推奨されています。
構文
crypto.getHashes()
引数(パラメータ)
このメソッドは、サポートされているハッシュアルゴリズムの一覧を単純に返すだけなので、引数を受け取りません。
戻り値
利用可能なハッシュアルゴリズム名を要素として持つ文字列の配列を返します。返される一覧は、Node.jsが内部で使用しているOpenSSLのバージョンによって異なる場合があります。
使用例
まず、「getHashes.js」という名前のファイルを作成し、以下のコードをコピーして貼り付けてください。ファイル作成後、次のコマンドでプログラムを実行できます。
node getHashes.js
getHashes.js
// ハッシュアルゴリズム一覧を取得するNode.jsデモプログラム
// cryptoモジュールの読み込み
const crypto = require('crypto');
// getHashes()メソッドの呼び出し
const cipher = crypto.getHashes();
// 取得した全アルゴリズムの一覧を出力
console.log("サポートされているハッシュアルゴリズム一覧:", cipher);
実行結果
上記のコードを実行すると、以下のようにサポートされているハッシュアルゴリズムの一覧が出力されます。
C:\home\node>> node getHashes.js サポートされているハッシュアルゴリズム一覧: [ 'RSA-MD4', 'RSA-MD5', 'RSA-RIPEMD160', 'RSA-SHA1', 'RSA-SHA1-2', 'RSA-SHA224', 'RSA-SHA256', 'RSA-SHA3-224', 'RSA-SHA3-256', 'RSA-SHA3-384', 'RSA-SHA3-512', 'RSA-SHA384', 'RSA-SHA512', 'RSA-SHA512/224', 'RSA-SHA512/256', 'RSA-SM3', 'blake2b512', 'blake2s256', 'md4', 'md5', 'ripemd160', 'sha1', 'sha224', 'sha256', 'sha3-224', 'sha3-256', 'sha3-384', 'sha3-512', 'sha384', 'sha512', 'shake128', 'shake256', 'sm3', 'whirlpool' ... ]
まとめ
crypto.getHashes()を使えば、環境で利用可能なハッシュアルゴリズムを簡単に確認できます。実際にハッシュ値を生成する際は、crypto.createHash('sha256')のように、ここで取得したアルゴリズム名を指定して使用します。セキュリティが重要な用途では、SHA-256以上の強度を持つアルゴリズムを選択するようにしましょう。
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