Node.jsのassert.notEqual()関数とは?使い方を徹底解説
Node.jsのassertモジュールは、プログラム内で値や条件を検証する(アサーションを行う)ための多彩な機能を提供する組み込みモジュールです。その中でもassert.notEqual()は、「2つの値が等しくないこと」を確認するために使用されるメソッドです。もし比較した両者の値が等しかった場合には、AssertionErrorがスローされます。
構文
assert.notEqual(actual, expected, [message])
パラメータ
各パラメータの詳細は以下の通りです。
actual — 検証の対象となる実際の値を指定します。
expected — actualと比較される期待値を指定します。
message — 省略可能なパラメータです。エラー発生時に表示される、ユーザー独自のエラーメッセージを設定できます。
assertモジュールのインストール
npm install assert
assertモジュールはNode.jsに標準で組み込まれているため、通常はこのインストール作業を省略できます。ただし、最新バージョンのassertモジュールを使用したい場合は、以下のコマンドで現在のバージョンを確認できます。
npm version assert
モジュールのインポート
コード内でassertモジュールを使用するには、まずrequireを使ってインポートします。.strictを付けることで、厳密(strict)モードのアサーション関数を利用できます。
const assert = require("assert").strict;使用例1:値が等しくない場合
まず「notEqual.js」という名前のファイルを作成し、以下のコードをコピーしてください。ファイル作成後は、次のコマンドで実行できます。
node notEqual.js
notEqual.js
// モジュールのインポート
const assert = require('assert').strict;
var a = 3;
var b = "3";
try {
// a と b が等しくないかチェック
assert.notEqual(a, b)
console.log("a & b are not equal")
} catch(error) {
console.log("Error Occured: ", error)
}実行結果
C:\home\node>> node notEqual.js a & b are not equal
この例では、数値の 3 と文字列の "3" を比較しています。assert.notEqual()は厳密不等価演算子(!==)と同様の比較を行うため、型が異なるこれら2つの値は「等しくない」と判断され、正常に処理が完了します。
使用例2:値が等しい場合
続いて、同じ値同士を比較した場合の動作を見てみましょう。
// モジュールのインポート
const assert = require('assert').strict;
var a = 3;
var b = 3;
try {
// a と b が等しくないかチェック
assert.notEqual(a, b)
console.log("a & b are not equal")
} catch(error) {
console.log("Error Occured: ", error)
}実行結果
C:\home\node>> node notEqual.js
Error Occured: { AssertionError [ERR_ASSERTION]: Identical input passed to
notStrictEqual: 3
at Object.<anonymous> (/home/node/test/assert.js:10:9)
at Module._compile (internal/modules/cjs/loader.js:778:30)
at Object.Module._extensions..js (internal/modules/cjs/loader.js:789:10)
at Module.load (internal/modules/cjs/loader.js:653:32)
at tryModuleLoad (internal/modules/cjs/loader.js:593:12)
at Function.Module._load (internal/modules/cjs/loader.js:585:3)
at Function.Module.runMain (internal/modules/cjs/loader.js:831:12)
at startup (internal/bootstrap/node.js:283:19)
at bootstrapNodeJSCore (internal/bootstrap/node.js:623:3)
generatedMessage: true,
name: 'AssertionError [ERR_ASSERTION]',
code: 'ERR_ASSERTION',
actual: 3,
expected: 3,
operator: 'notStrictEqual' }この例では a と b の両方が数値の 3 で等しいため、assert.notEqual()は検証に失敗し、AssertionError [ERR_ASSERTION] がスローされます。エラーメッセージ内の operator: 'notStrictEqual' という情報からも、この関数が厳密な比較を行っていることがわかります。
このように、assert.notEqual()はテストコードやデバッグ時に「特定の値が意図せず一致していないか」を保証したい場面で非常に便利な機能です。
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